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タクシードライバーへ転職するために面接で気をつけるべき4つのポイント
タクシー会社の面接を受けるときに、どんなことに気をつければいいか知りたい。
タクシー会社の面接では、どんなことを聞かれるのかな?
この記事を書いているわたしは、約6年前にタクシー会社の面接を受けて合格。現在もタクシードライバーとして乗務しています。
この記事では、実際にタクシー会社の面接を経験しているわたしだからお伝えできる、面接で気をつけるべきポイントを解説しています。
- タクシー会社の面接を受けるときに気をつけるべきポイントが分かる。
- タクシー会社の面接で実際にどのようなことを聞かれるのかが分かる。
ブログの筆者について
タクシーへ転職するために面接で気をつけるべき4つのポイント
- タクシー会社へ電話で問い合わせるときから、面接は始まっている。
- 履歴書は人を表す。タクシー会社へ提出する履歴書注の意点とは?
- タクシー会社の面接は第一印象が大切。
- タクシー会社の面接では前向きさがみられます。
基本的には、タクシー会社の面接も他の職種の面接と気をつけるべきポイントは同じです。
わたしがタクシー会社の面接をうけたときには、上記のことを気をつけて合格することができました。
タクシー会社への転職を成功させるためには面接が非常に重要なのですね。
タクシー会社へ電話で問い合わせるときから、面接は始まっている
タクシー会社とのファーストコンタクトは電話が多いと思います。
電話でタクシー会社へ問い合わせるときから面接が始まっています。
電話ではあなたの顔が見えないため、声や言葉遣いだけであなたの印象が決まってしまいます。
電話での印象が良いと、この後の面接もスムーズにいきやすいかと。
タクシー会社に電話するときに気をつけたいポイントをまとめてみました。
- 早朝(7~9時くらい)の忙しい時間帯はさける。
- 自分の名前と要件をまず伝える。
- 相手が聞き取りやすい声の大きさ。
- 敬語と丁寧なことばづかい
- 面接の日時と場所など確認事項は復唱する。
履歴書は人を表す。タクシー会社へ提出する履歴書の注意点とは?
タクシー会社へ提出する履歴書で大切なのは、丁寧に、分かり易く、簡潔にがポイントです。
わたしが働いているタクシー会社では、毎月たくさんの人が入社してきています。特に大手タクシー会社の採用担当者は、いくつかのグループ会社の採用についてまとめて担当していることが多いでしょう。
たくさんの応募者の中から選考するさいに、履歴書が丁寧に見やすく書かれていることは、採用担当者にとって好印象につながりやすいです。
なので、タクシー会社へ提出する履歴書は下記のポイントをおさえて作成することをオススメします。
- 誤字脱字がないように。
- 丁寧な字を心がける。
- スーツ姿で撮った写真を添付。
- 志望の動機は分かりやすく、簡潔に。
タクシー会社の面接は第一印象が大切
タクシー会社の面接では、第一印象が大切です。
人の第一印象は出会って3秒で決まると言われています。メラビアンの法則では「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%と提唱。
タクシードライバーは毎日たくさんのお客さまをお乗せしますが、お客さまがタクシードライバーから受ける印象は、第一印の良し悪しでほとんど決まってしまいます。
近年のタクシー業界では、お客さまに対する接客を重視しているため、お客さまによい印象をあたえることができる人材を求めています。
日本交通の調べではタクシーの平均乗車時間は約18分、他のサービス業と比べるとお客さまと関わる時間が短いため、第一印象が大切なのですね。
面接での第一印象を良くするためにつぎのことを心がけましょう。
- 遅刻しない。
- 身だしなみ。
- ハキハキと、大きい声で。
タクシー業務では、予約のしごとの場合、予約の時間に遅れてしまうと苦情につながる場合があります。
タクシードライバーにとって時間管理は仕事のうちです。
面接では、開始時間の10分前くらいには会場に到着するようにしましょう。
タクシー会社の面接では前向きさがみられます
タクシー会社の面接では前向きさをみせることが大切です。
タクシードライバーの仕事は、売上げが良い日があれば悪い日もあります。親切な優しいお客さまもいれば、対応が難しいお客さまもいらっしゃいます。
どんなことがあっても前向きで仕事に取り組めることは、タクシーを続けていくために必要なのですね。
なので、面接であなたの前向きさをみせることができれば、採用担当者に「この人はタクシードライバーとして続けていけそうだな!」と良い評価につながることに。
面接で転職理由を聞かれたときに、ネガティブな要素であっても正直に話すことは必要ですが、その後に必ずポジティブな要素で締めくくりましょう。
例えば、前の仕事がサービス残業が多くて給料が安くて生活に困った場合は、
「前職ではサービス残業が多く給料が安かったため、家族を養っていくことが難しかったです。」「タクシーは歩合給で売上げに応じて給料がきまるところに魅力を感じています。」「タクシーでたくさん稼げるようにがんばります!」
という感じですね。
タクシー業界は歩合制がきほんなので、「稼ぎたい」という意欲はポジティブにとらえられるでしょう。
わたしがタクシー会社の面接で聞かれたこと
わたしがタクシーに転職するときに面接で採用担当者に聞かれたことの中で一番印象に残っていることを参考までにお伝えしますね。
それは、「タクシーはいろんなお客さまを乗せるから大変な仕事だけど、だいじょうぶ?」でした。
わたしはこの質問に対して、「タクシーで家族を養っていくために覚悟はできています!」と即答。
この回答をした瞬間に採用が決まったようです。じつはこのあと、幹部候補として採用したいから管理職を目指してみないかというお誘いを受けました。
入社して3年後くらいに管理職のみならいを1年くらいやってみましたが、やっぱり自分はドライバーをやっていたいと考え、いまはドライバーの仕事に専念させてもらっています。
というわけで、タクシー会社の面接ではタクシーに転職にすることに対する決意をみられるかもしれませんよ。
タクシー会社が人材を評価するポイントとは?
わたしがタクシー会社に入社するまえ社長と面談したときに、自社のタクシードライバーに求めることを教えていただきました。
これからタクシー会社が人材を評価するポイントをお教えしますね。
- 挨拶がしっかりできる。
- 前向きさがある。
- 時間を守る。
- 健康である。
- 交通安全への意識が高い。
タクシー会社が人材を評価するポイントを知るためには、稼働率について知っておくことが有益です。
稼働率は、タクシー会社にとって、収益を上げて会社を存続させていくうえで非常に重要な指標となっています。
稼働率は、ざっくり言うとタクシー会社が保有するタクシーがどれだけ働いているか。
実働車数÷在籍車両数=稼働率
タクシー会社としては、タクシーを働かせないで休ませていても税金や維持費がかかるだけなので稼働率を上げたいのですが、タクシーを働かせるためには人が必要なのです。
- 前向きさがある→タクシーを辞めないで続けていける→ドライバーが増える
- 健康である→欠勤しないで働ける→出勤者がが増える
- 交通安全の意識が高い→事故をおこさない→稼働できるタクシーが減らない
この3つはがそろった人材こそ、タクシー会社にとっては稼働率につながる必要な人材ということに。
タクシー会社の面接で聞かれやすいこと
- 前職の退職理由
- どれくらい稼ぎたいか
- 逆に質問はないか
前職の退職理由については、まえの項でご説明したとおり基本的には正直に伝えたほうが良いとおもいますが、ポジティブに締めくくれるようにしましょう。
どれくらい稼ぎたいかについては、事前にタクシー会社のホームページ等で平均年収を調べておき、その平均年収を踏まえたうえで自分の希望する年収額をもっておくとよいですね。
逆に質問がないかについては、応募するホームページをみて実際はどうなのか気になったことを質問するようにしましょう。
タクシー会社とのミスマッチを防ぐためには?
せっかくタクシー会社への採用が決まったとしても、仕事内容や勤務条件が思っていたのと違うということでは、タクシーを楽しく続けることはできません。
タクシーへの転職を成功させるためには、タクシー会社とのミスマッチを防ぐことが必要です。
これから、ミスマッチを防ぐために必要なことをお伝えします。
面接を受ける前に情報収集しよう
タクシー会社の面接を受けるまえに、そのタクシー会社のホームページをみて情報収集をしておくと、ミスマッチを防ぐことができて面接もスムーズにすすむでしょう。
- タクシー会社の平均給与
- どの勤務形態で募集しているか
- タクシー会社が力をいれていること、タクシー会社の強み
タクシー会社の平均給与
タクシーは歩合制が基本です。売上に対して給与が決まります。
面接を受けようとする平均給与を知っておくことは、実際にタクシーを始めてから思ったように稼げずにこんなはずじゃなかったということになることを防ぐことができます。
あらかじめ平均給与を知ったうえで面接を受けることで、採用担当者にはやる気が伝わり、タクシーを始めたときの目標にする年収額も決めやすくなりますね。
どの勤務形態で募集しているか
タクシードライバーには勤務形態がいくつもあります。
まずは働きたい勤務形態を決め、これから面接を受けようとするタクシー会社が希望する勤務形態を取り入れているかを確認しておきましょう。
あらかじめ希望する勤務形態を決めておくことで、面接のときに採用担当者に勤務形態の詳細を確認することができますね。
参考までにタクシードライバーの勤務形態をのせておきます。
- 昼勤→早朝から夕方までの勤務
- 夜勤→夕方から早朝までの勤務
- 昼夜勤→昼勤と夜勤が週ごとに入れ替わる勤務
- 隔日勤務→一回の勤務が20時間くらいで、勤務した次の日は休み
タクシー会社が力をいれていること、タクシー会社の強み
タクシー会社が力をいれていることやタクシー会社の強みがホームページ上に載っているなら確認しておくとよいです。
なぜならタクシー会社が力を入れていることや強みを知ることは、そのタクシー会社がどのような人材を求めているかを知ることに繋がるからですね。
たとえば、わたしが働いているタクシー会社では、接客に力をいれていて、接客を強みとして他のタクシー会社との差別化を図っています。求めている人材は、接客ができる人、お客さまから印象がよさそうな人ですね。
会社がどのような人材を求めているかを知ることは、自分がその会社と合うかどうかを知ることに繋がりミスマッチになる可能性を減らせます。
タクシー会社の面接では、不安に思っていることは聞きましょう
タクシー会社の面接は、あなたがタクシー転職に対してもっている不安をタクシー会社の人に直接確認できる絶好の機会です。
タクシー会社の面接では、あなたがタクシーへの転職に対して不安に思っていることを聞いてみましょう。
わたしがタクシー会社の面接を受けたときも、これからタクシーへ転職することへの不安を採用担当者にすべて聞きました。
不安をかかえたままタクシーに転職しても、こんなはずじゃなかったと後悔する原因になります。
わたしがタクシーに転職するときに不安に思っていて、面接のときに採用担当者に聞いたことはつぎのことです。面接で不安に思っていることを聞いて、不安をなくすことができました。
- 収入面→タクシーは歩合制だが、普通に流していればアパレル時代より収入が増える。
- 未経験で地理の不安→未経験で転職する人がほとんど。入社後の研修で地理が勉強できる。タクシーにはナビが付いている。道が分らなくてもお客さまが教えてくれる。
- 犯罪に巻き込まれたとき→SOS信号を上げれば、付近の同じ会社のタクシーが駆けつけるシステムがある。
- 2種免許取得について→会社が費用は全額負担してくれて、入社前にとることができる。教習所および試験所に通う期間も給料がもらえる。
まとめ
タクシーに転職するためには面接は避けてはとおれませんが、あなたとタクシー会社とのミスマッチを防ぐことができる貴重な機会でもあります。
まずは、タクシードライバーという仕事の情報をえることが必要です。
そうすることで、あなたが希望する年収額や働きたい勤務形態がおのずとみえてくるはずです。
これだ!というタクシー会社があらわれたら、まずは面接を受けてみましょう。
面接を受けるさいには、特に第一印象が大切です。
第一印象とは、電話でのコンタクトや履歴書の提出にはじまり、面接でのあなたの応対のしかたまでが含まれています。
この記事でご紹介したポイントを押さえていただければ、きっと面接がうまくいくでしょう。
この記事を読んでいただいたあなたが、わたしと同じタクシードライバーの道にすすまれることを楽しみにしています。
タクシーに転職するためにどのような手順で進めていけばよいかについて、こちらの記事でくわしく解説しています。興味があるかたはこちらもご覧ください。