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新卒でタクシードライバーになるのは本当におすすめできるのか?現役運転手の視点から考える
新卒でタクシー運転手になるのはどうだろう…?
そんなふうに迷っている方もいるのではないでしょうか?
確かに、タクシードライバーの「高収入が狙える」「未経験から始められる」といった点は魅力的に見えますよね。
ただその一方で、「将来のキャリアに不安を感じる」「他の選択肢も検討すべきでは?」という葛藤もあるかもしれません。
この記事を書いている私は、現役タクシー運転手として6年以上働いています。この仕事の良さを知る一方で、可能性に満ちた新卒が選ぶべき仕事ではないとも考えています。
この記事では、現場で働く私の視点から、新卒でタクシー運転手になるメリット・デメリットを詳しく解説し、より良いキャリア選択について考察していきます。
ブログの筆者について
新卒でキャリアの選択に迷っているのなら、エージェントに頼るのも1つの方法です。
ウズウズなら、プロのカウンセラーによるキャリアカウンセリングを受けることもできます。「自分のスキルに自信がない」という理由でタクシードライバーになることを考えているのなら、一度誰かに相談に乗ってもらってから決めても良いのではないでしょうか?
以下のリンクから、無料相談に申し込んでみましょう。
新卒に限らず、若手のタクシー転職について書いた記事もあります。
新卒でタクシー運転手になるメリット
まずは、新卒でタクシー運転手になるメリットについて考えてみましょう。
メリット1:歩合給で高収入が可能
タクシー運転手は頑張れば収入が増える仕事です。特に東京では、運賃値上げや需要の増加により、同世代の平均年収を大きく超えることも可能です。
例えば、私の同僚で20代の若手運転手が1年目から年収450万円を超えたケースがあります。2023年の東京のタクシー運転手の平均年収は585万円と、全産業平均よりも高いのが特徴です。
このように、早い段階で高収入を得られる点は大きな魅力といえるでしょう。
メリット2:未経験からでも始めやすい
タクシー業界は、他の職種と比べて未経験者を積極的に受け入れています。
私も前職はアパレル販売員でしたが、入社時に二種免許の費用を全額会社に負担してもらい、研修で基礎から学ぶことで独り立ちできました。
全然違う業種にいた私でも転職できたので、社会人未経験の新卒の方なら、なおさら魅力的な選択肢に見えるかもしれませんね。
新卒でタクシー運転手になるデメリット
メリットを見てきましたが、その一方で新卒でタクシー運転手になるのはデメリットもあります。
取り返しがつかない「時間」や「若さ」という要素が絡んでくるので、むしろデメリットの方が大きいと私は考えています。
詳しく見ていきましょう。
デメリット1:潰しのきかないスキル
タクシー運転手のスキルは他業界での応用が難しいです。例えば、地理の知識や運転技術は、直接的に他の職種に活かせるものではありません。
私の知人で別業界に転職した人も、「タクシー以外では経験が評価されにくい」と話していました。例えば現在伸びているIT業界などでは、タクシーで培ったスキルが活かせる機会は少ないはずです。
もちろん、コミュニケーション能力などは役立つはずですが、それはタクシー以外の業界で働いている方も持っているスキルなので競争力にはなりません。
デメリット2:業界の将来性に不安
自動運転技術やライドシェアの普及が進む中で、タクシー業界の未来は不透明です。
現状ではタクシーの需要は回復傾向にありますが、10年後も同じ環境が続くとは限りません。
私は、自動運転やライドシェアとは共存できると考えていますが、仕事を奪われるドライバーもいるはずです。
新卒で会社に入るとなると、そこから40年近く社会人生活が続くわけです。それを見越した上で、リスクの少ない選択肢を選ぶことをおすすめします。
新卒には他業界での経験を積む価値がある
ここまで書いてきたメリットとデメリットを踏まえると、私としてはどうしてもデメリットのウエイトが大きいと感じてしまいます。
そう考える理由を詳しく書いていきますね。
若いほど選択肢が多い
IT業界などの成長分野は、新卒の若い人材を求めています。高収入だけでなく、働きやすい環境や安定性も魅力的です。
私自身も、年収ランキングなどを見るにつけ、「新卒ブランドを使って別業界で挑戦しておけばよかった」と思うことがあります。
新卒という時期は、他業界での経験を積むことで将来の選択肢を広げられる重要なタイミングです。タクシー業界に入る前に、より成長性のある分野でスキルを身につけることをおすすめします。
その上で、「やっぱりタクシードライバーをやりたい」と思えるなら、その時にチャレンジすればいいんです。
他業界の経験がタクシー運転手としての成功にも役立つ
異なる業界での経験は、タクシードライバーとしての営業成績にも影響します。
たとえばIT業界で働いたことのある同僚ドライバーは、深夜のサーバー監視業務などでの退勤時にタクシーを利用するケースが多いことを知っていました。その経験を活かして、自分の担当エリア内のIT企業付近で営業することで、効率的に稼ぐことができていました。
他にも、他業種からの転職者は、基礎的なビジネススキルが身についている方が多いので、良い条件のタクシー会社にも受かりやすいです。
タクシー業界以外で働いた人の方が、実はドライバーとしても成功しやすいということなんですね。
これから社会人になろうとしている方は、「どんな業界を選べばいいのかわからない」と感じるでしょう。そんな場合には、新卒をサポートしているエージェント利用がおすすめです。
私もタクシー業界に転職する際にエージェントを使いましたが、企業に直接聞けないようなことも親身になって教えてくれるので助かりました。
新卒サポートに定評のあるウズウズのリンクを貼っておきますので、以下から無料のキャリア相談を受けてみましょう。
どうしてもタクシー業界で働きたいなら大手を選ぶべし
ここまで、「新卒でタクシー運転手になるのはおすすめしない」という話をしてきました。
とはいえ、それでもタクシー業界で働きたいという方もいるでしょう。そんな方が選択肢としてまず検討すべきは、「大手タクシー会社」です。
タクシー業界での大手というのは、「大和自動車交通」「日本交通」「帝都自動車交通」「国際自動車(kmタクシー)」の4社が「大手4社」として知られています。これらの会社とそのグループ企業は、業界内外で信頼が厚く、安定した収入や充実したサポート体制が特徴です。
大手を選ぶメリット
大手タクシー会社を選ぶメリットは多岐にわたります。
1つは稼ぎやすさです。たとえば、日本交通は歩合率が業界トップクラスの62%。歩合給制度を活かし、安定して高収入を目指すことが可能です。保証給が設定されている場合も多いので、新人が売上を伸ばせない時期でも、最低限の収入が保証され安心して仕事を続けられます。
また、福利厚生も魅力です。財形貯蓄や保養所など、ドライバーの生活をサポートする福利厚生が充実しています。
他にも、大手は配車アプリとの連携が強化されており、集客力が高い点も見逃せません。特に都市部では、多くの乗車依頼を受けることで効率よく稼ぐことができます。
自分に合った会社を選ぶ方法
大手4社にはそれぞれ特徴があります。稼ぎやすさを重視するなら日本交通、バランスの取れた働き方を目指すなら国際自動車、といったように、自分の価値観に合う会社を選ぶことが大切です。
大手4社について、より詳しくは以下の記事でも書いています。こちらも合わせてご覧ください。
また、タクシー業界に特化したエージェントを活用することで、より具体的な条件で求人を見つけられます。
一番のおすすめは、ドライバーズワークという転職エージェントです。私も利用したことがありますが、「大手グループのタクシー会社を探してほしい」など、細かい要望にも応えてもらえます。
他のエージェントと同じく完全無料で使えますので、まずは以下のリンクから電話相談を受けてみましょう。
まとめ
新卒でタクシー運転手になることは一つの選択肢ですが、他業界で経験を積むことで得られる選択肢の幅を考えると、もっと可能性を活かせる道があるかもしれません。
どうしてもタクシー業界を目指す場合は、大手企業を選び、明確なキャリアプランを持つことをおすすめします。
あなたが最高のキャリア選択できれば嬉しいです。