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タクシー運転手のイメージは間違ってる!?現役ドライバーが実際を語る

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タクシー業界に興味がある人

タクシー運転手ってあまり良いイメージはないかも。実際はどうなの?
実際に運転手をやってる人は、どう感じてるのかな?


本記事では、上記のようなお悩みを解決していきます。

この記事を読むとわかること
  • タクシー運転手のイメージに対して、実際はどうか
  • タクシー運転手の仕事の魅力


ブログの筆者について

トモ

  • このブログの管理人(現役ドライバー)
  • タクシー運転手歴6年
  • 無事故4年以上
  • 運行管理資格保持(内勤1年経験)

Twitterアカウント(@shota_thanks)

この記事を書いているわたしは、タクシー歴5年の現役ドライバーです。この記事では、実際にタクシー業界に身をおくわたしが、世間が持つタクシー運転手のイメージに対して、実際はどうなのかを解説しています。

結論から言うと、下記のようなイメージは間違っている部分が多いです。

  • 底辺の仕事だ
  • 2種免許をとるのにお金がかかる
  • トモ

    詳しくは、本文のほうで解説しています。

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    タクシー運転手のイメージは間違ってる!?

    タクシー運転手に対する世間のイメージは、どちらかと言うと良いものは少ないのではないでしょうか。


    わたし自身タクシー運転手になる前は、タクシー運転手に対して良いイメージはあまり持ってませんでした。


    しかし実際にタクシー運転手をやってみて、イメージと違ったと感じる部分があります。



    わたしが実際にタクシー運転手をやっていて、世間で持たれているイメージと実際でギャップを感じるところは、つぎの3つです。

    • がんばっても稼げない
    • 底辺の仕事だ
    • 2種免許をとるのにお金がかかる



    この3つのイメージが実際はどうなのか、これから解説していきます。

    がんばっても稼げない

    タクシー運転手は、給料が安くがんばっても稼げないというイメージが強いようです。

    このようなイメージが強い要因の一つに、タクシー運転手の平均年齢が高いことから、定年後に年金をもらいながらやる仕事だというイメージが広まっていることが挙げられます。

    国土交通省の調べによると、65歳以上の男性タクシードライバーの割合(平成26年)は、全体の22.4%を占めています。

    実際に年金をもらいながら、タクシー運転手を続けているドライバーはたくさんいます。

    しかしタクシー運転手の給料は歩合制が基本で、売上をあげたぶん給料に反映されます。

    したがって、働き盛りの年齢の人なら、売上げをがんがんあげて、歩合給をたくさんもらうこともできる職業なのです。

    実際は、意外と稼げる

    「タクシー運転手は意外と稼げる」というのがわたしがこの仕事を始めたときの感想です。

    タクシー運転手をやってみて、わたしと同じことを感じたドライバーは多いようですね。

    タクシー運転手の給料は、歩合制が基本になっているため、がんばって売上げを伸ばせば給料に反映されます。

    とはいえ、タクシー運転手の給料は地域やタクシー会社によって差があるため、一概にいうことはできません。

    参考までに都道府県別の平均年収(令和元年)を載せておきます。

    • 東京  484万0,000円
    • 神奈川 414万2,100円
    • 大阪  412万6,000円
    • 愛知  335万7,100円
    • 京都  386万6,900円
    • 福岡  304万3,000円



    ※全国ハイヤー・タクシー連合会の調べによる。

    このデータを見ると、東京や大阪といった都市圏では平均年収が高く、より稼ぎやすいことが分かるかと。

    「がんばっても稼げない」というイメージが必ずしも正しいわけではないことがお分かりいただけると思います。

    底辺の仕事だ

    タクシー運転手は職がみつからない人が最後にいきつく、底辺の仕事だというイメージがあるようです。

    確かにタクシー運転手は、年齢や経験を問わず採用しているタクシー会社が多く、職がみつからない人の受け皿になっています。

    実際にわたしが働いているタクシー会社では、自営業をやっていたがうまくいかなかったなど何らか理由で職を失った人達が、タクシー運転手に転職して働いています。

    しかし、20〜40代の若い層がタクシー運転手をやりたいと、この職業を選んで転職している人達も沢山いるわけです。

    特に近年のタクシー業界は変わってきていて、若い人や女性を積極的に採用するようになっています。

    実際どのようにタクシー業界が変わってきているかを、これから解説していきます。

    実際のタクシー業界は変わってきている

    最近のタクシー業界が変わってきていることは、タクシー運転手が一つの職業としてみられるようになってきたことです。

    背景としては、タクシー会社を選んで乗る利用者が増えてきたことがあります。

    バブル景気の1986〜1991年は、タクシーの需要が高く、ドライバーがお客さまを選んでいた時代でした。

    しかし、バブル崩壊してからは、利用者は安心して乗れるタクシーを選んで乗るようになってきています。

    このため、タクシー会社はドライバーの教育に力を入れるようになり、運転マナーや言葉使いの良いドライバーが増えることに繋がりました。

    タクシー運転手は一つの職業として、世の中で認知されるようになってきています。





    ※関連記事

    >>「タクシー運転手はやめとけ」と言われる理由とは?現役ドライバーが解説

    2種免許をとるのにお金がかかる

    タクシー運転手になるためには2種免許が必要ですが、2種免許をとるのにお金がかかるイメージがあるようです。

    実際にわたしも、タクシー運転手に転職する前は、2種免許をとるのにお金がかかると思い、転職を諦めていた時期がありました。

    トモ

    実際はどうなのか、これから解説していきます。

    実際は、2種免許の費用が免除されることが多い

    実際は2種免許を取得するための費用を、タクシー会社が全額負担してくれることが多いです。

    タクシー業界は慢性的な人材不足であるため、2種免許の費用を免除することで、未経験者のタクシー運転手への転職を促進する狙いがあるようですね。

    実際にタクシー運転手の求人を見ると、「2種免許取得費用は免除」と書かれていることが多いです。

    わたしは未経験からタクシー運転手へ転職しましたが、2種免許費用は全額会社に負担してもらえ、自動車学校に通う期間の日給も支給されています。

    2種免許について詳しく知りたいかたには、こちらの記事が参考になります。

    >>二種免許を持っていなくても、タクシーに転職できる。会社が費用を負担してくれる。

    タクシー運転手の魅力

    わたしは実際にタクシー運転手に転職して、この仕事はとても魅力的な仕事だと感じています。

    わたしが感じているタクシー運転手の魅力は次のとおりです。

    • 人間関係で悩まされることが少ない
    • 仕事のプレッシャーが少ない
    • オンとオフの切り替えがしやすい
    • 人の役に立てることが嬉しい

    これから、この4つの魅力について解説していきます。

    人間関係で悩まされることが少ない

    わたしはタクシー運転手に転職して、職場の不毛な人間関係で悩まされることがなくなりました。

    タクシー運転手は基本的にソロプレーの仕事なので、勤務時間のほとんどはひとりで過ごしています。

    出庫する前後は会社にいるため、職場の人と過ごす時間はありますが、1〜2時間ていどです。

    会社にいる間は、職場の同僚や上司に挨拶さえできていれば、あとは気が合う人と話すくらいですね。

    わたしはいまは班長をやっているため、ドライバーとコミュニケーションはとっていますが、人間関係で悩んだことはほとんどありません。

    仕事のプレッシャーが少ない

    タクシー運転手は他職業と比べて、仕事でのプレッシャーが少ないと感じています。

    タクシー運転手の給料は歩合制が基本なので、売上げが悪いと生活が苦しくなりますが、会社から売上げのことを言われるケースは少ないです。

    タクシー運転手は、お客さまを目的地までご案内することが仕事なので、ここさえしっかりできていれば、会社からプレッシャーをかけられることはまずありません。

    実際にわたしも、アパレル販売員からタクシー運転手に転職して、売上げに対するプレッシャーやチームをまとめるプレッシャーから解放されました。

    プレッシャーを感じずにのびのびと働けることは、素晴らしいことだと感じています。

    オンとオフの切り替えがしやすい

    タクシー運転手はオンとオフの切り替えがしやすい職業です。

    タクシー運転手の仕事は、お客さまを目的地に送り届けたら、基本的にはその仕事は終了します。

    一日の仕事は、これの繰り返しです。

    世のサラリーマンのように、仕事を持ち帰ることができませんし、家に帰ってから仕事のことを考える必要がありません。

    実際にわたしは、タクシー運転手に転職して間もない頃は自宅に帰って地理の復習をしていた時期はありましたが、いまは仕事のことを考えることはなくなりました。

    仕事と休みで切り替えがしやすいことは、タクシー運転手の魅力の一つですね。

    人の役に立てることが嬉しい

    タクシー運転手は、現場でお客さまと接するため、人の役に立てる喜びがあります。

    タクシーは足腰が弱くなったご高齢のお客さまの利用も多く、乗車されるお客さまのサポートはタクシー運転手の役割の一つです。

    タクシーは、通院や買い物など、日常生活の足として役に立てる場面が非常に多い。

    お客さまの役に立て、「ありがとう。助かったよ」と言ってもらえることは、タクシー運転手の大きな魅力なのです。

    タクシー運転手になるためには

    タクシー運転手になるために必要なことを、まとめてみたした。

    • 求人を調べる
    • タクシー会社に入社
    • 2種免許を取得する
    • 地理試験に合格する



    大きく分けるとこの4つのステップで、タクシー運転手になれます。

    4つのステップのなかで特に大事なのは、「求人を調べる」ことです。

    良い求人に出会えれば、良いタクシー会社に入れ、その後タクシー運転手としてデビューして仕事を軌道にのせるまでがスムーズにいけるからです。

    良い求人に出会うためには、この2つが大切。

    • 転職後の収入や勤務スタイルなど希望条件を明確にする
    • より多くの求人をみて比較する



    詳しくは、こちら記事で解説しています。

    現役ドライバーのわたしが、失敗しないための転職方法を解説。

    >>未経験からタクシードライバーへ転職する方法。現役ドライバーが解説

    まとめ

    タクシー運転手は、次のようなイメージを世の中で持たれています。

    • がんばっても稼げない
    • 底辺の仕事だ
    • 2種免許をとるのにお金がかかる



    タクシー業界に身を置くわたしからすると、これらのイメージは間違っている部分が多いと感じます。

    実際のところどうなのかと言うと、下記のとおりです。

    • 意外と稼げる
    • タクシー業界は変わってきている
    • 2種免許の費用が免除されることが多い



    わたしはタクシー運転手を5年くらいやっていますが、この仕事はとても魅力的だと感じています。

    タクシー運転手の魅力は、4つあります。

    • 人間関係で悩まされることが少ない
    • 仕事のプレッシャーが少ない
    • オンとオフの切り替えがしやすい
    • 人の役に立てることが嬉しい



    これらのことが魅力的に感じるかたは、タクシー運転手への転職を考えてみるのもいいかもしれません。

    未経験からタクシー運転手への転職で失敗しないために特に大切なことは、2つあります。

    • 転職後の収入や勤務スタイルなど希望条件を明確にする
    • より多くの求人をみて比較する




    詳しくは、こちらの記事で解説しています。

    現役ドライバーのわたしが、失敗しないための転職方法を解説

    >>未経験からタクシードライバーへ転職する方法。現役ドライバーが解説

    トモ
    【経歴】大手アパレルからタクシードライバーへ転職。ドライバー歴6年。転職経験5回。運行管理者資格あり【発信内容】タクシー業界が気になるかたにむけて、タクシードライバーの仕事内容、待遇、体験談など、分かりやすくお伝えしていきます。
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