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タクシー運転手は「なんて楽な仕事」と思う点、辛い点を現役ドライバーが解説
タクシードライバーが「楽」って意見と「辛い」って意見はどっちが本当?
本記事では、このようなお悩みを解決していきます。
この記事を書いている私は、タクシー暦6年の現役ドライバーです。実際にタクシー運転手をやっていて感じる、楽なところと辛いところを解説していきます。
- タクシー運転手の楽なところ
- タクシー運転手の辛いところ
- タクシードライバーの仕事の実態
ブログの筆者について
結論から言うと、6年間続けてきた私が「タクシードライバーは楽な仕事だ」と感じる点は次のとおりです。
- 1人でいる時間がほとんど
- お客様を乗せれば売上になる
- 冷暖房がきいた車内で働ける
- 自分のペースで働ける
- 休日に仕事のことを考えなくていい
逆に、上記はそのままデメリットになるという人もいるでしょう。タクシードライバーに向いていない人が「辛い」と感じる点には以下のようなものがあります。
- 乗務しないと稼ぎはゼロ
- 足切り(ノルマ的なもの)がある
- 事故のリスクがある
- お客さまを選べない
- 生活習慣病になりやすい
それぞれ、詳しく解説していきます。
タクシー運転手が楽な仕事になるのも、辛い仕事になるのも、結局のところ会社選びも重要だったりします。
さらに、大手タクシー会社(グループ会社含む)であれば、より良い条件の仕事にも出会いやすくなるでしょう。
自分に合った会社選びをするなら、タクシー業界に精通したエージェントに相談するのも1つの方法です。私のおすすめはドライバーズワークです。希望を詳しく聞いてもらった上でタクシー会社を紹介してもらえるので、転職の失敗確率を下げることができるでしょう。
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また、大手タクシー会社について知りたい方には、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてください。
タクシードライバーの楽なところ
私は、タクシードライバーに転職する前はアパレル販売員をやっていました。
アパレル店員に比べて、タクシードライバーが楽だと感じる点は以下の通りです。
- 1人でいる時間がほとんど
- お客様を乗せれば売上になる
- 冷暖房がきいた車内で働ける
- 自分のペースで働ける
- 休日に仕事のことを考えなくていい
それぞれ、実体験をもとに解説していきます。
1人でいる時間がほとんど
タクシードライバーは、勤務時間の8割以上が1人でタクシーに乗っている時間です。
タクシーに乗って1人で走り回っていると、「タクシーってほんと楽だなぁ」としみじみ思うことがあります。
アパレル販売をやっていたときは、職場の人間関係で悩んでいたことがありました。
タクシードライバーは、出庫する前後の1.5時間くらい会社にいますが、基本的には挨拶さえできれば人間関係はほとんどありません。
気が合うドライバーと、営業中にこんなお客さんがいたとか、何処まで乗せて売上がいくらいったとか話す程度です。
アパレル時代、上司に売上の報告をする度に「そんな売上で大丈夫なの?」と毎日詰められていたことを考えると、タクシーはまるで天国です。
お客様を乗せれば売上になる
タクシードライバーは、お客のほうから手をあげて乗ってきてもらえて、目的地までご案内すれば売上になります。
セールスマンであれば、お客さまに買ってもらうためには商品を売り込まなければなりませんが、タクシードライバーはその必要がありません。
アパレル販売員を8年間していた私からすると、ただ走っていればお客のほうから手をあげて乗ってきてくれることは、「なんて楽なんだろう」と心から思いますね。
冷暖房がきいた車内で働ける
タクシードライバーは、乗務中ほとんどの時間を車内で過ごします。
したがって、夏はクーラーがきいていて冬は暖房がきいた車内で働ける仕事なのですね。
とはいえ、冬の寒い日に予約のお客さまを外で待つことがあったり、夏場気温が40℃近くなるとクーラーのききが悪くなって暑いことがあったりもします。
それでも、1日中外で働くような現場仕事と比べると、車内で座って働ける仕事は楽だといえるでしょう。
自分のペースで働ける
タクシードライバーは、体力やライフスタイルに合わせて自分のペースで働ける職業です。
例えば、タクシードライバーの勤務形態は大きく分けて4つあります。この中から自分に合った勤務形態で働けるのです。
勤務形態 | 働く時間帯 | 特徴 |
---|---|---|
隔日勤務 | 8時~翌4時 | 勤務時間が20時間程度。働いた翌日は必ず休み。月間休日は、18日程度 |
夜勤 | 18時~4時 | 稼ぎやすい夜間の勤務がメイン |
昼勤 | 7時~17時 | 普通のサラリーマンのように日中働ける |
昼夜勤 | 昼勤と夜勤を交互に繰り返す | 採用しているタクシー会社は少ない |
他の業界では、出社時間・退社時間が決まっていることが多いですが、タクシードライバーなら自分のライフスタイルに合わせて働けます。
またタクシードライバーは、会社勤めのセールスマンのように売上が悪くても上司から怒られるようなことはほとんどありません。
タクシードライバーの給料は歩合制が基本で、売上に応じた給料がもらえます。
歩合制なので、売上が悪いと給料下がるという意味でタクシードライバー自身が売上に対して責任を負っているからですね。
なので「今月はこれだけの売上を上げろ」と会社から言われることは基本的にありません。タクシー運転手が自ら働くモチベーションを上げられる仕組みになっているのです。
つまり、生活に困らないだけの売上を目指して、自分のペースで働けば良いわけです。
会社からの売上目標にプレッシャーを感じ続けているサラリーマンからすると、タクシードライバーは楽で仕方がないはずです。
休日に仕事のことを考えなくていい
私はタクシードライバーに転職して、休日に仕事のことを考えなくてよくなりました。
タクシードライバーは、お客様を目的地までご案内する仕事です。お客様がタクシーを降りれば、そこでその仕事は終わり。あとはその繰り返しです。
休日に自宅に仕事を持ち帰ることはできないですし、仕事のことを考える必要すらありません。
アパレルで働いていた頃は、休日に資料を作ったり、上司から電話がかかってきたりしました。そういったことがなくても、何か仕事で不安があるときなどは、それだけで頭がいっぱいになって全然休めないですよね。
タクシードライバーになって、休日に仕事のことを考えなくていいというのが、とても楽なことだと感じます。
「現在の仕事がプレッシャーばかりで全然楽しいと思えない」という方は、タクシードライバーへの転職を考えてみてはいかがでしょうか。まずは業界専門の転職エージェントに登録して、色々と相談してみるのが良いと思います。
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タクシードライバーの辛いところ
ここまでタクシードライバーの良いことばかりを取り上げてきましたが、もちろんタクシードライバーにも辛いことはあります。
私がタクシードライバーとして働いていて辛いと感じるのは、以下のようなことです。
- 乗務しないと稼ぎはゼロ
- 足切りがある
- 事故のリスクがある
- お客さまを選べない
- 生活習慣病になりやすい
辛いことがこれだけあるわけですが、実際を言うと楽なところのほうが大きすぎます。
とはいえ、タクシードライバーへ転職をお考えの方には、後から「こんなはずじゃなかった」とならぬよう、辛いところも知って頂きたいと思います。
ここからは、タクシードライバーの辛いところについて、それぞれ詳しく解説していきます。
乗務しないと稼ぎはゼロ
タクシードライバーの給料は歩合制が基本なので、乗務しないと稼ぎがゼロになってしまいます。
例えば、風邪や怪我などで何日も休むとその間の給料は発生しません。
実際に私は、過去にインフルエンザにかかってしまい1週間ほど休んだ経験がありますが、その月の給料は7万円くらい下がってしまいました。
タクシードライバーには、事故や免停のリスクもあり、いつ働けなくなってもおかしくはありません。
タクシーに乗り続けていないと稼げないのは、辛いところです。
足切り(ノルマ)がある
「足切り」というのは、タクシー会社によって設定された額に売上が達しないと、給料が減らされる仕組みです。実質的なノルマのようなものですね。
売上が足切りの基準を越えなければ、給料がガクッと減ります。
私が働いているタクシー会社では、日々の売上に対して足切りが設定されています。売上が足切りの額に達しない場合は、その日の歩合率が大きく下がってしまいます。歩合率は、売上のうちドライバーの取り分を計算する掛け率のことです。
例えば、足切りが19,000円に設定されている場合で見てみましょう。
足切りを達成できた場合は以下のようになります。
20,000円(売上)×50%(歩合率)=9,500円(給料)
足切り基準を達成できなかった場合には、以下のようになります。
18,000円(売上)×30%(歩合制)=5,400円
この場合、売上が2,000円下がっただけで、給料が4,100円も下がっています。結構な痛手ですよね。
タクシー会社によって、足切り額や歩合率は異なります。法人ドライバーのほとんどは、この足切り額をまず達成するために日々戦っています。
とはいえ、足切りは普通に営業していれば達成できる金額ですので安心してください。
問題は、コロナ禍のような非常時です。新型コロナが流行していた頃は、タクシー利用客が減ってしまい、足切りを達成できない日もありました。
タクシーの利用客が減るような災害や不景気があった際には、収入が激減するかもしれないというリスクがあることは覚えておきましょう。
このリスクが気になる方は、固定給の割合が高いタクシー会社を選ぶようにしましょう。タクシー専門の転職エージェント「ドライバーズワーク」に相談すると、親切に教えてもらえます。
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事故のリスクがある
タクシードライバーには事故のリスクがあります。
一般ドライバーと比べて、運転している時間が長いから当然のことですね。
例えば、昼勤のタクシードライバーでも勤務時間は10時間程度、1回の乗務で150㎞くらいは走ります。
どんなに注意して運転しても、追突されるなどの貰い事故にあうことがあるでしょう。
安全に対する意識を高く持ち安全運転を徹底することで事故のリスクを下げられますが、ゼロにすることはできません。
「働けなくなってしまう可能性がある」という点は押さえておき、本業以外の収入源も作るなど対策しておくことをおすすめします。タクシードライバーにおすすめの副業については、以下の記事で詳しく解説しています。
お客様を選べない
タクシードライバーは、基本的には乗ってくるお客様を選べません。
タクシーには運送引き受け義務があり、空車のタクシーが乗車を断わることはいくつかの例外を除いて、「乗車拒否」という違法行為にあたるからです(道路運送法第13条)。
例外的に乗車拒否が認められているときは、次のとおりです。
- 運送の安全のための乗務員の指示に従わないとき
- 車内とトランクに収容できない携行品があるとき
- 定員オーバーになるとき
- 乗客から特別な負担を求められたとき
- 区域外運送となるとき
- 回送表示になっているとき
- 乗客が車内を汚染する恐れがある物を携行しているとき
- 乗客が泥酔して行先を告げられないとき
- 運送の申し込みに際して、暴行、威嚇などの行為があったとき
- 賭博場、売春宿への案内を求められたとき
流しでも、無線配車でも、基本的にタクシードライバーはお客様を選べません。
過去に私は、乗ってくるなり「バカヤロー」と罵声を浴びせてくるお客を乗せた経験があります。
このお客様の場合、私には手に負えず警察署へ駆け込んで助けてもらいました。
このようなひどいお客様を乗せてしまうことは、私の場合はこれまで年に1回くらいのペースでありました。誰にでも起こり得ることですので、この部分は覚悟しておいた方が良いでしょう。
生活習慣病になりやすい
タクシードライバーは、運動不足や偏った食生活から生活習慣病になりやすいです。
私はタクシードライバーになってから太りました。タクシードライバーは勤務時間が長いうえに休憩が自由にできますので、「お腹がすいたらコンビニで菓子パンを買う」なんてことになりやすいのです。
私の周りでは、肥満や脳梗塞になっているドライバーが結構います。
タクシードライバーになって直ぐに味わう辛さではありませんが、ジワジワとその辛さがでてきます。
普段から、適度な運動とバランスの良い食事を心がけてなくてはなりませんね。
腰痛もタクシードライバーの職業病のようなものです。以下の記事でも詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。
タクシーに向かないと地獄をみる可能性がある
タクシードライバーをやって楽だと感じるかどかは、この仕事への向き不向きが関係します。
タクシードライバーに向いてる人ほど、事故や苦情が少なかったり、辛いことがあったとしても前向きにとらえられるからですね。
逆にタクシードライバーに向かない人がなってしまうと、事故や苦情を起こして最悪地獄をみる可能性すらあるでしょう。
これから、タクシードライバーに向いている人と向いていない人について解説してしきます。
タクシードライバーに向いている人
タクシードライバーに向いている人は、次のタイプの人です。
- 運転が好きな人
- おもてなしの心がある人
- 前向きな人
- 歩合制に魅力を感じる人
これらのタイプの人は、タクシードライバーになって少々辛いことがあっても乗り越えていけるはずです。
これから、この4つのタイプの人について解説していきます。
運転が好きな人
運転が好きな人は、乗務中に辛いことがあったとしても気持ちを切り替えていきやすいです。
なぜなら、実際に私がそうだからです。運転が好きな人にとっては、タクシーで走ること自体が楽しいことですね。
例えばタクシードライバーは、お客様から嫌なことを言われたり、周りの車から心無いクラクションを鳴らされたりすることがあります。このような時に一次的に落ちこんだとしても、運転しているうちに気が晴れてくるはずです。
タクシードライバーは運転する時間が長いため、運転が好きな人のほうが楽しく働けるでしょう。
おもてなしの心がある人
おもてなしの心がある人は、お客さまに喜ばれます。
タクシードライバーは、会話が得意でなくてもよいですが、おもてなしの心は大切です。
おもてなしの心は、言葉以外にも行動や雰囲気として表れ、それがお客さまに伝わります。
例えば、心から「ご乗車ありがとうございます」と言えたり、足が不自由なお客様への乗降時のサポートはお客さまから喜ばれることが多い。
おもてなしの心がある人のほうが、お客様とトラブルになることが少なく、タクシーの仕事が楽しく感じられるでしょう。
前向きな人
タクシードライバーは辛いこともありますが、前向きな人なら気持ちを切り替えていけます。
例えば、お客様とトラブルがあった後は誰でもしばらくは引きずります。
ですが、いつまでも嫌な気持ちを引きずっていては、次のお客様を乗せたときに気持ちよくご案内ができません。そんな状態で乗ったお客さまへも表情や雰囲気で伝わり、良い気はしないはずですよね。
このようにタクシードライバーは、何か1つ嫌なことがあると、それがマイナスの連鎖をしていきやすい仕事です。嫌な気持ちを引きずっていると、最悪の場合事故にもつながりかねません。
前向きな人のほうが、辛いことがあったとしても気持ちを切り替えて安全運転もできるので、タクシードライバーに向いているといえるでしょう。
歩合制に魅力を感じる人
歩合制に魅力を感じる人なら、売上を上げていくことが楽しく感じるはず。
タクシードライバーの給料は歩合制が基本になっています。お客様をたくさん乗せて、仕事をすればするほど収入も大きくなるということです。
こうした歩合制に魅力を感じている人なら、売上を上げるために日々情報収集や流しかたの研究を行うことで、仕事が楽しく感じられるはずです。
歩合制について詳しく知りたい方には、以下の記事も参考にしてみてください。
タクシードライバーに向いていない人
タクシードライバーに向いていないのは、次のようなタイプの人です。
- 運転が嫌いな人
- プライドが高すぎる人
- 固定給で働きたい人
それぞれ見ていきましょう。
運転が嫌いな人
運転が嫌いな人は、タクシードライバーの仕事は苦痛に感じるはずです。
当たり前ですが、タクシードライバーは運転することが基本の仕事ですからね。
お客様を探しながら運転したり、お客様の対応をしながら運転したりするので結構大変です。お客様をご自宅まで案内するために、車幅スレスレの道を走るときもあります。
運転が嫌いな人は、このように様々な場面でストレスを感じやすいでしょう。
タクシードライバーは、昼勤でも勤務時間が10時間程度と長いこともあり、運転が嫌いな人には耐えがたいでしょう。
プライドが高すぎる人
プライドが高すぎて、他人から素直に教わったり謝ることができない人は、タクシードライバーには向いていません。
タクシードライバーは、新人のうちは地理や機器操作など覚えることが沢山あり、タクシー会社の先輩や上司から教えてもらう機会が多いです。
ある程度の経験を積んでからも、知らない場所ではお客様からルートを教えていただくこともあります。
プライドが高すぎて、素直に教えてもらうことが苦手な人には、やりづらさを感じる仕事かもしれません。
また、プライドが邪魔して自分の非を認められない人も、タクシードライバーを続けていくのは厳しいです。
タクシーでお客様から苦情があがるときは、ドライバーがきちんとお客さまに謝罪していないことが多いんですね。例えば私が運航管理者として働いていた際、他のドライバーの苦情を受け付けることがありましたが、毎回同じ人にばかり苦情が集中するんです。
話を聞いてみると、「きちんと謝罪していれば、苦情に発展することは無かったのに」と思うことケースばかりです。
タクシードライバーにとってプライドが高すぎて謝れないことは、とても大きな弱みなのです。
固定給で働きたい人
タクシードライバーの収入は、程度の差はありますが、基本的には歩合制です。
固定給で働きたい人には、そもそも向いていません。
タクシードライバーの給与体系は、大きく分けて2つあります。
- 完全歩合制:歩合給のみ
- 一部歩合制:歩合給+固定給
一部歩合制のほうは、固定給によって最低限の給料が保証されてはいますが、それでもやはり固定給以上を稼ぐためには売上を伸ばして歩合給を上げなければなりません。
完全歩合制でも一部歩合制でも、基本は「働いた分だけ収入が上がる」という仕組みになっています。
また、多くのタクシー会社では「足切り」という売上の基準値を設けています。売上が足切りの額に達しないと、給料が減ってしまうことになります。
タクシードライバーはこの足切りだけは、まず達成しようと日々売上げと戦っているわけです。
固定給で働きたい人がタクシードライバーになってしまうと、歩合や足切りは苦痛でしかないでしょう。
タクシードライバーとして働いていて感じること
私は、タクシードライバーを6年以上続けていて、気持ちの上では「楽な仕事だ」と感じる機会が多いです。周りの同僚からも同じような意見をよく聞きます。
合う人には居心地がよい職業
タクシードライバーは、合う人にはめちゃくちゃ居心地がよい職業です。
世の中のサラリーマンのように、出勤に定時もないですし、仕事は自分のペースでできるからですね。
そのうえ、タクシー会社は「来るもの拒まず、去るもの追わず」で、別のタクシー会社へ転職する人もわりと多いんです。他に良さそうなタクシー会社があったら移る、前の会社に戻りたくなったら戻るということもできます。
私が働いているタクシー会社では、退職して1年以内に戻ることはできないというルールはあるものの、辞める人を送り出す時には「戻りたくなったら、また戻ってきて」と管理職は言っています。
こういう良い意味での「ゆるさ」が心地良いんですね。
意外と福利厚生が充実している
「タクシー会社の福利厚生は、意外と充実している」
これは、私がタクシー業界に転職した当初に感じたことです。
タクシー会社には、一般的な企業と同じように最低限の福利厚生は備わっています。
- 社会保険
- 年次有給制度
このような福利厚生が備わっているうえで、タクシー業界ならではの福利厚生があるのです。
未経験者が助かる系 | モチベーションアップ系 | 家計が助かる系 | あんしん系 | 順位 |
二種免許取得費用の免除 | 売上げ向上キャンペーン | 交通費支給 | 仮眠室・浴室 | 1 |
乗務開始後の保証給 | 表彰制度 | 制服貸与 | 65歳選択定年制 | 2 |
研修制度 | 社員旅行 | 高速代支給 | 育児休暇・産休 | 3 |
班制度 | クラブ活動 | 社員食堂 | ||
入社祝い金 | 寮 |
福利厚生の特徴としては、未経験者がタクシードライバーを続けやすいようにサポートがあること。
タクシー業界は、慢性的な人材不足なのでとにかく人材が欲しいわけです。このため、業界未経験者でもタクシードライバーとして働けるように様々なサポートを用意しているタクシー会社が多いんですね。
タクシー会社の福利厚生について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
コロナ渦のタクシー業界は大変だった…
「良いことばかりではなかった」という話も一つ。
新型コロナが流行していた頃、タクシー業界は本当に大変でした。
それはもちろん、外出自粛や飲食店への時短営業要請で、タクシー利用客が激減したからです。業界全体で、かつてない売上の低迷を経験することになりました。
6年前にタクシードライバーに転職したころの私は、まさかこんな事態になるとは想像もしませんでしたね。
新型コロナによる緊急事態宣言が出された2020年は、コロナ前に比べて給料が10万円以上も減ってしまいました。
現在ではコロナが落ち着いたことや円安による海外からの観光客増加によって、タクシー利用客が戻り売上も回復しています。
タクシー業界は景気に左右されやすい職業であるということを身をもって知ったできごとでした。
まとめ
タクシードライバーは、向いている人には「楽な仕事」と言えるでしょう。
どんな職業でもそうですが、仕事への向き不向きはとても重要な要素です。以下のような点が魅力的だと感じる方は、タクシーの仕事は「なんて楽な仕事なんだろう」と感じられるはずです。
- 1人でいる時間がほとんど
- お客様を乗せれば売上になる
- 冷暖房がきいた車内で働ける
- 自分のペースで働ける
- 休日に仕事のことを考えなくていい
もちろん、上記の項目が全て「デメリットだ」と感じる方もいるでしょう。
私の場合は、6年間この仕事を続けてきた感想としては、辛いところを補っても余りあるくらい楽なところのほうが大きいです。元々この仕事に向いていたんでしょうね。
「自分にはタクシー運転手が向いている!」と感じた方にも注意点があります。それは、「会社によって働きやすさは大きく変わる」ということです。
「稼ぎたい」「マイペースに働きたい」など、人によって重視するポイントが違うと思います。合わない会社に入ってしまうと、それはそれで不幸になってしまいます。
転職に失敗しないためにも、タクシー業界専門の転職エージェントを利用するようにしましょう。
ドライバーズワークは、業界に詳しいアドバイザーがいるのでおすすめです。親身になって希望を聞いてくれるので、失敗する確率が大幅に下がるはずです。
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ドライバーズワークの担当者から電話がかかってくるので、電話相談できる日を答えます。
転職したい時期やどんな条件で働きたいかを伝えましょう。
例えば「半年以内の転職を考えている」や「ボーナスが〇〇円貰えるタクシー会社を探している」と伝えてみましょう。
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ここまでやれば、あとはドライバーズワークにお任せでオッケーです。
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