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タクシードライバーにノルマはある?現役ドライバーが解説


タクシードライバーにもノルマはあるの?
歩合制なうえに、ノルマがあると大変そう…。
本記事では、このようなお悩みを解決していきます。
結論からいうと、基本的にはタクシードライバーに「ノルマ」と呼ばれるものはありません。
しかしながら、ノルマに近い「足切り」というものがあります。
足切りとは、達成することで歩合給(インセンティブ)が得られる基準値のことです。一般企業だと「営業目標」と呼んでいるものに近いと思います。足切りを達成することで、歩合給が給料に加算されます。
達成できなかったことでペナルティがあるわけではなく、単に本人の給料が「増えない」という仕組みなので、「ノルマ」とは似て非なるものです。
この記事では、タクシー業界に身をおく私が、足切りやタクシードライバーの給与体系について詳しく解説しています。
- タクシードライバーにノルマがあるか
- ノルマに近い「足切り」について
- タクシードライバーの給与体系について
ブログの筆者について


記事を書いている私は、タクシー歴6年の現役ドライバーです。私は完全歩合制のタクシー会社で働いていますが、やはり「足切り」はあります。私の会社の場合ですが、足切り基準を達成できない場合は、歩合率が下がります。
歩合率というのは売上に対する歩合の割合ですので、その分給料が下がってしまいます。一部歩合制の会社に比べると、「ノルマ」に近い要素があるかもしれません。
ですが、安心してください。コロナ禍の時は例外ですが、足切りは基本的には誰もが達成できる水準に設定されています。私もコロナ禍の頃を除いては足切り未達ということはありませんでした。
とはいえ「ノルマに追われるのは嫌」という場合には、一部歩合制のタクシー会社を選ぶようにしましょう。
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タクシードライバーにノルマはある?


冒頭でも書いた通り、基本的にタクシードライバーにノルマはありませんが、ノルマに近い「足切り」というものがあります。
足切りはノルマと同じだと考えている方がいるかもしれません。しかしながら、私自身は、足切りをノルマとは違う捉え方をしています。
ここでは、ノルマと足切りの違いを解説していきます。
ノルマと足切りの違い
ノルマとは、達成しないといけない仕事量や成果のことをいいます。
それに対し、足切りとは一つの売上の基準にすぎません。
例えば、ノルマと足切りがそれぞれ2万円に設定されていた場合、それを達成出来たときと出来なかったときどうなるかで比較してみましょう。
達成できたとき | 達成できなかったとき | |
ノルマ | 達成して当たり前 | 会社から職務を果たしていないと評価される |
足切り | 給料が増える | 給料が減るだけ |
ノルマと足切りの違いは、達成できなかったとき、職務を果たしていないことになるかどうかです。
足切りは達成できなくても、タクシードライバーとして職務を果たしていないことにはなりません。
タクシードライバーが職務を果たしているかどうかは、お客さまを安全かつ快適に目的地までご案内できているかどうかで、売上げとは別の話しなのです。
タクシードライバーの足切りとは、あくまでも売上の基準の一つで、ノルマとは異なります。
足切りがないタクシー会社もある
足切りがないタクシー会社も存在します。
足切りがないと、売上げのプレッシャーが少なくのびのびと乗務できるかと。
ただし、足切りがないとはいえ、歩合制だと売上が少ないと給料が下がるため、手放しで安心することはできません。
足切りがないタクシー会社を選ぶことは一つの選択肢にはなりますが、歩合率や平均給料なども含めトータルに考えたほうがいいでしょう。
タクシードライバーと足切りとの関係


タクシードライバーにとって足切りは、乗務したときにまず達成したい売上げの基準。
なぜなら、足切りが達成できないと、給料が減ってしまうからです。
足切りが達成できないとどうなる?
足切りが達成できないときの取り扱いは、タクシー会社によって異なります。
足切りは、月間の売上に対して設定されているタクシー会社もあれば、日ごとの売上に対して設定されているタクシー会社もあるようです。
私が働いているタクシー会社では、日ごとの売上げに足切りがありますが、足切りが達成できないと次のような扱いになります。
- 歩合率が下がる
- 勤務達成にならない
- ボーナスが減る



足切りが達成できないと、給料に響くということですね。
上記の条件をそれぞれ解説します。
歩合率が下がる
私が働いているタクシー会社は完全歩合制ですが、足切りを達成できないとその日の歩合率が下がります。
歩合率とは、売上に対して給料が発生する割合のことです。
例えば、歩合率が50%のタクシー会社で、売上が25,000円だった場合、給料は次のように計算されます。
25,000円(売上)×50%(歩合率)=12,500(給料)
足切りが達成できず、歩合率が下がるとそれだけ給料も下がることになります。
歩合給に固定給が組み合わされた一部歩合制のタクシー会社では、足切りが達成できない場合、歩合給が無くなり固定給のみになるようです。
完全歩合制でも一部歩合制でも、給料が下がることに変わりはありません。
といっても、歩合給が取り入れられている以上、売上が低ければ給料も低くなるという点は足切りがあろうとなかろうと同じことではありますが…。
勤務達成にならない
私が働いているタクシー会社では、足切りが達成できなかった日は出勤扱いになりません。
さらに、月間の勤務日数が少ないとボーナスが下がることもあります。
足切りが達成できず、勤務達成ができない日が続くとボーナスに響くため、要注意です。
完全歩合給は、うまくいけば収入が多くなる一方で、こうした点には注意が必要ですね。
ボーナスが減る
私が働いているタクシー会社では、売上に応じてボーナスがもらえます。
売上の数パーセントが積み立てられてボーナスになるわけですが、足切りが達成できかった日の売上はボーナスに反映されません。
例えば、月間の売上が70万円でボーナス率が8%だったとすると、ボーナスは次のように計算されます。
70万円(売上)×8%=5,6000円(ボーナス)
70万円に含まれるのは、足切りを達成した日の売上のみです。
極端な例を言うと、一日も足切りを達成できなかった月は、ボーナスがゼロになってしまいます。
とはいえ、タクシー会社によってボーナスがある会社とない会社があり、ボーナス制度も様々です。
足切りを達成しないと給料が下がることは、どのタクシー会社でも共通しているようです。
ボーナスについての詳しい情報は以下でも書いているので、あわせて読んでみてください。


コロナ渦で足切りがあると大変?
新型コロナの流行前は足切りは達成してあたりまえ。それ以上に売上を伸ばしてたくさん稼いでいたドライバーが、私の周りでも沢山いました。
しかしながらコロナ渦では、足切りを達成できない日が続いたことが私自身もありました。
飲食店への時短営業の要請や外出自粛でタクシー利用客が減っている中では、当然ながら足切りを達成する難易度も上がるからですね。
現在ではコロナも落ち着いたため、タクシードライバーは以前のように足切り以上の売上を上げられるようになっています。
ですが、再びコロナ禍のようなことが起きた場合には、また同じように売上が下がるという点は覚悟しておいた方が良いでしょう。
そうしたリスクが怖い方は、固定給の割合が大きいタクシー会社に入るのも1つの方法です。タクシー業界専門の転職エージェントに相談してみましょう。ドライバーズワークは業界知識が豊富なアドバイザーがいますので、「固定給の割合が高いタクシー会社を探している」などと相談すれば、ぴったりの会社を見つけてくれるはずです。
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タクシードライバーの給与体系について


タクシードライバーの給料は、歩合制が基本にあります。
歩合制とは、タクシーでの売上に応じて給料が決まる仕組みです。
この歩合制をベースに、タクシードライバーの給与体系は大きく2つに分かれます。
- 完全歩合制
- 一部歩合制



それぞれの違いについても簡単に見ておきましょう。
完全歩合制
完全歩合制は、歩合給のみの給与体系です。
やればやっただけ給料が増えるため、売上に対してモチベーションを感じやすいですが、反対に売上が少ないとその分給料が減ってしまうのがデメリットになります。
例えば、月の売上が70万円で歩合率が50%のタクシー会社では給料は下記のように計算されます。
70万円(売上)×50%(歩合率)=35万円(給料)
売上が上がりやすく、歩合率が高いタクシー会社ほど稼ぎやすいわけですね。
歩合率はタクシー会社によって様々ですが、だいたい50%〜60%の会社が多いようです。
完全歩合制が不安な方には、次に説明する一部歩合制のほうがおすすめです。
一部歩合制
一部歩合制とは、歩合給に固定給が加わった給与体系です。
一部歩合制のタクシー会社では、つぎのように給料が計算されます。
売上×歩合率+固定給=給料
固定給によって最低限の給料が保証されながら、売上が伸びると歩合給が増えるため、バランスがとれた給与体系だといえるでしょう。
タクシードライバーは勤務形態によって、勤務時間や稼ぎやすさが変わる


タクシードライバーは、勤務形態によって働く時間帯や勤務時間が異なります。
どの時間帯に働くかや勤務時間によって、タクシードライバーの売上が変わってくるのです。
したがって、どの勤務形態を選ぶかによって稼ぎやすさが変わります。
タクシードライバーの勤務形態の勤務時間と給料の目安は次のとおりです。
勤務形態ごとの勤務時間・給料の例
勤務形態 | 働く時間帯 | 勤務時間 | 給料の目安 |
隔日勤務 | 8時~翌4時 | 20時間 | 25~43万円 |
夜勤 | 18時~4時 | 10時間 | 30~48万円 |
昼勤 | 7時~17時 | 10時間 | 24~32万円 |
昼夜勤 | 昼勤と夜勤を交互に繰り返す | 10時間 | 25~36万円 |
夜勤を選ぶと稼ぎやすい
タクシードライバーの勤務形態で最も稼ぎやすいのは夜勤です。
タクシーで長距離の利用が多い夜間をメインに働くからです。
私自身も夜勤で働いた経験がありますが、5,000円以上タクシーを利用されるお客様の乗車があり、昼間働くよりも稼ぎやすいと感じました。
しかしながら、新型コロナの流行時には飲食店の時短要請や外出自粛要請が出され、タクシー利用客が激減した時期もありました。
現在ではコロナ禍も落ち着いており、タクシーの売上は戻ってきています(逆に人手不足が問題になっています…)。
基本的にタクシーで稼ぎやすいのは夜間ですが、新型コロナの波や社会情勢によって変わる可能性はあります。そうした点も踏まえた上で考えておくだけでも、何かあった時に冷静に対処できるはずです。
タクシーでは隔日勤務が一般的
タクシードライバーの勤務形態として一般的なのは、隔日勤務です。
隔日勤務は、一回の乗務時間が20時間程度と長いため、勤務した翌日は「明け番」といって必ず休みになります。
明け番と公休日を合わせて月に18日前後が休みです。
20時間程度働いた翌日の休みを「休日」と呼べるかどうかは、正直ドライバーの間でも賛否両論あります。
しかし、人によっては、体が慣れれば楽だし自分の時間が沢山とれるという声もあるようです。
隔日勤務は、売上が伸びやすい夜間の時間帯も働くため、稼ぎやすさとプライベートな時間のとりやすさとバランスがとれた勤務形態だといえるでしょう。
隔日勤務については、以下の記事でも詳しく解説していますので、興味がある方はこちらもご覧ください。


まとめ


タクシードライバーには基本的にノルマはありませんが、ノルマに近い「足切り」がある場合が多いです。
足切りがないタクシー会社もありますが、ほとんどのタクシー会社では足切りがあるようです。といっても、普通に営業していれば問題なく達成できるラインになっていますので安心してください。
また、足切りがあるなしに関わらず、タクシードライバーの給料は歩合制が基本なので、売上が少ないと給料が下がります。
まずは、稼ぎやすく平均給料が高いタクシー会社を選ぶことが必要です。特に未経験者の方がタクシードライバーに転職するときは、会社選びがとても大切です。
とはいえ、未経験の方が1人でタクシー会社を選ぶのは大変ですので、必ず専門の転職エージェントを利用するようにしましょう。
私のおすすめはドライバーズワークです。業界に詳しいアドバイザーが対応してくれるので、歩合制などの制度も含めて、会社に直接聞きづらいことも確認してくれます。
完全無料で使えますので、以下のステップで登録しておきましょう。
ドライバーズワークの担当者から電話がかかってくるので、電話相談できる日を答えます。
転職したい時期やどんな条件で働きたいかを伝えましょう。



例えば「半年以内の転職を考えている」や「ボーナスが〇〇円貰えるタクシー会社を探している」と伝えてみましょう。
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以下のの記事では、現役ドライバーであるわたしが、自身の体験を踏まえて、失敗しないための転職方法を解説しています。良かったらご覧ください。

