あなたに合ったタクシー転職サイトは?

無賃乗車を防げ!乗り逃げさせないタクシー運転手になろう

電話面談で非公開求人を紹介してもらえる↓
ドライバーズワーク公式サイトを見る

タクシー業界に興味がある人

タクシードライバーになって、無賃乗車されないか心配です。
どうして無賃乗車がおきるのか知りたい。
無賃乗車されないためには、どんなことに気をつければいいの?

本記事では、このようなお悩みを解決していきます。

記事を書いている私は、タクシー歴6年の現役ドライバーです。この記事では、現役ドライバーであるわたしが、無賃乗車のメカニズムについて分かりやすく解説しています。

本記事では、無賃乗車を「タクシーに乗って料金を払わないこと」として定義します。お金を払う意思のあるなし関係なく「無賃乗車」として解説していきます。

さて、無賃乗車がおきる理由は、次のとおりです。

  1. 料金を払う意思がない
  2. お金がないのに乗ってしまう
  3. お金がない認識がなく乗る
トモ

マスコミでよく取り上げられている無賃乗車は、一つめの「料金を払う意思がない」ケースで、いわゆる「乗り逃げ」ですね。

詳しくは本文で解説しますが、タクシードライバーを6年以上やっているわたしからすると、「乗り逃げ」よりも「お金がないのに乗ってしまう人」や「お金がない認識がなく乗る人」に会う確率のほうが高いと感じています。

私はこれまでに3回の無賃乗車に遭遇しましたが、いずれも後日料金を回収できています。自分なりに対策をしているおかげか、これまでに乗り逃げにはあったことはありません。

この記事では、私が行っている対策についても解説していきます。

この記事を読むとわかること
  • タクシーで無賃乗車が起きる理由
  • 無賃乗車されないために、必要なこと
  • 無賃乗車されたドライバーはどうなるか

ブログの筆者について

トモ

  • このブログの管理人(現役ドライバー)
  • タクシー運転手歴6年
  • 無事故4年以上
  • 運行管理資格保持(内勤1年経験)

Twitterアカウント(@shota_thanks)

これからタクシー運転手への転職を考えている方は、業界専門の転職エージェントを使うのがおすすめです。

ドライバーズワークは、業界に精通したアドバイザーが在籍しているので、あなたが不安に感じていることも丁寧に答えてくれるはずです。「無賃乗車がおきた時どうする?」など、何でも質問してみてください。

もちろん完全無料で使えるサービスです。以下のステップで電話面談を申し込んでおきましょう。

ドライバーズワークの使い方
STEP
ドライバーズワークで会員登録
ドライバーズワーク公式サイトを見る

上記リンクから公式ページにアクセスし、ご自身の情報を入力します。

※所要時間1分

※細かい住所などの入力はありません

STEP
日程調整

ドライバーズワークの担当者から電話がかかってくるので、電話相談できる日を答えます。

STEP
電話相談

転職したい時期やどんな条件で働きたいかを伝えましょう。

トモ

例えば「半年以内の転職を考えている」や「ボーナスが〇〇円貰えるタクシー会社を探している」と伝えてみましょう。
非公開求人を紹介してもらうこともできますよ!

ここまでやれば、あとはドライバーズワークにお任せでオッケーです。

自分自身で求人応募もできますし、担当者から非公開求人を紹介してもらうこともできます。

最短2日での面接セッティング実績もあるので、転職活動をスピーディーに進めることが可能です。

まずは以下のボタンから登録してみてください。

\ 1分で登録する /

読みたい場所にジャンプ

ケース別で見る

タクシーで無賃乗車がおきる理由は、大きく分けて3つあります。

  • 料金を払う意思がない
  • お金がないのに乗ってしまう
  • お金がない認識がなく乗る
トモ

それぞれのケースに対する具体的な対策もあわせて見ていきましょう。

料金を払う意思がない

料金を払う意思がなくタクシーに乗るケースは、いわゆる「乗り逃げ」のことです。世の中で無賃乗車と言えば、このイメージが強いかもしれませんね。

私自身、6年以上タクシードライバーをやっていますが、乗り逃げにあったことは今までで一度もありません。

しかし、同じ会社では年に数回報告があり、「自宅でお金を取ってくる」と言われて待っていたら逃げられるケースや、コンビニに立ち寄って戻らないケースがあるようです。

対策

乗り逃げを防ぐには、以下のような対策が有効です。私がタクシー会社に入社した時に、研修センターで教わった内容でもあります。

乗車時に目を合わせて挨拶する

「ご乗車ありがとうございます」と目を見て挨拶することで、相手に「見られている」と感じさせる効果があります。犯罪抑止力として非常に有効です。

長距離の場合は支払い確認をする

出発前に、現金やカードでの支払いが可能か確認することでリスクを減らせます。「後から払う」と言われた場合は、身分証を確認したり、家族に連絡を取るのが安心です。

私も上記を常に心がけています。だからこそ、これまで乗り逃げにあったことがないのかもしれません。

「乗り逃げされたらどうしよう…」と不安になった方もいるかもしれませんが、悪質なケースは実はそんなに遭遇する機会はないので安心してください。

お金がないのに乗ってしまう

お金がないのにタクシーに乗ってくる人がたまにいます。私が実際に経験したことをお話ししましょう。

深夜、タクシーを流していると、男性が乗ってきました。

乗車する際に「お金を持っていないので、家に着いたら払います」と言われ、そのまま男性の自宅へ向かうことに。

ところが到着すると、「部屋の鍵がなくて中に入れない」と言い出しました。男性はインターホンを鳴らしたり、鍵を探したりしていましたが、時間がかかりそうな様子です。

そこで私は、会社に連絡し、指示を仰ぎました。

会社からの指示は、「銀行口座番号を渡して後日振り込んでもらう」というものでした。

男性に口座番号を伝えて車に戻りましたが、正直「本当に振り込まれるのだろうか?」と不安でいっぱいでした。

しかし3日後、無事振り込まれたと連絡があり一安心しました。

当時の管理職によれば、このようなケースでしっかり振り込みが行われることは非常に珍しいそうです。

実際、後日振り込み対応をした場合、ほとんど振り込まれず、泣き寝入りとなるのが現実のようです。私は運が良かったんですね。

対策

お金がないのに乗ってしまうことを避けるために、以下の対策を徹底しましょう。

長距離の乗車は事前確認を徹底する

支払いは現金かカードか、またはタクシーチケットか、出発前に確認しておきましょう。タクシーチケットの場合には有効期限が切れていないか、限度額がないかどうかも確認します。

「家に着いたら支払う」と言われた場合

乗る前に「お金がない」と相談された場合には、ご家族に電話で確認してもらってから出発するのが安心です。

お客様に失礼じゃないのかと思うかもしれませんが、タクシーはメーターが回ってしまってからでは取返しがつきません。

自分を守るためにも、少しでも「おかしい」と感じる時には、支払ができることを確認してから出発することをおすすめします。

お金がない認識がなく乗る

お金がない認識がなくタクシーに乗ってくる人は、対応に困ります。

お金がない認識がなくタクシーに乗る人とは、主に認知症の人です。私が実際に経験したケースをお話ししましょう。

その方は、乗車時には普通のご高齢者に見えました。

ただ、だんだんと普通ではないことがわかってきました。目的地を聞いても支離滅裂で意味がわからないのです。持っていた手帳にご自宅の住所が書いてあったため、その場所まで送り届けることに。

到着後、お金がないことが判明し、警察を通じて家族に対応してもらいました。

警察も相当対応に困っているようでしたが、なんとか息子さんの連絡先をつきとめ、お金を払いにきてもらうことができたのです。

認知症の方を乗せたケースは、他にも何度か経験しています。見た目からは認知症だと判別できないので、避けにくい無賃乗車のトラブルです。

対策

認知症の方向けの対策としては、「できる限り早めに気づいて対応する」ということが大切です。

認知症の方は道を聞いても曖昧で答えられないことが多いので、そのような特徴を感じた場合は、できるだけ丁寧に状況を確認し、警察や家族へ早めに連絡することでトラブルを防ぎましょう。

無賃乗車されたタクシードライバーが受ける3つのダメージ

無賃乗車されたタクシードライバーは、3つの面で大きなダメージを受けます。

  • 時間を失うダメージ
  • 金銭的なダメージ
  • 精神的なダメージ

これから詳しく解説していきましょう。

時間を失うダメージ

タクシードライバーは、無賃乗車されると多くの時間を失ってしまうことに…

ここでは、乗り逃げされたときを例にご説明していきます。

乗り逃げされたとき、ドライバーが失う時間として大きいものは、下記のとおりです。

  • 実車で走っている時間
  • 乗り逃げに対応している時間
  • 警察の事情聴取での時間

タクシードライバーは歩合制なので、料金が回収できなければタダ働き同然です。

給料が付くわけでもなく、上記のように時間をひたすら失っていきます。



わたしの周りでは、何時間もかけてご案内した結果、乗り逃げされたドライバーがいます。

「料金を自宅で取ってくるから」と離れた犯人を待っている時間や、警察の事情聴取がとても長かったそうです。

営業所に戻るときの時間も含めると、10時間前後もただ失ったのではないかと思われます。



ケースにもよりますが、無賃乗車が起きるとこのようなことになりかねないことを、想定しておかなければなりませんね。

金銭的なダメージ

タクシードライバーが無賃乗車されて料金が回収できなければ、金銭的なダメージを受けます。

無賃乗車されたとき、売上の処理は次の2つのパターンに分かれるかと。

  • 売上として計上しない
  • ドライバーが売上を負担して計上する

一つめの方法は、無賃乗車された運行を売上に計上しない方法です。

売上として計上しなければ、直接的にはドライバーの金銭的負担はありません。

ただ、その運行自体がチャラになるということは、その運行に使った時間が無駄になってしまいますね。

失った時間で、他の営業ができたことを考えると、間接的に金銭的ダメージがあるといえるでしょう。



二つめの方法は、無賃乗車された運行の売上をドライバーが負担して、計上する方法です。

売上は下がりませんが、ドライバーの自腹で売上として計上するため、金銭的なダメージを受けることに…

運行が長距離であるほど料金があがり、ドライバーの金銭的な負担はより大きくなっていきます。

精神的なダメージ

無賃乗車されたタクシードライバーの精神的なダメージは大きいです。

売上げを失ったうえに、対応に時間がとられることは精神的ダメージに繋がるからですね。

直ぐに気持ちを切り替えられるドライバーならまだいいですが、無賃乗車されたことを引きずり続けるドライバーもいることでしょう。

タクシードライバーが無賃乗車の被害にあわないために必要なこと

タクシードライバーが無賃乗車の被害にあわないために必要なことは、2つあります。

  • 乗車時に目を合わせて挨拶する
  • 長距離利用のときは、事前に支払できることを確認する


無賃乗車をする人かどうかを乗車時に判断することは、非常に難しいことです。

ですが、上記の2つを行うことで、無賃乗車被害にあうリスクを下げれるはず。

これから、詳しく解説していきましょう。

乗車時に目を合わせて挨拶する

お客さまが乗車時に、目を合わせて「ご乗車ありがとうございます」と挨拶しましょう。

この方法は、わたしが入社して間もないころ、研修センターで教わりました。

目を合わせることで、「このドライバーは自分を見ている」「隙がなさそう」という印象を相手に与えます。

何か悪いことをしようと思って乗ってきたとしても「このタクシーはやめておこう」と思わせることができるのですね。

反対に、下を見てボソボソと話しているようなドライバーは、犯罪者からすると「隙があるドライバー」というよう認識になり、そこに付け込まれる可能性があるでしょう。

目を見て笑顔で挨拶する。接客言葉をきちんと言っていると、「隙がない」と相手に思わせるため、犯罪にあうリスクを下げることができます。

わたしは以前アパレルショップで働いていましたが、小売店でも防犯対策として積極的な挨拶が推奨されています。

長距離利用のときは、事前に支払ができることを確認する

長距離利用のお客さまが乗られたときには、出発前に支払が確実にできることを確認することが必要です。

今日距離利用の場合は、お客さまが現金で支払うのかカードで支払うのかを確認しましょう。

タクシーチケットで払うと言われた場合は、利用可能なタクシーチケットか、期限切れになっていないか、限度額がないかを確認します。

まれに、今はお金を持っていないから着いた先で家族が料金を払うと言われるケースがあります。

このようなときは、お客さまの身分証を見せてもらって、ご家族に電話で確認してから出発したほうが安心ですね。

目的地に着く前に支払方法を確認することはお客さまに失礼じゃないのかと思うかもしれませんが、タクシーはメーターが回ってしまってからでは取返しがつきません。

自分の営業を守るためにも、長距離利用のときは支払ができることを確認してから出発することをおすすめします。

まとめ

タクシードライバーが無賃乗車される理由は、大きく分けて3つあります。

  • 料金を払う意思がない
  • お金がないのに乗ってしまう
  • お金がない認識がなく乗る


マスコミなどでは、料金を払う意思がなく乗ってくるいわゆる「乗り逃げ」や「タクシー強盗」などが報じられることが多いです。

しかしながら、お金をもっていない認知症の老人や、事情があってお金がない人がタクシーに乗ってくるケースも実際には多くあります。



タクシーの無賃乗車は、ニュースで取り上げられることが多く、世の中では無賃乗車が頻繁におきているイメージがあるかもしれません。

しかしながら、いちドライバーとしてはそこまで頻繁に起きることではないと感じています。

実際にわたしがタクシードライバーを5年間やってきたなかで、無賃乗車にあったのは3回です。

3回無賃乗車にあっていますが、3回とも料金は回収できています。



わたしの周りでは、長距離の利用で乗り逃げにあったドライバーもいます。

乗り逃げで料金が回収できないとタクシードライバーは、金銭的にも精神的にもダメージは大きいようです。


そうならないためにも、普段から無賃乗車に対して気をつけておかなければなりません。

わたしが実際に行っている、無賃乗車被害にあわないための対策は、つぎの2つです。

  • 乗車時に目を合わせて挨拶する
  • 長距離利用のときは、事前に支払できることを確認する

無賃乗車をする人がどうかを乗ってくる段階で判断することは難しく、100%被害を防ぐことはできませんが、リスクは減るはずです。

タクシードライバーを楽しく続けるためにも、防犯の意識は必要ですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

これからタクシードライバーへの転職をお考えの方は、以下の記事も読んでみてください。現役ドライバーである私が、失敗しないための転職方法を解説しています。

トモ
【経歴】大手アパレルからタクシードライバーへ転職。ドライバー歴6年。転職経験5回。運行管理者資格あり【発信内容】タクシー業界が気になるかたにむけて、タクシードライバーの仕事内容、待遇、体験談など、分かりやすくお伝えしていきます。
当ブログは、原則リンクフリーです。引用する際は、出典元の明記とリンクをお願いします。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
読みたい場所にジャンプ