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転職してよかった!タクシー運転手はプレッシャーもサビ残もない最高の仕事【経験から語る】
タクシードライバーの自由なイメージに憧れるけど、転職して実際にやっていけるのか心配。
タクシードライバーに転職して「よかった」と感じるポイントについて知りたい。
上記のようなお悩みを解決していきます。
私自身、アパレル業界からタクシー運転手に転職して6年以上立ちますが、「転職してよかった!」と思えるポイントはたくさんあります。
例えばタクシードライバーという仕事は、「家に仕事を持ち帰る」ということが物理的にできませんので、仕事とプライベートを完全に切り離すことができます。サラリーマン時代(厳密にはタクシーもサラリーマンですが)、家に帰っても職場のことが頭から離れず、「全然休めない」ということがありましたが、タクシードライバーになってからはそれがなくなりました。
また、お客さんを乗せれば売上があがり歩合給が発生するので、「サービス残業」という概念が存在しません。頑張ればその分が報われるというのがタクシー運転手の仕事なんですね。
これらは一例ですが、タクシー運転手という仕事は「メリットのほうが大きい」と感じています。
この記事では、現役タクシードライバーである私の体験をもとに、タクシー業界に転職して「よかった」と感じるポイントについて解説します。
- 転職先として、タクシードライバーはアリかどうか
- タクシードライバーへ転職するメリットとデメリット
- タクシードライバーとして成功するために必要なこと
ブログの筆者について
タクシードライバーに転職して「よかった!」と思えるためには、もちろん会社選びが一番重要です。他業種からの転職の方は、ぜひタクシー業界専門の転職エージェントを使ってみてください。
私のおすすめはドライバーズワークです。業界に精通したアドバイザーが、あなたの求める条件に合ったタクシー会社を一緒に探してくれます。転職の成功確率がグッと上がるのでおすすめですよ。
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例えば「半年以内の転職を考えている」や「ボーナスが〇〇円貰えるタクシー会社を探している」と伝えてみましょう。
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タクシードライバーになって良かったこと
私はタクシードライバーを6年ほどやっていますが、タクシードライバーになって良かったと感じることはたくさんあります。
もちろん、デメリットもあるのですが、私の場合はメリットの方が上回ります。
例えば次のような点です。
- 仕事でプレッシャーを感じることが少ない
- 職場の人間関係が少ない
- 休日の予定がたてやすい
- サービス残業がない
それぞれ詳しく解説します。
仕事でプレッシャーを感じることが少ない
タクシードライバーに転職して、プレッシャーを感じることはほとんどなくなりました。
タクシードライバーになる前、私が仕事上で感じていたプレッシャーには次のようなものがあります。
- 売上目標の達成
- チームをまとめる
- 作業の進捗確認
- 自分自身のスキルアップや成長
サラリーマンとして働いている方なら、多くの方が感じることだと思います。もちろん、ある程度は仕方のないことなのですが、度が過ぎると精神的に参ってしまいます。
上記のようなプレッシャーがきついと感じる方なら、タクシードライバーになるのはメリットになるでしょう。
私も、タクシードライバーになってからは、上記のようなプレッシャーからは解放されました。
例えば売上。タクシードライバーの給与は歩合制なので、売上が低ければ自分の給料が下がるだけです。最低限の売上を上げていれば、「なんで売上が少ないの?」と上司から詰められることはまずありません。
タクシードライバーは自分一人で仕事が完結する仕事なので、チームをまとめることや作業進捗を確認するといったことも必要ありません。また、昇進のために資格を取ったり勉強をしたりと、業務外で仕事のことを考える必要もありません。
他の業種から転職した人からすると、タクシードライバーは気楽に感じるはずです。
職場の人間関係が少ない
わたしはタクシードライバーに転職して、職場の不毛な人間関係で悩むことがなくなりました。
タクシードライバーは、多くの方がイメージされる通り、勤務時間のほとんど一人で走り回っています。会社にいる時間は少なく、出庫する前後の1〜2時間程度です。
上司やドライバー仲間と話すこともありますが、「今日乗ってきたお客さんが○○まで行ったよー」みたいな感じで、込み入った話はほとんどしません。
タクシードライバーは、普段の仕事を真面目にやって挨拶さえできれば、周りから陰口を叩かれたり文句を言われたりすることはまずないでしょう。
サラリーマン時代と比較すると、人間関係はとても楽になりました。
休日の予定がたてやすい
タクシードライバーは、休日の予定がたてやすい点もメリットです。
タクシードライバーはシフト制で働きますが、1ヶ月前にシフトが組まれることがほとんどです。一度組まれたシフトについては、急な変更もありません。
サラリーマンにありがちな、お客さんや上司の都合で予定が変わったり、休日出勤をしたりということがタクシードライバーにはないんですね。
タクシードライバーは基本的に個人プレイの仕事なので、他の従業員との絡みで有給が出しにくいなんてこともないわけです。
まえもって休日の予定が立てやすいことは、タクシードライバーのメリットと言えるでしょう。
サービス残業がない
タクシードライバーには、サービス残業がありません。
タクシードライバーの給料は歩合制が基本です。「売上が多ければ給料が増え、少なければ減る」というシンプルな仕組みなので、サービス残業は発生するはずがないのです。
月給や年俸制で働くサラリーマンの場合には、成果を上げても上げなくても給料は一定ですよね。残業した分の成果も見えづらいので、その分を給料に反映しにくい職種が多いのではないでしょうか。
タクシードライバーは、売上イコール給料ですので、そもそも残業という概念がないのです。
私がアパレル業界で働いていた頃はサービス残業があり、いくら働いても、もらえるはずの給料がもらえずに苦痛でした。タクシードライバーになって、この悩みから解放されました。
タクシードライバーになって感じたデメリット
メリットを知ったところで、デメリットについても押さえておきましょう。
メリットの方がデメリットを上回る場合には、「転職して良かった」と感じることができるはずです。
他の職種からタクシードライバーに転職するときのデメリットは、つぎのとおりです。
- 給料が安定しにくい
- 事故や免停で職を失うリスクがある
- 他業種への転職が難しくなる
それぞれ詳しく解説します。
給料が安定しにくい
タクシードライバーという職種は不景気の影響を受けやすいため、給料が安定しにくい点がデメリットです。
タクシードライバーの給料は、歩合制が基本になっているからです。売上が伸びればその分給料が増えますが、反対に売上げが下がれば給料が減ってしまいます。
月給制や年俸制のサラリーマンと違い、給料が変動するため、住宅など高額なローンを組むとなると少し覚悟がいるかもしれません。
タクシードライバーへの転職を考えている方は、給料に変動があることを見越したうえで決めたほうが良いでしょう。
リスクを避けるために、転職先として大手タクシー会社を選ぶのも1つの方法です。例えば社員寮や社員食堂が充実しているタクシー会社もあるため生活コストを抑えられる会社であれば、額面の給与では見えないメリットも受けられます。
以下の記事で、いわゆる「大日本帝国」と呼ばれるタクシー業界の大手4社について比較していますので、あわせてご覧ください。
また、生活防衛のために、タクシー以外の副業を見つけておくのもおすすめです。タクシー運転手が取り組みやすい副業については以下にまとめていますので参考にしてください。
事故や免停で職を失うリスクがある
タクシードライバーは、大きい事故を起こしたり免停になったりすると、仕事を続けられなくなることがあります。
事故や免停で職を失うリスクについて、もう少し掘り下げて解説していきます。
事故について
事故を起こしたときに会社を辞めさせられるケースは少ないですが、つぎの2つの場合は退職に繋がることがあります。
- 過失と損害が大きい事故
- 短期間に事故を繰り返す
特に新人のあいだは事故を起こしやすいです。事故の原因と対策をしっかり考えて繰り返さないようにすれば、辞めさせられることは少ないです。
また、ドライバー自身が事故で重い障害を負い、タクシーを続けられなくなったという話も聞いたことがあります。
免停について
タクシードライバーは二種免許が必要な仕事です。
したがって、違反して免停になると免許停止期間(30〜180日)は、タクシーの仕事ができません。
サラリーマンなら免停になったとしても、自動車通勤ができなくなっても働くことはできますよね。タクシードライバーは「運転すること」自体が仕事ですので、免停期間はタクシーでの収入がなくなってしまうのです。
事故も免停も、どんなに気をつけていても起こりうることです。少しでもリスクを下げるための努力が必要になります。
他業種への転職が難しくなる
タクシードライバーを続けていると、身につくスキルが偏っているため、他業種への転職が難しくなります。
タクシードライバーの仕事を続けて得られるのは、運転と地理のスキルです。
ドライバー以外の業種に転職しようとするとき、運転以外にアピールできるものがないと内定をとることは難しいでしょう。
実際に私の周りでは、タクシードライバーから他業種へ転職した方は稀です。
別のタクシー会社へ転職した人は、比較的多いですが。
サラリーマンからタクシードライバーへの転職をお考えのかたは、タクシードライバーに向いてるか判断することと、続けていく覚悟が必要ですね。
こうしたデメリットに不安を感じる方は、タクシー業界に詳しい転職エージェントに相談してみましょう。福利厚生が充実しているなど、社員を守る仕組みを持っている会社もたくさんあります。
私のおすすめエージェントは、ドライバーズワークです。アドバイザーが親身になって話を聞いてくれるので、あなたが不安に感じることも隠さず相談してみましょう。
タクシードライバーの働き方
ひとくくりにタクシードライバーといっても、勤務時間や時間帯はそれぞれです。
タクシードライバーになるとき、まずは勤務形態について知っておく必要があるでしょう。
ここでは、タクシードライバーの勤務形態について解説していきます。
勤務形態によって働きかたが変わる
タクシードライバーの勤務形態として、次の3つがメジャーです。
勤務時間 | 働く時間帯 | 休日数 | |
夜勤 | 11時間 | 18~5時 | 6日 |
昼勤 | 11時間 | 6時~5時 | 6日 |
昼夜勤 | 11時間 | 昼勤と夜勤を交互に繰り返す | 6日 |
隔日勤務 | 20時間 | 8時~4時 | 18日 |
もっとも一般的なのは、隔日勤務です。ただ、隔日勤務は勤務時間が長いため、慣れが必要になると思います。
まずは、隔日勤務から説明していきましょう。
隔日勤務
勤務時間 | 働く時間帯 | 休日数 | |
---|---|---|---|
夜勤 | 11時間 | 18~5時 | 6日 |
昼勤 | 11時間 | 6時~5時 | 6日 |
隔日勤務 | 20時間 | 8時~4時 | 18日 |
上記のとおり、隔日勤務は1回の勤務時間が20時間程度ととても長くなります。
これからタクシー業界に飛び込もうとしている方にとっては、 いきなり隔日勤務で働くことは勇気がいるかもしれません。
しかしながら、隔日勤務を選ぶと次のような美味しい特典がついてきます。
- 月の半分以上の休日
- 稼ぎやすい夜間に働ける
タクシーの売上が伸びやすい時間帯は、基本的には夜間です。22〜5時までが割増し料金になることと、終電後で長距離の利用が増えることが理由としてあげられます。
なので隔日勤務は、一回の乗務で集中して稼ぎ、休みはたっぷりととれる、効率がよい勤務形態と言えるでしょう。
ただし、夜間勤務や長時間勤務に体が合わない人にとってはキツイので、よく考えて選ばないとなりません。
隔日勤務についてもっと詳しく知りたい方には、以下の記事で詳しく解説しています。
夜勤
夜勤は、タクシードライバーの勤務形態のなかで最も稼ぎやすい勤務形態です。
終電を逃した帰宅客の利用や、22時から5時までの割増し料金で、客単価が上がりやすいからですね。
コロナ禍の外出自粛期間にはタクシー利用者が減り、業界全体で売上は下がりましたが、それでも他の勤務形態と比べて稼ぎやすい時間帯でした。
夜間勤務が体に合わない人には、居眠り運転をする可能性があるのでおすすめしませんが、夜間オッケーでたくさん稼ぎたい人にはよいかもしれません。
夜勤についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
昼勤
昼勤は、一般のサラリーマンと同じように朝から夕方まで働きます。
夜間働くほかの勤務形態よりは平均収入は下がりますが、女性や高齢ドライバーに人気です。
私も昼勤をやったことがありますが、昼間働いて、夜眠れるので体はかなり楽でした。
夜勤のように、月収30万円とか40万円稼ぐのはハードルが高いですが、そこまで稼ぐ必要がない人にはおすすめです。
病院通いやお買い物でタクシーを利用されるお客さまが多く、わりとのんびり働けるのが昼勤の魅力だと感じています。
管理職になる道もある
タクシードライバーとして経験を積んだ後に管理職になる道もあります。
タクシー業界では、管理職は「内勤」とか「フロント」とかと呼ばれることが多いようです。
タクシー会社では若い人のほうが管理職になりやすく、40代までの人は管理職へのお誘いが来ることも多いと思います。
わたしは30代で現在のタクシー会社に入社したとき、管理職にならないかと誘いを受けたことがあります。その時には、1年ほどドライバーをやりながら内勤の手伝いをしました。
やってみて自分には合わないことが分かり、内勤をおりて現在はドライバーに専念しています。
ドライバーは、自分さえ無事故で苦情を出さなければ、平穏な毎日を送れますが、内勤になると会社の責任者としてお客さまやドライバーへ対応しなくてはなりません。
細かいことを気にしない性格の人なら、内勤は向いてるかもしれません。
基本はデスクワークなので、事故のリスクはほとんどないですし、給料も安定しています。
タクシー会社で管理職として働く場合には、運行管理者の資格が求められます。運行管理者の資格や、仕事内容について詳しく知りたいかたは、こちらの記事が参考になるでしょう。
転職するなら早めがおすすめ
「タクシードライバーなるのは定年近くになってから」と、思われているかもしれませんが、転職するなら早めがいいです。
座り仕事とはいえ勤務時間がながいので、意外と体力はいるなと、わたしは実感しています。
早めに転職して、慣れて生活リズムがつかめれば、歳とっても続けやすいでしょう。
管理職になりたい人も、若いほうが断然有利です。
タクシードライバーへ転職をお考えのかたには、早めの転職をおすすめします。業界未経験の方は、タクシー専門の転職エージェントに相談してみるのが安心です。
私のおすすめエージェントはドライバーズワークです。以下のリンクから問い合わせてみてください。
タクシードライバーとして成功するために必要なことは2つ
タクシードライバーとして成功するためには、次の2つが重要です。
- 自分に合ったタクシー会社を選ぶ
- 安全やおもてなし、基本を大切にする
この2つがどういうことか、これから具体的に説明していきます。
自分に合ったタクシー会社を選ぶ
タクシードライバーとして成功するためには、自分に合ったタクシー会社を選ぶことは必須。
どんなにこの仕事に向いてる人でも、それを生かしきれず、仕事がつまらないと感じる可能性が高いからです。
自分に合ったタクシー会社を選ぶために、下記の2つを押さえましょう。
- 自分の体に合った勤務形態で働けるか
- 希望の給料を得られる可能性はあるか
自分の体に合った勤務形態で働けるか
実は、タクシー会社によって採用している勤務形態は違います。
例えば、隔日勤務のみのタクシー会社もあれば、昼勤や夜勤のみのタクシー会社もあるでしょう。
体に合わない勤務形態を選んでしまうと、勤務するのが辛くなり、最悪事故を起こすリスクさえあります。
タクシー会社を選ぶときは、その勤務形態で働いて大丈夫かをよく考えて選びましょう。
希望の給料に達する可能性があるか
「思ったより稼げなかった」と辞めていったドライバーは、私の周りでもよくいます。
タクシードライバーは歩合制で、正直やってみなるまで分かりません。
ですが、タクシー会社の平均年収や近況を調べておくことで、ある程度はリスク回避できるはずです。
平均年収や給料の目安は、タクシー会社のホームページや求人に載っていることがありますが、情報が古い場合も結構あるんですね。
給料の情報を入手するのにおすすめの方法は、タクシー業界に特化した転職サイトを使うことです。
特に先ほどからおすすめしているドライバーズワークには、タクシー業界に精通したコンサルタントがいて、無料で相談にのってくれます。
給料をはじめとしたお金の話は、会社の面接で直接は聞きづらいですよね。あと、聞いたとしても、よく見せようとして高い人の例を答えてくる場合もあります。
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安全やおもてなし、基本を大切にする
タクシードライバーにとって、安全面とお客さまへの接客マナーはとても大切です。
基本を疎かにすると、事故や苦情につながります。
タクシードライバーとして成功したいなら、事故ゼロ、苦情ゼロを目指しましょう。
そのためには、基本を大切にして乗務し続けることが大切です。多くのタクシー会社では、新人研修でドライバーとしての基本が教えられています。
私自身、基本を大切に勤務しており、事故は4年間ゼロ、苦情は6年間ゼロです。
おかげでドライバーとして充実した毎日を過ごせています。
タクシードライバーに向いている人
現役タクシードライバーの私が考える、この仕事に向いている人は、次の3つのタイプの人です。
絶対的な基準ではありませんが、6年間ドライバーをやっていて私が感じていることを挙げさせていただきます。
- 運転が好きな人
- 接客が好きな人
- 他人の役に立てることに喜びを感じる人
それぞれ解説します。
運転が好きな人
当たり前なことではありますが、運転が好きな人はタクシードライバーに向いています。
タクシーの仕事は、本当に一日中車を運転しているので、わかっていても「こんなに運転するんだ」と驚くことになります。
タクシードライバーの仕事は、大きく分けると、「空車」と「実車」があります。空車というのはお客様に出会うために流すことで、実車はお客さまを目的地まで運ぶことのことをいいます。お客様に出会う前も、出会った後も運転をし続けるということですね。
他の仕事では、なかなかこのように同じことをやり続けるということはないと思います。
タクシーの仕事は想像以上に「運転しかしない」ので、とにかく運転することが好きでなければ、続けるのは難しい仕事です。
接客が好きな人
接客が好きな人のほうが、お客様への対応が苦にならず、タクシードライバーに向いています。
前の章で「タクシー運転手はずっと運転」と書きましたが、お客様を乗せた後は、さらに接客の仕事が加わります。
タクシードライバーは、多種多様なお客さまをお乗せする仕事です。しかも、タクシーに乗ってこられるお客さまは初対面の場合が多いうえ、密室空間です。
接客が苦手な人は、お客さまに話しかけられること自体が苦痛に感じることもあるでしょう。そうした苦手意識は態度に出てしまうんですね。なので、お客様としても、接客が好きなドライバーのほうが親しみを感じてくれてリピートにもつながりやすくなります。
接客業をやったことがあり、人と話すことが好きな方なら、タクシードライバーに向いています。
他人の役に立てることに喜びを感じる人
これはどの職種でもそうかもしれませんが、他人の役に立てることに喜びを感じる人は、タクシードライバーに向いています。
タクシーはお客さまの日常の足としてお役にたてる仕事だからです。タクシードライバーの給料は歩合制が基本なので、コロナ渦など社会情勢によって収入が減ることがあります。
自身の売上以外に喜びが見出せない人だと、売上げが下がる時期はモチベーションが保てません。
お客さまの役に立って「ありがとう。助かったよ」と言われることに喜びを感じる人のほうが、この仕事には向いています。
転職で失敗しないために必要なことは?
サラリーマンからタクシードライバーへの転職で必要なことは、3つあります。
- タクシーでどれだけ稼ぎたいか明確にする
- 自分に合った勤務形態を選ぶ
- タクシー専門の転職エージェントを利用する
タクシードライバーへの転職で失敗しやすいのは、会社選びです。
何も調べずに、「タクシー会社なんてどれも同じ」などと安易に選んでしまうと、あとから後悔することになりかねません。
上記の3つのポイントを押さえることで、転職で失敗するリスクを下げられます。
上記のポイントについては、以下の記事も読んでみてください。現役ドライバーの私が、自身の体験から失敗しないための転職方法について解説しています。
まとめ
未経験からタクシードライバーに転職した私が「転職してよかった」と感じたポイントについて解説してきました。
今からでも、タクシードライバーへの転職は全然アリです。
とはいえ、他の業種からタクシードライバーに転職するとき、メリットとデメリットについても押さえておきましょう。
タクシードライバーに転職するメリットは次の4つです。
- 仕事でプレッシャーを感じることが少ない
- 職場の人間関係が少ない
- 休日の予定がたてやすい
- サービス残業がない
また、デメリットになることは以下の3つです。
- 給料が安定しにくい
- 事故や免停で職を失うリスクがある
- 他業種への転職が難しくなる
上記のメリットとデメリットを両方知ったうえで、メリットのほうが大きいと感じた方なら、タクシードライバーへの転職はアリだといえるでしょう。
デメリットで挙げていますが、タクシードライバーは潰しがきかない職業です。
別のタクシー会社への転職はし易いですが、他業種への転職は難しいものがあります。
タクシードライバーへの転職をお考えの方は、「ずっと続けていける仕事か?」という点についてもお考えください。
わたしが6年間タクシードライバーを続けてきて、この仕事に向いてると感じる人は次の3タイプです。
- 運転が好きな人
- 接客が好きな人
- 他人の役に立てることに喜びを感じる人
絶対的な基準ではありませんが、参考にして頂けると幸いです。
未経験からタクシードライバーへの転職をお考えの方には、タクシー業界に特化した転職サイトを使うことをおすすめします。
特に、ドライバーズワークを使うと自分にあったタクシー会社が見つかりやすいです。以下のリンクからご利用ください。
ドライバーズワークを使ってみたレビューについては、以下の記事で解説しています。