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タクシーの運行管理者の実務について徹底解説!合格者が教える勉強法とは?
タクシー運行管理者の、実際の仕事内容が知りたい。
タクシー運行管理者の試験に受からない。合格者はどのように勉強したのかな?
ブログの筆者について
この記事を書いているわたしは、タクシー運転手になって6年目の現役ドライバーです。
いぜんわたしは、運行管理者の補助者として1年くらい働いていました。
そのなかで、国家資格である運行管理者試験を受け、一発で合格しました。
この記事では、わたしの実体験に基づいて、運行管理者の実務がどのようなものかや、運行管理職試験の勉強のコツについて解説しています。
この記事を読むと分かること
- 運行管理者の実際の仕事内容が分かる
- 運行管理者資格試験に合格するための効率がよい勉強法が分かる
タクシーの運行管理者とは?
タクシーの運行管理者とは、タクシー送迎などの運行管理業務が円滑におこなえるように、運行の計画、勤怠管理、ドライバーのサポートなどをおこなう人のことです。
5台以上の車両を保有する事業所は、運行管理者を選任しなければならないと、法律により定められています。
タクシー運行管理者は国家資格です。運行管理者になるためには、試験に合格しなければなりません。
わたしが働いている事業所では部長や課長といった管理職が、運行管理者の資格を保持して運行管理業務をしていますが、かならずしも全員の管理職が運行管理者の資格を取得しているわけではありません。
実際には、『運行管理者+補助者』で運行管理業務をまわしているケースが多いと思います。
タクシーの保有台数が40台以上になると、選任しなければならない運行管理者の数が増えていくことが法律で定められています。
タクシー車両数 | 運行管理者数 |
~39両 | 1人 |
40~79両 | 2人 |
80~119両 | 3人 |
120~159両 | 4人 |
160~199両 | 5人 |
200~239両 | 6人 |
240~279両 | 7人 |
タクシー運行管理者の実際の仕事内容
わたしは、タクシー運転手と運行管理補助者を1年間くらい掛けもちでしていた経験があります。
わたしが運行管理業務に携わった経験や見てきたことにもとづいて、タクシー運行管理者の実際の仕事内容を解説していきますね。
タクシー会社によって、実際のしごとの回しかたやしごとの範囲、役割分担など違ってくるとは思いますが、参考にしていただければと思います。
この記事では、記載上、運行管理者と補助者をひとくくりに運行管理者と記載しています。
タクシー会社によっては、運行管理資格の有無や役職などにより、担当できる業務が決まっていることがある点をご了承ください。
- 電話応対(タクシー予約の受付、ドライバーとのやり取りなど)
- ドライバーへの点呼をおこなう
- ドライバーの勤怠管理
- ドライバーが乗るタクシー車両を決める
- タクシー車両の管理
- ドライバーごとの一日の売上げを入力する
- 事業所の一日の売上げを計算する
- 苦情対応
- 事故対応
わたしが運行管理の補助者を始めたときの感想は、「思ったよりも、やることが沢山ある」でした。
運行管理者はきほんはデスクワークなので、はたからみれば楽そうに見えるかもしれませんが、けっしてそんなことはありません。
複数の運行管理者や、補助者をおき役割分担しているケースが多く、すべての運行管理業務を一人で行うことは少ないとは思いますが、ドライバーが入れ替わる朝や夕方の時間帯は、体がもう一つ欲しくなるくらい忙しいですね。
電話応対(タクシー予約の受付、ドライバーとのやり取りなど)
タクシー事業所には、「タクシーをこれから自宅によこしてほしい」というようなお客さまから、予約の電話が入ることがあります。
タクシーの予約を受け付けると、基本的には待ち合わせ場所から近い自社のタクシーを進行させるために手配します。
待ち合わせ場所にお客さまのお姿が見えないなど、業務に対して問題等がでてきたときにドライバーから連絡がくることがあり、必要な指示をドライバーにだすことも運行管理者の仕事ですね。
ドライバーへの点呼をおこなう
点呼は一人もしくは複数のドライバーと対面で、始業前と始業後に行います。
点呼は、運行管理補助者でもおこなうことができますが、全体の点呼の3分の1以上を運行管理者が行わなくてはなりません。
始業前点呼の主な目的はつぎのとおりです。
- 顔色などを見て、ドライバーの健康状態を確認する
- 業務上の連絡事項を伝える
- 服装が整っているか確認する
- アルコール検知器でのアルコールチェック
- ドライバーに日常点検させる
- 運転免許証、業務に必要な物(伝票やETCカードなど)を持っているかを確認する
ドライバーの健康状態を把握しておくことは、運行管理者にとって非常に大事です。
ドライバーが疲れていたり、病気になっていたりしたまま乗務させてしまうと、事故の原因になる可能性があるからです。
わたしの事業所では、点呼のときに検温と血圧検査を行い数値が正常でないと、乗務することができません。
点呼やふだんのコミュニケーションで、ドライバーの顔色や様子などから健康状態を把握しておくことも、運行管理者にとって大切な仕事です。
ドライバーの勤怠管理
運行管理者は、ドライバーの有給や休日などを管理しています。
たとえば、出勤予定日の朝にドライバーから「体調が悪く休ませてほしい」と連絡があった場合、そのドライバーが乗るはずだったタクシーが空くことになります。
そのままにしておくと、運行できる車両が1台無駄に眠っていることになり、タクシー会社が利益をあげていくうえでは良くありません。
なので空いたタクシーに他のドライバーを乗せるように、乗り組みを変更します。
このほかにも、ドライバーの勤怠をパソコンなどに入力し記録することなども運行管理者の仕事です。
ドライバーが乗るタクシー車両を決める
事業所のタクシーが無駄なく稼働しているかどうかで、タクシー会社の売上げが大きく変わります。
タクシー会社が存続していくためには、安全と利益の確保を追求していかなくてはなりません。
例えば、1台のタクシーが一日24時間フル稼働したばあいと、半分の12時間だけ稼働した場合では、12時間だけの稼働だった場合の売上のほうが少なくなります。
事業所のタクシーが無駄なく稼働するために、ドライバーの勤務時間帯などを考えて乗り組みを決めていくことも、運行管理者の大切な仕事のなかの一つですね。
わたしも運行管理補助者として、乗り組みを考えていたことがありますが、毎回ドライバーの組み合わせなど悩みながら決めていました。
わたしの営業所では、1台のタクシーを昼勤のドライバーと夜勤のドライバーとで組み合わせるパターンが多く、昼勤のドライバーが夕方17時に帰ってきて、夜勤のドライバーが18時くらいに引き継ぐという、車両の回しかたです。
タクシー会社によって、ドライバーが乗る車両を固定にしていたり、乗り組みの決め方もさまざまだと思います。
タクシー車両の管理
運行管理者は、タクシーが安全に運行できるように車両を管理します。
事故や故障などで車両の修理が必要になることや、法定点検や車検の手配をすることも、タクシー運行管理者の仕事です。
タクシーは6ヶ月ごとの定期点検、1年ごとの車検やメーター検査が義務づけられています。運行管理者は、車両ごとに点検や検査の計画をたて、整備工場などに車両をもっていく手配をします。
ご存じのとおり、タクシーはメーター料金をお客さまに請求します。
このメーター機器が正常に料金換算ができているかを検査するのが、メーター検査ですね。
わたしの事業所ではドライバーが検査場にもっていきますが、実際にタイヤを回して検査員が測定しています。
じぶんが乗るタクシーがメーター検査に行く日になっていると、出勤したときに運行管理者から「きょうはメーター検査だからよろしくね」と言われるかんじですね。
ドライバーごとの一日の売上げを入力する
わたしのタクシー会社では、ドライバーが一日の乗務を終えて事業所に戻ってくると、運行管理者がドライバーごとの一日の売上げをパソコンに入力します。
タクシーがお客さまから料金をいただく形態として、現金いがいにもタクシーチケット、クレジットカード、電子マネーなどありますが、金種ごとに計算します。
タクシー運転手の一日の売上は、日報に記録されます。いぜんは手書きで日報に記録していましたが、さいきんは技術が進んでおり、自動日報になってきているようですね。
自動日報になったことで、コンピューターが運行記録や金額の計算をおこなってくれます。自動日報によってドライバーや運行管理者の作業が軽減されたようです。
とはいえ、売上げが正しく会社に報告されないと、その後の会計行程やドライバーの給料反映まで影響をおよぼすことに…。
運行管理者は、ドライバーの一日の売上が正しく計算されているか、伝票不備などの問題がないかといった最終確認します。
わたしが運行管理補助者をした経験では、このドライバーの売上入力が慣れるまで大変でした。
計算方法など覚えることがいくつもあったり、ドライバーの人数が多い事業所ではそれだけ入力作業が多くなります。
特に夕方は、昼勤のドライバーが戻ってくることで売上げ入力をやりながら、夜勤ドライバーへの点呼、お客さまからの予約の電話対応と忙しくなりやすいですね。
事業所の一日の売上げを計算する
その日乗務した全てのドライバーの売上が入力されたら、事業所ぜんたいの一日の売上げを計算します。
小売店で働いた経験があるかただとイメージしやすいかもしれませんが、現金やクレジット、電子マネーなど金種別に合計を計算していきます。
地道に電卓をたたきながら金額を計算していく事務作業ですね。
苦情対応
タクシー会社にはいってくる苦情は大きく2つに分けることができます。
- 乗客からの苦情
- 周りの車や通行人からの苦情
乗客からの苦情
乗客からの苦情で多いのは、遠回りしたことや接客上のトラブルが多いかと。夜の時間帯は、酔われているお客さまから、ドライバーとトラブルになり苦情が入ってくるケースも多いでしょう。
苦情を受けた場合は、感情的にならずにまずはお客さまの話をしっかり聞く、どのような状況だったか理解する、こちら側に落ち度があればしっかり謝罪することが必要です。
苦情対応は時間がかかることが多く、忍耐力が必要だと思います。
事故対応
ある程度大きなタクシー会社では、事故処理の担当が決まっていることが多いです。
保険会社とのやりとりや、示談交渉などの処理については、事故担当が行いますが、運行管理者として勤務中に社員から事故の報告を受けた場合、どの報告をうけた運行管理者が事故対応をおこなうことになるでしょう。
事故対応でやることはつぎのとおりです。
- ドライバーへの指示(110番通報や必要に応じて119番通報など)
- 事故現場に応援車両を手配
- ドライバーに報告書を書かせる
ドライバーへの指示(110番通報や必要に応じて119番通報など)
ドライバーから事故の報告を受けたとき、まずはけが人の有無、乗客が乗っているかどうかなど、事故の状況を確認し、現場の安全を最優先させること、110番通報などの対応を指示します。
事故の相手との連絡先の交換、保険会社を聞いておくようにドライバーに指示を出すことも必要です。
事故現場に応援車両を手配
ドライバーが新人や事故で動揺して、対応に不安があるときは、応援車両を事故現場に向かわせることもあります。
応援車両とは、同じ事業所で近くにいるタクシーのことで、主任ドライバーが事故対応に向かうことも多いです。
わたし自身も、主任ドライバーをしていて、同じ事業所のドライバーが事故を起こしたとき、対応にいった経験がありますが、ドライバーに変わって相手方と連絡先の交換や、警察への対応などを行いました。
タクシー会社によっては、管理職や運行管理者が事故現場に立ち会うケースもあります。
ドライバーに報告書を書かせる
事故の報告書とは、事故の事実を記録するためのもので、ドライバー自身が書きます。
事故の報告書を書くことで、会社が事故の記録を残せるいがいに、ドライバー自身が事故を起こしたことを反省し再発防止に努めさせる意味合いもあると思います。
タクシー運行管理者の国家資格を取得するために必要なこと
タクシー運行管理者は、国家資格です。
わたしは一発で試験に合格しましたが、覚えることが多く、何回試験を受けても合格できないケースもあります。
令和2年度第一回の運行管理者(旅客)の合格率は、32.1%でした。運行管理者試験に合格するためには、受験対策をそれなりにしておくほうが必要かと。
これから、わたしがどのように勉強して、一発でタクシー運行管理者試験に合格できたかをお教えします。
人によって勉強方法の合う合わないがあり、100%合格するとまでは言いませんが、効率よく試験対策できる方法の一つとして参考にしていただければ幸いです。
タクシー運行管理者の国家資格を取得するまでの流れ
勉強のコツをお教えするまえに、タクシー運行管理者の資格を取得するまでの流れを簡単に説明します。
タクシー運行管理者の試験を受けるためには、運行管理に関する一年以上の実務経験があるか、国土交通大臣が定める基礎講習を受講している必要があります。
わたしが、タクシー運行管理者試験を取得したときの流れは次のとおりです。
基礎講習受講(補助者に登録するためにも必要) |
運行管理補助者として登録 |
運行管理の実務に携わりながら、試験勉強 |
運行管理者試験に合格 |
合格者が語る、運行管理試験の勉強のコツ
わたしは、過去に公務員試験や他の国家資格を受験した経験があり、運行管理者試験はそのときのノウハウをもとに勉強しています。
国家資格は勉強量が多いため、ふつうに勉強していても、よほど記憶力が良い方でないとなかなか合格できません。
これからお教えする勉強法は試験対策に特化した勉強法です。
長期間にわたって記憶を定着させる方法ではありません。
タクシー運行管理者を受けるかたは、ほどんどが仕事をやりながらで勉強時間が限られていることが多いと思いますが、わたしが試験勉強したときも、運行管理補助者をやりながら平日は1時間、休日は5時間くらいの勉強しました。試験の2ヶ月前くらいから勉強を開始しています。
勉強時間が限られていて、とにかく試験に合格することを最優先させたいかたは、参考にしてみてくださいね。
基礎講習テキストを全体的に読む
運行管理基礎講習を受けると、基礎講習用テキストと、基礎講習テキスト(法令集)がもらえると思いますが、まずこの2冊を全て読みます。
基礎講習を受けたときに重要なポイントをマークしていると復習しやすいですね。
精読する必要はありません。
テキストを読んで、なんとなくでいいので全体像をつかむことが目的です。
過去問題集を一冊全て解く
テキストを全て読んだら、過去問題集を一冊全て解きます。
過去問題集はもらえないので、自分で購入する必要があります。
古い問題集だと法令が変わっている恐れがあるので、できるだけ最新の過去問題集を使いましょう。
運行管理者は、『旅客』と『貨物』とがありますが、タクシーは『旅客』のほうになります。
過去問題集が購入できるリンクを貼っておきますね。
過去問題集で間違えた問題は、あとから間違えた問題が分かるようにチェックをいれておいてください。
間違えた問題は、解説を読みなぜ間違えたか理解することが大切です。
間違った問題のみもう一度解く
過去問題集を一とおり全ての問題を解き終えたら、こんどは前回間違えた問題のみをもう一度解きます。
一回目に比べて問題の量が減っていると思いますが、ここがポイントです!
できる問題と、できない問題を選別していくのですね。
できない問題は、そのつど解説を読んで理解することを努める。1回目、2回目、3回目と過去問題集を解くたびに、間違える問題が減っていくはずです。
イメージ的にはこんな感じですね。
解く問題 | 間違えた問題 | |
1回目 | 問題1~10 | 問題1、問題3、問題5、問題8、問題9、問題10 |
2回目 | 問題1、問題3、問題5、問題8、問題9、問題10 | 問題3、問題8、問題10 |
3回目 | 問題3、問題8、問題10 | 問題3、問題10 |
3回繰り返し間違った問題を、ノートに書く
過去問題集の間違えた問題を3回繰り返して解いたころには、間違える問題が減っていると思います。
3回繰り返して間違えた問題は、自分が理解できていない問題だったり、苦手な問題だったりするかと。
3回繰り返し間違った問題は、ノートにその問題を書きます。
問題そのものを書いてもいいですが、ポイントをまとめて箇条書きが後から見やすいでしょう。
こうして出来上がったノートが、自分が苦手なポイントをまとめた、自分だけのオリジナルノートです。
運行管理者試験では、数字や数式など暗記が必要なぶぶんも多いです。理解できなくても、暗記できれば問題を解けることがあります。
わたしはこのオリジナルノートを、試験当日の朝に自宅で見直して、暗記ポイントを復習していました。
過去問題集は、テキストを凝縮したものです。
テキストを読むことも大切ですが、実際に過去問題を解くほうが覚えやすいと思います。
過去問題がそのまま同じ内容で試験に出ることが少ないですが、似たような問題が出てくる傾向があります。
過去問題を繰り返し解く目的は、自分が理解できていないポイントを絞っていき、そこを重点的に理解できるようにすることです。
基礎講習でマークをひいたような重要ポイントは、テキストの文をそのまま覚えること。そして、過去問題集を繰り返し解くことが、合格への近道だと考えています。
タクシー運行管理者試験の合格基準について
- 出題分野ごとに正解が1問以上あること
- 総得点が満点の60%以上あること
タクシー運行管理者試験に合格するためには、上の2つの条件を満たしていなくてはなりません。
試験に合格するために大切なポイントは、2つあります。
一つめは、捨てる分野を作らないことです。正解がゼロの出題分野があると試験に合格できません。
2つめは、バランスよく全体を理解するように努めることです。全体の60%以上の正解で試験には合格できます。
試験のときに一つの問題にこだわり過ぎると、他の問題を解く時間がなくなってしまうことがあり注意が必要です。
わたしは試験のときはどうしても分からない問題や、解くために時間がかかりそうな問題はいったん後回しにして、全ての問題を解いてから、残り時間で飛ばした問題を考えていました。
試験時の問題の解き方は、人によって合うやりかたが異なるとは思いますが、解ける問題があるのに時間切れで解けないと非常にもったいないと思います。良かったら、参考にしてみてください。
タクシーの運行管理者になるメリット
わたしが感じている、タクシーの運行管理者になるメリットとデメリットをこれから挙げます。
あくまでも、わたしの個人的な感想です。タクシー会社によって、組織体制や運行管理者の待遇など異なると思いますが、参考までご覧いただけたらと思います。
- 給料が安定しやすい
- ドライバーよりも事故のリスクが減る
タクシー運転手の給料が歩合制であるのに対して、運行管理者を含め管理職は固定給がほとんどです。
売上げや景気によって、給料が変わることが少なく、タクシー運転手と比べて給料が安定しやすいでしょう。
運行管理者になっても、車庫整理や移動などで車を運転する機会はありますが、一日中運転するタクシー運転手と比べると、事故を起こすリスクはかなり少なくなるはずです。
タクシーの運行管理者になるデメリット
- ドライバーよりも給料が安くなることがある
- ストレスがたまる
ひと昔前は、たくさん売上をあげているドライバーが運行管理者になると給料が下がるケースがありました。
ですが、さいきんの新型コロナの影響でタクシー運転手の平均的な給料が下がっています。
なかにはドライバーから運行管理者になって給料が下がることもあると思いますが、コロナ以降その差は縮まっているように感じます。
また、タクシー会社によって運行管理者の給料が変わってくるため、一概にいうことはできません。
運行管理者の給料が多いことを期待して、何も確認しないまま決めてしまうと失敗することがあるため、ここでは挙げさせていただきました。
ストレスについても、職場環境によって変わりますが、事故や苦情対応は重大であるほど心身をすり減らします。
事業所によっては、運行管理業務をおこなう人が足りていないと、少ない人数でまわすため拘束時間が長くなることや、ひとりあたりのタスク量が増えて負担が増えることで、ストレスがたまりやすくなるでしょう。
タクシーの運行管理者に向いている人
- 事務仕事が好きな人
- 細かいことを気にしないタイプの人
- 人のために尽くすことが好きな人
- タクシー会社で管理職としてキャリアアップしていきたい人
わたしは、運行管理補助者を約1年間経験しましたが、いまはドライバーに戻っています。
運行管理補助者をおりた理由は、タクシー運転手の仕事が好きだと再確認できたことと、運行管理者には向いていないと判断したからです。
わたしが実際に運行管理業務に携わった経験から、この仕事に向いていると思う人を、ここでは挙げています。
運行管理者を続けていくためには、向いていることはとても大切だとおもうので、ここで挙げさせていただきました。
まとめ
これから運行管理者を目指そうと考えておられるかたは、この記事を参考にしていただき、自分に向いているかどうか、運行管理者になった後,、給料などの待遇を会社に確認して決められることをおすすめします。
その上で、運行管理者になろうと思うかたは、この記事で解説している試験勉強のコツを参考にしていただけ、運行管理者試験に合格されることを願っています。
とくに、タクシー会社の管理職として上を目指すかたは、運行管理者資格を持っていると重宝されやすいので、ぜひ合格を目指してがんばってください。
運行管理業務は、管理職の領域と重なる部分が多く、タクシー運転手としての経験があるほうが仕事が続けやすいです。
わたし自身も、タクシー運転手を2年くらい経験してから、運行管理補助者になっています。
運行管理業務には、ドライバーへの指示や指導することが含まれており、タクシーの現場がわからないと、こいったドライバーへの指示や指導がし辛い場面が出てくるからですね。
お客さまから電話などで予約を受ける場合も、タクシー運転手を経験して地理が理解できていたほうが、仕事がやりやすいです。
タクシー運転手の経験を積み、ゆくゆくは運行管理者を目指していこうと考えているかたは、タクシー会社選びが非常に大切です。
タクシー運転手の経験を積んでいる段階で、「こんなはずじゃなかった」ということがあっては、運行管理者への道もそこで崩れてしまいます。
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