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なぜ「タクシー運転手はやめとけ」と言われるのか|現役ドライバーが考える11の理由
なぜ「タクシー運転手はやめとけ」っていわれるの?
実際にドライバーをやっている人に、仕事の実態を教えてほしい。
本記事では、このようなお悩みを解決します。
この記事を書いている私は、タクシー歴6年の現役ドライバーです。
タクシー業界に身を置く私が、「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由とポジティブな捉え方について、実体験にもとづいて解説しています。
家族や友人などに、タクシー運転手になることについて反対される方も多いと思います。理由としてよく挙げられるのは、例えば次のようなものです。
- 歩合制がきつい
- 社会的なイメージが悪い
- 将来的にタクシー運転手がいらなくなる?
特に収入に直結する「歩合制」については、やはり他の職業から見ると少し特殊なので、気になる方も多いのではないでしょうか。私も実際気になりましたし、周りから反対された時にも言われました。
まずは私の考えをお伝えすると、「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由はたくさんありますが、それだけでこの職業をあきらめるのはもったいないということです。
確かに「きつい」と感じるところはありますが、私にとってはそれ以上の魅力がタクシー運転手にはあるからです。
私は、タクシー運転手になって以下のような日常を手に入れました。
- タクシーの給料で十分に家族を養えている
- 職場の不毛な人間関係で悩むことがなくなった
- お客様からの感謝の言葉が、純粋にうれしい
- 好きなこと(運転や接客)を活かして働けている
- 休日は完全にオフモード、好きなことに全集中できる
私も、タクシー運転手になるときは、家族や周りの人から「タクシー運転手はやめた方がいい」と反対されました。歩合制で収入が安定しないというイメージや、職業に対する印象が良くないというのがその理由です。
でも今は、タクシー運転手という職業を選んで本当に良かったと感じています。
とはいえ、感じ方は人それぞれですし、実際にやめといたほうがいい人がいるのも事実です。
この記事では、現役タクシードライバーが見た「タクシー運転手はやめとけと言われる理由」と、実際はどうなのかについて実例をあげながら解説していきます。実際のタクシーの現場を知り、本当にやめといた方が良いのか考えていきましょう。
あなた自身がタクシー運転手を目指す上での判断基準になれば嬉しいです。
- 「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由
- 本当にやめとくべきなのか? 現役ドライバーが教えるこの仕事の実際
- タクシー運転手に向いている人と向いてない人
ブログの筆者について
もしもあなたがタクシードライバーになるということは決めていて、それでもまだ不安があるのなら、業界専門の転職エージェントに相談してみるのも1つの方法です。
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それでは、「やめとけ」と言われる理由について、次の章から詳しく見ていきましょう。
「タクシー運転手はやめとけ」と言われる11の理由
「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由は、次のとおりです
- 給料が歩合制できつい
- 勤務時間が長い
- お客さまトラブルがきつい
- 事故を起こすリスクがある
- 犯罪にあうリスクがある
- 社会的なイメージが悪い
- 若い人がやる仕事ではない
- 他業種への転職が難しくなる
- 個人タクシーになるまで10年かかる
- 地方では稼げない?
- 将来的にタクシー運転手がいらなくなる可能性がある
たくさんありますよね…。これは実際に私が「タクシー運転手になりたい」と周囲に相談したときにもらった反応です。
一見デメリットに見えるこれらも、実はメリットになることもあります。
「やめとけ」と言われる理由を裏返してみると、以下のような感じになります。
- 歩合制がきつい
→売上が伸びると給料が増えるというモチベーションになる - 社会的なイメージが悪い
→どんな職種にも変な人はいる。気にしなければオッケー - 将来的にタクシー運転手がいらなくなる?
→自動運転には代替できないサービス力を身につければ、逆に価値の高い運転手になれる
このように考えてみると、そんなに悪くないんじゃないでしょうか。
とはいえ、タクシー運転手はすべての人におすすめできる仕事ではありません。どんな仕事にも、向き不向きは必ずあります。
これまでに上げたデメリットや「やめとけ」と言われる理由について詳しく書いていくので、あなた自身がそれをデメリットだと感じるかどうか考えてみてください。
それぞれのデメリットは、タクシー運転手になってすぐに感じるものもあれば、年数を追うごとに強くなっていくものもあります。
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
理由1:給料が歩合制できつい
タクシー運転手の給料は歩合制が基本なので、売上がなければ給料がもらえません。
- 走っても走ってもお客様が乗ってこない
- 体調を崩して働けない
- 免停になった
こんなとき、今月の給料のことばかりを考えてしまい、「タクシー運転手はきつい…」と感じます。
実際には、歩合率50~60%のタクシー会社がほとんどですので、給料がゼロになるということはないのですが…。それでも、売上がその月の給料に直接影響するのは「つらい」と感じる部分は大きいです。
1日の平均売上が30,000円のドライバーで歩合率60%の場合、風邪で1日休んでしまうと18,000円の稼ぎが失われることになるのです。
歩合制だから、タクシーに乗らないと給料がもらえません。このことが「タクシー運転手はやめとけ」と言われる大きな理由の1つです。
タクシードライバーの歩合制について詳しく知りたい方は、以下の記事で歩合制のしくみや実際の歩合率などを解説しています。歩合率を計算して転職後の給料のシミュレーションをしてみると不安も少なくなるかもしれません。
また、歩合制ではなく、一般的な会社員のように固定給を採用している会社もあります。まだまだ業界では少数派ですが、歩合給に対して抵抗がある方は、固定給のタクシー会社を探してみるのもありです。
以下の記事では、固定給を採用している豊玉タクシーについて解説していますので、参考にしてみてください。
実際:実は歩合制には良いところもある
「タクシー運転手は歩合制で給料きついからやめとけ」と言われることは確かに一理ありますが、歩合制には良いところもあります。
- 時間の融通がきく
- 売上のことで上司に怒られない
- サービス残業がない
歩合制の隠れた恩恵についても知っておきましょう。それぞれ詳しく解説していきます。
時間の融通がきく
タクシー運転手は、売上さえ立てていれば、時間はある程度融通がききます。「今日は早い時間に売上目標にいったから、1時間早く帰ろう」ということも可能なのです。
通常サラリーマンには定時がありますが、タクシー運転手にはそれがありません。
もう少し踏み込んでいうと、「今日は売上が見込めないから、明日がんばることにして早めに切り上げて休もう」というような判断も可能です。
売上に対して歩合という形で責任を負っているため、勤務時間は融通がきくわけですね。
売上のことで上司に怒られない
タクシードライバーは、売上が悪いと自分の給料が下がるだけで、上司から怒られることはありません。
「売上が悪いと給料が下がる」という形で、売上への責任を負っているからです。
固定給で働いているサラリーマンは、売上や成績が悪いと上司から詰められますよね。
実際、アパレル時代の私は、毎日のように「なぜ売上が悪い?」「どうやって改善するの?」と詰められた経験があります。
サラリーマンの場合、仕事の成績がすぐに翌月の給料ダウンになったりはしませんが、じわじわと評価が下がり給与査定に悪影響になる場合もあります。何よりもストレスですよね。
タクシー運転手になって6年たちますが、上司から売上のことを厳しくいわれたことは一度もありません。このプレッシャーのなさはタクシー運転手のメリットと言えるでしょう。
サービス残業がない
タクシー運転手は、売上に対して給料が発生する歩合制なので、サービス残業が起こりえません。
そもそも、タクシー運転手の拘束時間は日勤で基本13時間以内という上限があるため、残業自体が滅多にないのです。
私自身の経験では、営業を終え戻ってくる途中に会社から仕事を頼まれて帰る時間が遅くなることはたまにありました。残業すると帰りは遅くなりますが、給料が増えるからむしろ嬉しいくらいですね。
「タクシー業界は意外とホワイトだ」というのは、私も入ってみてから感じたことです。
とはいえ、他の業界と同じく、良い条件の会社ばかりとは限りません。特に他の業界から転職する場合には、どのタクシー会社を選べば良いのか判断できないでしょう。
そんなときには、タクシー業界への転職をサポートしてもらえるエージェントに頼るのが一番です。
特にドライバーズワークは、業界に精通したアドバイザーが親身になって話を聞いてくれるので、あなたに合った条件の会社が見つかりやすいはずです。
これからタクシー業界への転職を考えていて、会社選びに悩んでいる場合には、以下の公式サイトから登録だけでも済ませておきましょう。
理由2:勤務時間が長い
タクシー運転手は、一般的なサラリーマンと比べて勤務時間が長いです。
タクシー運転手のなかでメジャーな隔日勤務では1回の勤務時間が20時間程度。時間が短めの昼勤や夜勤でも、10~12時間あります。
一般的なサラリーマンの勤務時間は8時間くらいだと思いますが、それと比べるとタクシー運転手の勤務時間は長いですね。
以下に、私が昼勤をしているときの1日の流れを紹介します。
会社に出社します。
日常点検や点呼を終えたのち、タクシーで出庫します。
この時間帯は、通勤客や病院への通院客がメインの客層になります。
昼食をとります。
この時間帯のメインの客層は都心部のビジネスマンです。
スタンドで給油したあと15分くらい休憩をとります。
会社に戻りながら営業します。途中で乗車があることもあります。
会社に戻り、洗車と納金を済ませたら帰宅します。
実際:勤務時間の長さは感じない
実際にタクシー運転手をやっていて感じるのは、勤務時間が長いと感じているドライバーは少ないということ。
勤務時間の長さを感じない理由ですが、以下のようなものが挙げられるでしょう。
- 休憩や待機があり、仕事のなかでも緩急がある
- 売上を追っていると、時間はあっという間
- 売上さえあげれば、早く帰ることが可能
- 隔日勤務は20時間働くが、その分休日が多い(月の半分以上)
実際に私は、これまでタクシー運転手をやってきて勤務時間が長いと感じたことはありません。私の周りのドライバー達も、最初は長く感じてもすぐに慣れているようです。
また、歩合制のところでも書きましたが、タクシードライバーには「定時」というものがありませんので、調子の悪い時には早めに切り上げて休むということも可能です。いざという時には、時間の融通が利きやすいというメリットもあります。
タクシー運転手の勤務形態については、以下の記事で詳しく解説しています。
理由3:お客さまトラブルがきつい
タクシー運転手はサービス業ですので、お客様とのトラブルが避けられない職業でもあります。
私自身、自分でも対応は悪くない方だと思っていますが、どんなに気をつけていてもトラブルは起こり得ます。
私がこれまでの6年間で、特にきつかったお客様トラブルは、次のようなものがあります。
- 泥酔したお客さまが、目的地に着いても起きない
- 泥酔したお客さまからの暴言
- 認知症のお客さまが乗ってきた
特に、認知症のお客様が乗ってくると、非常に対応に困ります。
外見からは認知症かどうかの判断が難しく、目的地が分からない、お金を持っていないということが多いからですね。それでかなりの時間をロスしますし、精神的に疲弊することでもあります。
世の中的にもタクシー運転手は乗客トラブルが起きるイメージが強く「タクシー運転手はやめとけ」と言われる原因になっています。
実際:きちんと対処すれば、トラブルは避けられる
タクシー運転手は基本的にお客様を選ぶことができません。得に夜勤では、お酒に酔ったお客様が乗られることがしばしばあります。
酔っぱらったお客様が乗ってこられても、接客応対を普段通り誠実に行うことで、トラブルが起きることはほとんどありません。
どんなに気をつけて応対をしていてもトラブルになってしまう泥酔客は存在しますが、わたし自身そのようなお客様にあたったのは、5年間で2回くらいです。
タクシー以外の仕事でもトラブルは起きると思いますが、頻度としては似たようなものですね。
お酒に酔ったお客さまが乗られたときに、特に注意したいことは3つあります。
- 丁寧な接客
- 出発前に目的地までの経路を確認
- 自動ドアの開閉に注意する
基本的なことをきっちりおこなっていれば、多くのトラブルは避けられますよ。
乗務中におきるトラブルと対処法については、以下の記事でくわしく解説しています。
理由4:事故を起こすリスクがある→辞めていくのが末路?
タクシー運転手をやっていると、事故のリスクがあります。
タクシーは一日の勤務で150㎞~250㎞は走りますが、これを1年間に換算すると、なんと地球一周分の距離に相当します。
1年間に地球一周分の距離を走れば、事故のリスクは当然高くなるといえるでしょう。
特に怖いのは人身事故。相手を傷つけてしまうとタクシー運転手自身もかなりの精神的ダメージを受けますし、タクシー会社としては大きな損害に…。
わたしの周りでも、事故を繰り返して最終的に辞めていったドライバーが何人かいました。
特に大きな事故を起こしたり、何度も繰り返したりすると仕事を続けられなくなります。私の周りにも、悲惨な末路をたどったドライバーはいます。
軽い自損事故でいきなりクビになるということは通常ではあまり考えられませんが、短期間のうちに事故を繰り返したり重大事故につながったりする可能性があるため、そういった緊張感はわたし自身感じながら仕事をしていますね。
実際:事故のリスクがあるが減らすことはできる
タクシー運転手の意識次第で事故のリスクは減らすことができます。
安全運転への意識が高いと、運転行動にあらわれるからです。
実際に、タクシー運転手が起こす事故のほとんどは確認不足や一時停止で停止しないこと。
つまり、しっかりと確認する、しっかりと止まるということを徹底していれば事故のリスクは減らせるわけです。
私自身、新人のころに軽い自損事故を起こしています。その事故を経験して意識が変わりました。2度と事故を起こさないと心の中で誓い、それから4年以上事故は起こしていません。
タクシー運転手をやっている限り事故のリスクはつきまといますが、睡眠不足や健康管理に気をつけるなど意識を高く持ち、安全確認を徹底することでリスクを減らすことが可能です。
タクシー運転手が事故を起こすとどうなるかや、原因と対策については以下の記事でくわしく解説しています。
理由5:犯罪に合うリスクがある
タクシー運転手をやっていると、強盗や傷害などの犯罪に合うリスクがあります。
「全国ハイヤー・タクシー連合会」の調べによると、タクシー強盗は全国で1年間に100件近く起きているようです。
わたしの周りのでは、強盗や傷害に合ったドライバーはいませんが、ニュースなどでタクシー犯罪の映像はたびたび目にしますね。
世の中的にタクシー運転手というと犯罪にあうイメージがあることが、「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由になっています。
実際:犯罪を怖がっているドライバーは少ない
タクシー運転手が犯罪にあうリスクがあることは理解していても、乗務中ビクビクしながら走っているドライバーはほとんどいません。
理由としては、2つあります。
- 犯罪にあう確率は無視できるほど少ない
- タクシー会社が防犯対策している
説明したとおり、タクシー強盗の件数は1年間で100件程度です。それに対し、2018年の全国の法人タクシー車両は18万4,188台(国土交通省による)。
タクシー運転手が1年間でタクシー強盗にあう確率は0.05%ということになります。
そしてタクシーには、万が一に備えて防犯対策がされています。
- 車載カメラ
- 防犯ボード
- GPSによる車両位置把握
- 緊急時の信号システム
上記のような防犯対策されていることも、タクシー強盗にあう確率の低さにつながっていると推察できます。
防犯対策の詳細について知りたい方には、以下の記事が参考になります。
タクシー会社から、身に危険を感じたらタクシーを捨てて逃げるように指導されています。
自分の身を優先できることも安心感に繋がっていますね。
理由6:社会的なイメージが悪い→タクシー運転手は頭がおかしい?
タクシー運転手は「恥ずかしい仕事」だというイメージが、「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由になっています。
接客マナーが悪かったり、タバコを吸いながら運転していたりするドライバーがいることが、タクシー運転手の悪いイメージに繋がっているようです。
まじめに働いているドライバーが多くても、ルールやマナーを守らないドライバーが少しでもいると、「タクシー運転手は頭がおかしい」といったような悪いイメージに繋がることはあり得るでしょうね。
タクシー運転手のことを軽くみて「運ちゃん」と呼ぶ人は減ってはいますが、そういう呼びかたはまだ残ってます。
実際:タクシー運転手のイメージは改善してきている
タクシー運転手の悪いイメージは時代とともになくなってきています。
最近では、タクシー会社がドライバー教育に力を入れているので、お客さまへの対応が悪いドライバーは少ないです。
ちなみに、GPSによってドライバーの位置が分かるので、仕事中にパチンコしていればすぐに会社にバレます。
タクシー会社が、ドライバーを教育・管理するようになったため、タクシー運転手のイメージは昔より良くなっているのです。
タクシー業界に身を置くわたしからすると、タクシー運転手のイメージと実際は違うところが多いと感じます。
タクシー運転手のイメージと実際については、以下の記事で詳しく解説しています。
理由7:若い人がやる仕事ではない→すぐに辞めた?
タクシー運転手は、若い人がやる仕事ではないというイメージが世の中では強いです。
会社をリライトラされたり、定年退職したりした中高年者が行き着く仕事だと思われているからですね。
若い人がタクシーやっても、どうせ続かないんじゃない?なんて思う人もいることでしょう。
実際にわたしは、お客様から「若そうなのになんでタクシー運転手なんてやっているの?」と聞かれることがよくあります。
確かに、私のタクシー会社でも中高年のドライバーは多いです。
国土交通省の調べによると、65歳以上の男性タクシードライバーの割合(平成26年)は、全体の22.4%を占めています。タクシードライバーの5人に1人は65歳以上の高齢者なのです。
そんな統計的な事実もあり、タクシー運転手は若い人がやる仕事ではないというイメージがあるんですね。
実際:最近は20〜40代でタクシーやってる人が多い
最近わたしの周りでは、20〜40代でタクシー会社に転職する人が多くなっています。体感ですが、わたしが働いているタクシー会社では20〜40代のドライバーが半分を占めます。
タクシー会社によって平均年齢に差があると思いますが、最近街を流していると、よく若いドライバーを目にしますね。
歩合制でやればやっただけ稼げるところに魅力を感じて、20~40代の人がタクシー運転手に転職していることが多いようです。
その他にも、運転や接客が好きな人、介護タクシーやりたい人などがいますね。
20代でタクシー運転手になって、辞めていく人は当然います。ですが、若いから辞めていくというよりは、自分に合わないと判断して他の職業に転職していくからでしょう。
タクシー運転手が合わないと確かめられた経験自体は、いつか天職を見つけるための過程ともいえるかもしれません。
何事も多様性が求められる時代です。「若い人がやる仕事ではない」というイメージは今後なくなっていくでしょう。
理由8:他業種への転職が難しくなる
タクシー運転手を長く続けていると、他業種への転職が難しくなります。
理由としては、タクシー運転手を続けて身につくスキルが、他業種で活かしにくいことが挙げられます。
実際に、わたしが6年間タクシードライバーをしていて身についたスキルといえば、安全運転と地理くらいです。
安全運転と地理のスキルを活かそうとすると、転職するとしてもドライバー職に限られます。
タクシー運転手は「つぶしがきかない職業」であることが、「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由の1つです。
実際:同業へは転職し易い
タクシー会社から別のタクシー会社へは意外と転職しやすいです。
というのも、タクシー業界は慢性的な人材不足。
即戦力の経験者となれば、タクシー会社にとっては喉から手が出るほど欲しい人材です。
実際に私の周りでも、別の会社に転職してタクシー運転手を続けている人はたくさんいます。運転手としての経験やスキルを武器に、条件の良いタクシー会社にどんどんステップアップしていくというわけです。
経験を積むと、どんなタクシー会社が稼ぎやすいのかが見分けられるようにもなってきます。
例えば私の経験上、以下のようなタクシー会社は稼ぎやすいのですが、こうした情報もドライバーを続けていくからこそ得られるわけです。
- 病院通いにタクシーを使う高齢者が多いエリア
- タクシーチケット払いで定期的に利用する固定客を抱えている
- 配車アプリを積極的に導入している
稼ぎやすいタクシー会社の選び方は以下の記事でも解説していますので参考にしてみてください。
タクシー運転手は、合う人にとってはめちゃくちゃ居心地が良い仕事です。もしもタクシー運転手に転職してみて、「自分に合った職業だ」と感じるなら、業界の中で条件の良いところへステップアップしていくのも1つの方法です。
最初に選ぶ会社も肝心ですので、その点は専門の転職エージェントに相談しましょう。
ドライバーズワークなら、未経験者にも親切に対応してもらえます。以下の公式サイトから登録してみてください。
理由9:個人タクシーになるまで10年かかる
独立して個人タクシーになるハードルが高いのも、「やめとけ」と言われる理由の1つかもしれません。
ドライバー経験がない人が個人タクシーになるには、最低10年かかります。
10年の経験の他にも、以下のような厳しい関門をクリアしなければ、個人タクシーにはなれません。
- 無事故・無違反を最低3年間継続
- 試験に受かる
- 営業許可を取得する
- 開業資金200万円程度
個人タクシーになる条件の詳細については、以下の記事を参考にしてください。
稼げる個人タクシーを夢見てタクシー運転手になっても、そう甘くはないのが現実なのです。これが、「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由の1つです。
実際:周りで個人タクシーになっている人もいる
私と同じ営業所で個人タクシーになった人がいます。
確かに、個人タクシーになるのは簡単ではありませんが、絶対になれない訳ではないです。
10年の経験年数は確かに長いですが、10年以上タクシー運転手をやっている人は沢山います。
3年以上の無事故が条件になっていますが、物損事故や貰い事故など違反点数がゼロの事故はカウントされせん。
個人タクシーになりたい方は、まずはタクシー会社でドライバーとしての経験を積んでいくと良いでしょう。
理由10:地方でタクシーは稼げない?
「地方でタクシーやっても稼げないから、やめといたほうがいいよ」と言う人がいるかもしれません。
理由としては、地方は都会に比べて人口が少なくタクシー利用者も少ないため、都会に比べると稼ぎにくいことが挙げられます。
以下が、タクシー運転手の地域別平均年収(令和3年)です。
- 北海道 231万円
- 福島 275万円
- 群馬 253万円
- 滋賀 234万円
- 東京 336万円
- 神奈川 329万円
- 愛知 315万円
※全国ハイヤー・タクシー連合会の調べによる
地域によって差はありますが、大都市圏のほうが平均年収が高い傾向があります。
実際:地方で稼げるかはやり方による
地方は、都会と比べるとたくさん稼ぐにはハードルが高いです。
とはいえ、地方でもやり方次第ではある程度稼ぐことはできると、わたしは考えます。
名古屋でタクシー運転手をやっている私が、仮に地方でタクシーをやるとしたら、稼ぐために次のことをするでしょう。
- 固定客の獲得に力を入れる
- 無線配車を活用する
- タクシー乗り場で待機
地方では、流しでお客さまが乗ってくることがほとんどありません。ですので、集客する方法や客単価を上げる方法を考える必要があります。
詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください
理由11:将来的にタクシー運転手がいらなくなる可能性がある
自動運転技術が進むと、タクシー運転手がいらなくなると言われています。
自動運転は実用化にむけて、技術開発や法整備が着々と進んでいるようです。
技術面では、トヨタや日産などが自動運転に力を入れているのがCMからも伺えますよね。
法整備に関していうと、限られた区間のルートを無人のバスが遠隔監視のもと走る「レベル4」が道路交通法改正案で定義されています。
いつかは、自動運転が当たり前になって、タクシー運転手がいらなくなる日がくるかもしれません。
実際:タクシー運転手がいらなくなるまでに10年以上はかかりそう
私は、タクシー運転手がなくなるまでには、10年以上はかかると考えています。
なぜなら、自動運転技術がタクシー運転手の仕事を代替するためには、次のような課題があるからです。
- 接客
- 泥酔したお客さまへの対応
- 他の交通への配慮
- 求められる運転技術が高い
タクシー運転手を実際にやっていると、周りの車の急な割り込みや、泥酔したお客さまへの対応など一筋縄ではいかないことがよくあります。予測しづらい事態への対応は、AIにはまだまだ難しいのではないでしょうか。
タクシーの役割を限定すれば、実用化は早まるでしょうが、それではお客様の満足度は下がってしまうでしょう。
よって私は、タクシー運転手の仕事をAIが担うまでには10年くらいはかかると考えています。
また、10年後も完全に運転手の仕事がなくなるかといえばそうではなく、自動運転に置き換わるのは予測しやすいルートなど限定的なものになると思います。
より質の高い接客が求められる場面など、逆に人間にしかできない分野の仕事は残り続けるはずです。そうなると、人間の運転手の価値が上がります。
タクシー運転手を3~5年くらいのスパンでやることをお考えの方や、接客に自信のある方は、自動運転のことは気にしなくてもよいでしょう。
タクシー業界の今後については、以下の記事で解説しています。
【新事実】タクシー運転手になるメリット
「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由は事実だと思いますが、それを補って余りあるくらいのメリットがこの職業にはあります。
実際に私がタクシー運転手をやっていて感じるこの職業のメリット4つをご紹介します。
- 職場の人間関係が楽
- 意外と稼げる
- 仕事上のプレッシャーが少ない
- 休日はやりたいことに専念できる
ここからは、この4つのメリットについて詳しく解説していきます。
職場の人間関係が楽
タクシー運転手は、乗務中は一人で走り回りますし、会社に戻っているときの人間関係はかなり楽です。
タクシー運転手は、挨拶ができて自分の仕事さえ責任を持ってやっていれば大丈夫だからですね。
会社の人と接するのは、出庫する前後の1時間半くらいですが、会社の人とすれ違ったら挨拶する、上司に業務上の報告をするくらいですね。
私は現在では班長をやっているので、同僚とコミュニケーションはとっていますが、班長になる前は気が合う人としかほとんど話しませんでした。
タクシー運転手は大変なこともありますが、不毛な人間関係に悩まされることがないのでかなり楽です。
職場の人間関係で神経をすり減らしている人には、かなり良い職場なんじゃないでしょうか。
タクシー運転手の人間関係については、以下の記事で解説しています。
意外と稼げる→家族を養えています
「タクシー運転は意外と稼げるんだな」というのが、私がこの仕事に出会ったときの正直な感想です。
実際にわたしは、タクシー運転手に転職して家族を養うことができるようになりました。
わたしが初めてタクシー運転手の求人を見たとき、「平均年収430万円」と書かれていました。そのときアパレルで年収300万円だったわたしには衝撃的だったのです。
実際にタクシー運転手の求人を見てみると、月収30万円以上の求人がゴロゴロあります。世間一般のイメージよりは稼げる仕事だというのが実際のところです。
とはいえ、すべてのタクシー運転手が大金を稼げるわけではありません。私のアパレル時代と大差ない年収300万円クラスの人もいるでしょう。
じゃあ、稼ぐためにはどうしたらいいの?
結論、稼げるタクシー会社を選びましょう。
- 平均年収が高い
- 入社後の研修が充実している
こうした稼げる条件の整ったタクシー会社を選ぶのは、他の業界から転職される方だと難しいかもしれません。
そこで、タクシー転職のプロの出番です。
タクシー専門転職エージェントのドライバーズワークを使うと、上記2つを満たした稼ぎやすいタクシー会社が見つかりやすいです。
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- 未経験で2種免許がなくてもタクシードライバーになれる
- 転職への不安が減る
- あなたに合ったタクシー会社で、ドライバーをスタートできる
- スマホだけあれば、最短2日で企業と面接が可能
- 希望年収が達成しやすい
条件の良い求人は人気なので、すぐに埋まってしまいます。
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仕事上のプレッシャーが少ない
タクシー運転手は、仕事上のプレッシャーが少ないのもメリットの1つです。
一般的なサラリーマンが感じやすいプレッシャーとして、次の2つが多いのではないでしょうか。
- 商談やプロジェクトを成功させないといけない
- チームをまとめないといけない
タクシー運転手は上記のようなプレッシャーを感じることはありません。
歩合制の大変さや、お客さまとのトラブルでめげることはありますが、営業の仕事と比べると楽です。売り込まなくても、お客さまが自分から手を挙げて乗ってきてくれるんですから。
タクシー運転手は一見すると「きつそう…」と思われるかもしれませんが、6年以上ドライバーをやってきたわたしからすると、「こんなに楽で良いの!?」と思うくらい最高の仕事です。
仕事上でのプレッシャーにうんざりしている方は、きっと合うと思いますよ。
休日はやりたいことに専念できる
タクシー運転手は、休日やりたいことに専念できます。
仕事が職場で完結するので、「仕事を家に持ち帰る」という概念が存在しないからですね。
一般的なサラリーマンだと、仕事の持ち帰りや休日出勤があり、出勤していないのにずっと仕事のことを考えているという方も多いでしょう。ですが、タクシー運転手は休日に仕事する必要がありません。
タクシー運転手は、お客さまをお乗せして目的地までご案内すればそこで仕事が終わるという性質上、休日に仕事することはなく、仕事のことを考える必要もないわけです。
実際にわたしはタクシー運転手をやっていますが、休日はこのブログに専念して仕事のことは考えていません。班会議があって休日出社したことは、1年間に2回くらいありますが、それもプライベートに引きずるようなことではないのです。
休日にやりたいことをやったり、家族と過ごす時間を大切にできるのは、タクシー運転手ならではのメリットです。
【天職発見】タクシー運転手になるべき人
私がタクシー運転手を6年以上やっている中で、タクシー運転手をやるべきだと思うのは次のようなタイプの人です。
- 収入を上げたい人
- 運転が好きな人
- 接客が好きな人
- 職場の人間関係から解放されたい人
ここからは、これらのタイプの人がタクシー運転手をやるべき理由を解説していきます。
収入を上げたい人
タクシー運転手の仕事は歩合制なので、売上を上げれば上げただけ給料が増えます。
手当やボーナスについても、売上に応じて増えていくシステムのタクシー会社が多いです。
収入を上げたい人にとって、タクシー運転手は働くモチベーションを上げやすい仕事といえるでしょう。
とはいえ、タクシー運転手で稼げる額の上限があります。
全国ハイヤー・タクシー連合会によると、令和元年のタクシー運転手(男)の地域ごとの平均年収は次のとおりです。
- 東京 484万0,000円
- 神奈川 414万2,100円
- 大阪 412万6,000円
- 愛知 335万7,100円
- 京都 386万6,900円
- 福岡 304万3,000円
タクシー運転手の平均年収は都市部のほうが高く、最も高い東京で484万円です。
私は名古屋でタクシー運転手をやっていますが、年収は400万円以上稼げています。
私は会社の中では平均くらいのドライバーですが、同じ会社で私よりもたくさん稼いでいるドライバーは沢山います。
なので、地域の平均年収よりも多く稼ぐことは難しくないと思いますよ。
ちなみに、稼げるタクシー運転手の特徴は下記のとおり。
- 売上に貪欲
- 欠勤が少ない
- 普段から情報収集している
- 怖いもの知らず
詳しくは以下の記事で解説していますので、稼げるタクシードライバーになりたい方は参考にしてください。
コロナ渦とその後の現状
新型コロナが流行し始めた頃、タクシー運転手の給料は下がりました。
コロナ前のわたしの給料は、月収で平均35万円はありましたが、コロナ後は23万円程度に減りました。月収にして12万円のマイナスです。
タクシードライバーの給与は歩合制なので、外出自粛でお客さんが減った分、収入も減ってしまったというわけです。
その後、緊急事態宣言が解除され、旅行業界への支援などもあり、利用客が戻ってきてくれました。現在では収入もコロナ前の状況に戻りつつあります。
タクシー運転手の収入は、そうした世の中の状況によって左右されやすい仕事だということを身をもって感じた時期でした。タクシー運転手へ転職される方は、コロナ禍やリーマンショックのような経済動向によって上がったり下がったりする仕事であるということを頭に入れておいてください。
そのうえで、いまよりも稼げると思うならタクシー運転手をやるべきです。
コロナショックなどのマイナス時にタクシーで稼ぐために必要なこと
景気動向にできるだけ左右されずにタクシー運転手として稼ぐために必要なことは3つあります。
- 大手タクシー会社を選ぶ
- 偏った営業をしない
- 稼げないのを景気のせいにしない
わたしはこれらを意識することで、コロナ禍にも夜勤の売上平均を27,000円から32,000円まで上げることができました。
コロナ渦で売上をあげるために行った、わたしの体験談は以下の記事で紹介しています。今後、また同じようなショックが訪れた時に参考になるはずです。
上記で紹介した3つについて、詳しく解説します。
大手タクシー会社を選ぶ
これからタクシー運転手へ転職する方は、大手タクシー会社を選んだほうが稼ぎやすいでしょう。
理由は、大手タクシー会社のほうが法人タクシーチケットの契約数、無線配車の実績、タクシー専用乗り場といった面で有利だからです。
特にコロナ渦では、流しで乗られるお客さまが減っていたので、無線配車やタクシー専用乗り場から乗車があることが重要になりました。
もちろん中小タクシー会社でも稼いでいるドライバーはいますが、未経験でタクシー運転手へ転職する方は大手のほうが安心でしょう。
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特に、東京、大阪、名古屋、福岡の求人が多いので、このエリアで探している人はぜひ。
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ドライバーズワークの詳細は、以下の記事で解説しています。
偏った営業をしない
コロナ渦のような景気が悪い時に稼ぐためには、流し、無線配車、待機と好き嫌いせずにお客さまがいる所へ行けるほうが稼げます。
「流しが好きだから流しだけやる」というような偏った営業をしているドライバーほど、コロナ渦で売上が下がりました。
流しでお客さまが乗らないなら、無線配車を狙う。無線配車が入らないなら流しや待機するといったように、好き嫌いせずに営業できることが大切です。
稼げないのを景気のせいにしない
コロナ渦のような不景気な時に稼ぐには、稼げないことを景気のせいにしないことが大切です。
人は楽なほうに流れるものです。「景気が悪くてどうせお客さまが乗らないから」と諦めてしまっては、本当に稼げなくなってしまいます。
諦めがはいると、休憩時間が増えお客さまが乗ってこない状況が続くことに…。その間に他のドライバーにお客様を取られてしまいます。
コロナ渦では、お客さまが少ないとしても、粘り強く営業できるドライバーのほうが稼げていました。
運転が好きな人
当然ながら、タクシー運転手は車の運転が好きな人のほうが向いています。
運転が好きなほうが仕事のストレスが少ないからですね。
タクシー運転手は、基本的にプレッシャーやストレスが少ない仕事ではあります。しかし、渋滞やお客様対応、売上など、タクシーならではストレスもあるのです。
運転でストレス解消できる人なら、渋滞やお客様対応のストレスも問題にはならないでしょう。
接客が好きな人
タクシー運転手は、接客が好きな人が向いています。
タクシー運転手は多種多様なお客さまをお乗せするため、接客トラブルはつきものです。
接客が好きな人は、お客さまにもそれが伝わります。なのでトラブルも少ないです。
実際にわたしは、もともと接客が好きでタクシー運転手になる前は8年ほどアパレル販売員をやっていました。タクシー運転手になってから、お客さまから苦情があがったことは一度もありません。
わたしと同じように接客が好きな人は、タクシー運転手が向いているはずです。
職場の人間関係から解放されたい人
職場の人間関係から解放されたい人は、今すぐタクシー運転手になるべきです。
タクシー運転手は、完全な個人プレーの仕事です。
会社にいる時間は1日のうち1時間半程度と限られており、同僚に挨拶できる程度のコミュニケーション能力で問題ありません。
わたしは今は班長をやっているので、同僚とコミュニケーションをとる機会は多いですが、以前は気が合う人としかほとんど話しませんでした。
タクシー運転手は、自分の仕事さえキッチリできて、社内で挨拶ができていれば問題ないと感じますね。
職場の人間関係が苦痛なかたは、タクシー運転手になることを検討してみてください。
いい意味で鈍感な人
物事に対して鈍感で、受け流せる人はタクシー運転手に向いています。
理由は、タクシー運転手をやっているとお客さまから理不尽なことを言われたり、周りの車からの心ないクラクションを鳴らされたりして、ストレスを受けることも多いからです。
正直いって、些細なことまで気にしていたらタクシー運転手はやってられません。
もちろん、お客さまへの気づかい、周りの交通への配慮は必要ですが。
タクシー運転手は、きちんとやることをやっていても理不尽なことはよくあるので、そこに対して鈍感な人は無敵です。
会社に戻ると「今日こんなお客乗せちゃってさ~」とか笑いながら同僚に話しているような人ですね。
わたしの周りでは、こんな先輩がけっこう多いんですよ。笑
【タクシーは鈍感な人が最強説】
— しょうた@タクシーの人 (@shota_thanks) April 27, 2022
タクシーはお客さまからひどいこと言われたり、周りの車からクラクションを鳴らされたりと、理不尽なことはいくらでもある。
その一つひとつを気にしてたら、ドライバーなんて続けられない。
「今日こんなことあったんだよ〜」って笑って話せるくらいの鈍感さが必要😆
タクシー運転手にならないほうがいい人
タクシー運転手にならないほうがいいと人についても書いておきましょう。
次に挙げるタイプの人はタクシー運転手になっても続かない可能性があります。
- 運転が嫌い
- プライドが高すぎる
これから、この2つのタイプの人がタクシー運転手に向いていない理由を解説していきます。
運転が嫌い
運転が嫌いな人は、タクシー運転手には向いていないです。
当たり前ですね。タクシー運転手は1日中運転している仕事だからです。
この仕事は、運転しながらお客さまを探し、乗客へ対応しながら運転します。その上、さらに安全運転も求められるのです。
運転が嫌いな人だと、自家用車を運転するときよりも強いストレスを感じるはずです。
運転が嫌いな人は、タクシー運転手には向いていません。
プライドが高すぎる
プライドが高すぎる人はタクシー運転手に向いていません。
プライドが高すぎると人とは、素直に教えてもらうことができない人、他人に謝ることができない人のことです。
未経験からタクシー運転手になる場合、一から仕事を教えて貰う必要がありますが、プライドが高すぎる人はプライドが邪魔して素直に教えてもらうことができません。
研修期間に辞めてしまうケースもあります。
タクシー運転手は最初はお客さまから道を教えていただく機会が多く、素直に教えらう気持ちが必要。
新人のころは、お客さまをご案内するときに遠回りしてしまうことが多いですが、このとき謝ることができないと苦情に発展するケースが多いです。
プライドが高すぎて、素直に教えてもらうことができず失敗しても謝れない人は、タクシー運転手は向いていません。
まとめ
わたしはタクシー運転手を年6間続けています。これまでの経験を踏まえ「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由を考えてみました。
- 給料が歩合制できつい
- 勤務時間が長い
- お客さまとのトラブルがきつい
- 事故のリスクがある
- 犯罪に合うリスクがある
- 社会的なイメージが悪い
- 若い人がやる仕事ではない
- 他業種への転職が難しくなる
- 個人タクシーになるまで10年かかる
- 地方でタクシーは稼げない?
- 将来的にタクシー運転手がいらなくなる可能性がある
こんなに「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由があるわけですが、それでもタクシー運転手にはこれらを補えるほどの魅力があると感じています。
タクシー運転手には4つのメリットがあるからです。
- 職場の人間関係が楽
- 意外と稼げる
- 仕事上のプレッシャーが少ない
- 休日はやりたいことに専念できる
わたしは、タクシー運転手になることで、心穏やかな日常を手に入れました。
タクシー運転手に転職してほんとに良かったと思っています。
タクシー運転手になると、以下のような未来がくるはずです。
- 上司にペコペコなんてする必要がない。自信をもって働ける
- 心穏やかに家族と休日を過ごせる
- 週末うつから解放される
- 運転に自信がつき、休日は彼女とドライブを楽しむ
わたしは、タクシー運転手になってこのような日常を手に入れることができました。
タクシー運転手は万人におすすめできる職業ではありませんが、次のタイプにあてはまる人はタクシー運転手になるべきです。
- 収入を上げたい人
- 運転が好きな人
- 接客が好きな人
- 職場の人間関係から解放されたい人
タクシー運転手は「やめとけ」と言われるほど、デメリットもたくさんある仕事ですが、上記のタイプの人ならタクシー運転手が天職になる可能性があります。
ただし、未経験者が条件の良いタクシー会社を探すのは非常に難しいはずです。例えば稼ぎやすいタクシー会社の条件というものありますが、それもやはり働くエリアやその会社でそれぞれ事情が異なるからです。
転職を検討している段階から、タクシー業界専門の転職エージェントに相談することで、失敗するリスクを下げることができるはずです。
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また、以下の記事で私が未経験でタクシー運転手に転職した体験談を書いています。こちらも参考にしてみてください。
今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたのタクシードライバー生活が豊かになることを願っています。