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現役タクシードライバーの一日を公開!勤務内容や休憩についての体験談
タクシードライバーの一日は、どんな感じなのかな?
現役ドライバーの体験談が知りたい。
本記事では、このようなお悩みを解説していきます。
✔ この記事を読むと分かること
- 現役タクシードライバーの一日が分かる
ブログの筆者について
この記事を書いているわたしは、名古屋でタクシードライバーを5年ほどやっており、いまも現役です。
わたしはこれまでに、昼勤と夜勤を経験してきました。
この記事では、タクシードライバーへの転職に興味を持たれているかたが実際のタクシードライバーが一日をどのように仕事しているかをイメージしやすいように解説しています。
結論からお伝えすると、現役ドライバーであるわたしは、このような流れで一日を過ごしています。
6時30分 | 出勤して、車の点検を行う |
7時 | 点呼を受けて、出庫する |
7時30分 | 午前の営業は、無線配車が中心。ビジネス客や通院客がメインの層 |
12時 | お昼休憩 |
12時30分 | 午後の営業は、流しが中心。都心部のビジネス客、買い物客がメインの層 |
14時 | ガススタンドで給油する。軽く休憩 |
14時30分 | 営業再開。ここからはペースがスローになる。気の赴くままに流す |
17時 | 車庫に戻る。洗車と納金をする |
18時 | 帰宅 |
詳しくは、本文で説明しています。
現役タクシードライバーの一日(体験談)
これから現役タクシードライバーであるわたしが出勤日にどのように働いているのか、ご紹介します。
わたしは、これまで昼勤と夜勤の経験があるため、その両方の一日を紹介させていただきますね。
昼勤
まず、一日の全他的な流れはこんな感じです。
6時30分 | 出勤して、車の点検を行う |
7時 | 点呼を受けて、出庫する |
7時30分 | 午前の営業は、無線配車が中心。ビジネス客や通院客がメインの層 |
12時 | お昼休憩 |
12時30分 | 午後の営業は、流しが中心。都心部のビジネス客、買い物客がメインの層 |
14時 | ガススタンドで給油する。軽く休憩 |
14時30分 | 営業再開。ここからはペースがスローになる。気の赴くままに流す |
17時 | 車庫に戻る。洗車と納金をする |
18時 | 帰宅 |
出勤して、車の点検を行う(6時30分)
会社に出勤すると、事務所で管理職の人やドライバー仲間に挨拶。
管理職の人に乗務員証とタクシーのカギをもらったら、タクシーの日常点検を行います。
エンジンルームやタイヤの空気圧のチェック、いまはコロナ中なので車内のアルコール除菌も行っていますね。
日常点検を終える頃には、点呼の時間が近づいているので事務所に戻ります。
点呼を受けて、出庫する(7時)
点呼でおこなうことは、主につぎのことです。
- アルコールチェック
- 検温と血圧測定
- 接客用語の声出し
- 連絡事項の伝達
アルコールチェック
アルコール数値が出てしまうと、その日乗務できなくなってしまいます。前日の夜は飲み過ぎないように注意が必要です。
人にもよると思いますが、わたしの毎晩の晩酌は缶ビール1~2本くらい。これまでにアルコール反応がでたことはありません。
検温と血圧測定
コロナが始まってから検温を行うようになりました。健康管理の目的であわせて血圧測定もおこなっています。
毎朝自分の血圧をみるようになって、いままでよりも健康への意識が高まったかなと。
接客用語の声出し
タクシー会社によっては、ある程度の接客マニュアルがあると思います。
点呼では「ご乗車ありがとうございます」や「どちらまででしょうか?」など、お客さまご乗車時に実際に使う接客用語を声出しします。
朝いちなかなか声の出が悪いため、点呼で声出しすると声の通りが良くなり、スイッチが入り仕事モードに。
朝いちで声を出すことは気持ちいいですね。
連絡事項の伝達
交通情報やチケットの取り扱いかたなど、業務上必要なことが管理職から伝えられます。
聞き漏れがあると、あとから自分が困ることになるのでしっかり聞いています。
前日同じ会社で事故があった場合や、苦情があった場合も伝えられますね。
正直聞いて嬉しいことではありませんが、他人事にせずに聞くことで自分自身が事故や苦情を起こさない意識が高まるものです。
わたしの営業所では点呼の時間が何便かあり、どの時間の点呼を受けるかは自由です。
いつも決まった時間の点呼を受ける人が多いですが、「今日は朝の準備に時間がかかったから次の便の点呼にしよう」ということもアリです。
例えば、昼勤の点呼は6時~8時までと決まっているのなら、その範囲内で自由に出勤できます。
午前の営業は、無線配車が中心(7時30分~)
会社が都心部から少し離れたベットタウンにあるため、流しでお客さまが乗ってくることは少ないですが、その代わりに無線配車がよく入ります。
午前中は、自宅から駅までタクシーを使うビジネスマン、自宅から病院までタクシーを使うご高齢のお客さまがメインターゲットです。
通院のお客さまは、足腰が弱いお客さまや車イスを使われるお客さまも多いですが、このようなお客さまをサポートすることも仕事。
駅まで行かれるビジネスマンは急いでいることが多く、渋滞が少なく早く目的地につく道を提案させて頂くこともあります。
お客さまから「ありがとう。助かったよ」といってもらえることも仕事のやりがいになってますね。
出庫直後の流し方は、所属するタクシー会社の場所によって変わります。
例えば、わたしのように郊外の住宅地に会社があるドライバーは、まず付近の無線配車をねらうことが多いです。
いっぽうでタクシー会社が中心部にあるタクシードライバーは、出庫して直ぐに近くの繁華街を流すかたが多いかと。
お昼休憩(12時)
お昼休憩は公園かコンビニ、牛丼屋が多いですね。
毎日のことなので、手早く安くすませたいもの。
エリアごとに休憩に使う場所がだいたい決まっています。
お昼休憩は30分くらい。
昼食を食べてスマホをいじった後は、10分くらい昼寝することが多いですね。
10分昼寝するだけで、疲れやストレスがとれ、午後からの営業もがんばれます。
午後からの営業は、都心部での流しが中心(12時30分)
午後からの営業は、都心部を中心に流しを。
12時を過ぎると、お昼休みのサラリーマンやOLが街に増えてきます。
ランチに行くのは会社から近距離なのが普通かと思いますが、たまにタクシー使って少し離れたラーメン屋までなんてことも…。
乗車が多い時間帯ではないですが、休憩をとるタクシードライバーも多く、ライバルが少ないぶん営業チャンスがあると感じています。
午前ほどは忙しくありませんが、都心部を念入りに流しているとビジネス客を中心に乗車があり、コツコツと売上げを積んでいきます。
ガススタンドで給油する。軽く休憩(14時)
14時くらいになってくると、タクシー利用がさらに落ち着くのでそのタイミングでガススタンドを目指します。
給油する時間帯は決まっているわけではないですが、なるべくヒマな時間に入れたほうが営業効率がよいからです。
名古屋ではわりと都心部から近くにガススタンドがあるため、ガススタンドに向かっている途中でお客さまの手が上がることもわりとありますね。
わたしのばあいは、ガススタンドで給油したあと流しつつ公園に向かい、そこで10分くらい軽く休憩します。
休憩していると、猫が寄ってきたり”ちょっとした発見”があって楽しいですね。
午後の営業再開
ガススタンドで給油を終え、休憩をはさんだら営業再開。
都心部を流すこともありますし、都心部から少し離れた周辺部を流すこともあります。
午後の時間帯でも、周辺部で無線が入ることも。
周辺部に住んでいる水商売関係のお客さまが都心部にあるお店へ出勤するためタクシーを使われることも、ちょいちょいありますね。
何件か仕事をこなしながら、会社に戻る時間なども気にかけます。
タクシーは1台の車を2人くらいで交代で使っていることが多いですが、帰る時間が遅くなると夜勤で乗るドライバーの出庫時間が遅れてしまうことになり、迷惑がかかります。
時間が遅くならないように会社に戻ることも仕事のうちなのですね。
会社に戻り、洗車と納金したら帰宅
会社に戻ったら敷地内の洗車場で洗車します。
仕事の余韻に浸りながら、洗車しながら他のドライバーと一日であったことなど情報交換することもあります。
とはいえ、ゆっくり洗車していると洗車場が次にくるドライバーでいっぱいになってしまうので、効率よくスピーディーにがモットー。
だいたい20~30分くらいで洗車を終えたら、事務所に戻って一日の売上げを計算して納金します。
タクシーチケットやクレジット伝票などの枚数と金額があっているか確認し、合っていれば現金の売上げを納金。慣れてこれば5分くらいで終わります。
納金が無事に終われば、本日の仕事は終了。
家に帰って、明日の勤務にそなえて体を休めます。お疲れさまでした!
夜勤
夜勤のときの一日の流れは、次のような感じです。
17時30分 | 出勤して、車の点検を行う |
18時 | 点呼を受けてから出庫 |
18時30分 | 夕方の営業は、無線中心。郊外から都心部へいくお客さまがターゲット |
21時30分 | 食事休憩する |
22時 | 割増料金スタート。繁華街の流しが中心。帰宅するお客さまがターゲット |
1時 | ガススタンドで給油して、休憩する |
1時30分 | 引き続き繁華街を流す |
4時30分 | 会社に戻り、洗車と納金する |
5時30分 | 帰宅 |
出庫する前と会社に戻った後については、昼勤のときと同じ内容なので省略させていただきます。
夕方の営業は無線中心(18時30分)
わたしが所属しているタクシー会社は都心から離れた郊外にあるため、出庫したてまず狙うのは無線配車です。
郊外から都心へタクシーで出かけるお客さまがメインターゲット。
コロナになり飲食店の酒類提供自粛が始まってからは、夕方から繁華街へ行くお客さまはかなり減りましたが、この記事を書いている2021年7月の名古屋は緊急事態宣言が解除され、たまに都心部へ行かれるお客さまからの注文が入ることがありますね。
出庫してからこのような無線配車が入ればラッキーですが、無線配車が入らない場合はそのまま都心部を目指します。
食事休憩(21時30分)
休憩時間はその日の流れによって変わりますが、割増料金が始まる22時前に食事休憩することが多いです。
牛丼チェーンは安くて早くて美味しいため、タクシードライバーにとってはありがたいですね。
食事をとると眠くなるので、10分くらい仮眠をとり、これからの夜の営業に備えます。
割増料金スタート。繁華街を流す(22時)
22時からの時間がタクシーにとっては最も稼ぎ時。
2割増になる時間帯で、業界用語で”青タン”と呼ばれています。
メーターの割増表示が青くなることから、”青タン”と呼ばれるようになったようですね。
繁華街を流していると、終電を逃したサラリーマンなどのお客さまが乗ってこられます。
自宅までの長距離利用が多いため、売上げをあげるためには1日のなかでも重要な時間帯です。
ガススタンドで給油して休憩(1時)
ガススタンドで給油する時間については、その日の流れしだいです。
1時くらいに給油したときは、その後公園やコンビニなど深夜でも安全に休憩できる場所で、仮眠をとることが多いですね。
3時くらいになると睡魔に襲われやすいため、そうならないように仮眠をとります。
人にもよりますが、わたしは10分くらいの仮眠をとるとかなりスッキリ。
引き続き繁華街を流す(1時30分)
休憩してからもう一度繁華街に戻り、流します。
この時間帯になると人はかなり少ないですが、念入りに流しているとお客さまに出会いご乗車に繋がることもあります。
深夜までの勤務で仕事を終えたサラリーマンや、勤務を終えた水商売関係のお客さまなどが乗ってこられることが多いかと。
人は少ないですが、長距離のご利用もためにあるため、諦めないで粘り強く流します。
3時過ぎるとさらに人がまばらになり、このあたりで本日の仕事は切り上げ、会社へ戻ることに。
会社に戻ったら、昼勤と同じように洗車して納金をします。
タクシードライバーの勤務形態について
タクシードライバーで主流になっている3つの勤務形態について、解説します。
- 昼勤
- 夜勤
- 隔日勤務
この3つの勤務形態のなかでも一般的なのは、隔日勤務です。
これから順番に解説してきますね。
昼勤
昼勤は、朝から夕方まで働くスタイルの勤務形態。
普通のサラリーマンのように、生活できるため、夜間勤務が苦手な方や、子育て中の女性に人気の勤務形態ですね。
昼勤のメリットとしては、生活リズムを変えずに働けること。
デメリットとしては、この後にご説明する夜勤や隔日勤務と比べると稼げないことが挙げられます。
夜勤
夜勤は、昼勤とは逆の生活リズム。夕方から朝まで働くスタイルの勤務形態です。
夜勤のメリットは、タクシーの勤務形態のなかで最も稼げること。タクシーで稼ぎやすいとされるのは割増料金になる22時~翌5時の間ですが、夜勤はこの時間帯の乗務時間が長いからです。
一家の大黒柱として家族を養う男性を中心に、タクシーでとにかく沢山稼ぎたい人に人気の勤務形態となっています。
デメリットとしては、朝起きて夜寝る普通の生活ができないことです。
夜型の生活リズムなので、休日に家族サービスをしようと思うと、休日だけ無理やり昼型の生活にして、勤務日にまた夜型に戻すというようなことになってしまいます。
隔日勤務
隔日勤務は、タクシードライバーでは一般的な勤務形態ですが、他の業種で働かれている方は聞きなれないかと思います。
でも、3つの勤務形態のなかで収入とプライベートのバランスが最もとれた勤務形態だと思います。
理由としては、稼ぎやすい夜間勤務を含むことと、休日が多いことが挙げられます。
隔日勤務の勤務時間は20時間くらいと長いですが、その代わりに勤務した翌日は必ず休みになります。
この勤務した翌日の休みを明け番といいますが、明け番とは別に公休も設けられており、明け番と公休を合わせると月間の休日が17~19日と月の半分以上休めるのです。
隔日勤務のデメリットとしては、勤務時間が長いことが挙げられます。
例えば、朝の9時に出勤したら会社に戻るのは翌朝5時くらい。一回の乗務で20時間ほど働くことになるわけです。
もちろん、勤務時間中に合計3時間程度休憩をとりますが、特有の生活リズムには慣れが必要でしょう。
隔日勤務についてもっと詳しく知りたいかたは、こちらの記事をご覧ください。
>>タクシードライバーの隔日勤務はきつい?現役ドライバーが隔日勤務を徹底解説。
タクシードライバーの休日について
わたしはタクシードライバーを5年ほどやっていますが、「意外とタクシードライバーは休日にしっかり休めるなぁ」と感じています。
タクシードライバーの休日が確保されている理由の一つに、月間の乗務時間が法律で定められていることがあります。
例えば、昼勤では1ヶ月の拘束時間が299時間までと定められています。
実際にわたしが昼勤で勤務しているときには、月に公休が6日で、勤務日が24日というのがベースです。
勤務日に12時間乗務したとすると月間の拘束時間はつぎのようになります。
12時間(1日の拘束時間)×24日(月間の勤務日数)=288時間(1ヶ月の拘束時間)
月間288時間の拘束時間であれば、基準内なのでオッケーです。
ちょっと話が小難しくなってしまいましたが、要はタクシードライバーは”しっかり働いたら、しっかり休む”ことが法律で定められている。休むことも仕事のうちなのですね。
休日の過ごし方
タクシードライバーは、サラリーマンのように仕事を持ちかえる必要がないため、休日は休むことに専念できます。
休日出勤にかんしても、基本はありません。たまに班会議などで1時間くらい会社にでることはありますが、その他は休日に会社に行ったことはないです。
参考までに、わたしが休日をどのように過ごしているかご紹介しますね。
5時 | 起床して朝食をとる。自分で目玉焼きとトーストを焼いて食べています。 |
6時 | ウォーキングする。近所を30分くらい。ウォーキングついでに神社に寄ることもあります。 |
7時 | 軽くシャワーで汗を流す。 |
8時 | ブログを書く。いまご覧のこのブログを書いています。 |
12時 | 昼食。お嫁さんが作ってくれます。 |
13時 | ブログの続きをする。 |
14時 | 家族と買い物に出掛ける。近くのスーパーやショッピングモールへ行くことが多いです。 |
17時 | 帰ってきて、風呂に入る。 |
18時 | 夕飯。晩酌しながらアニメやユーチューブなど観ながらのリラックスタイム。 |
22時 | 就寝。眠くなったら21時くらいに寝てしまうこともありますね。 |
わたしが休日の過ごし方で意識しているポイントの一つは、起きる時間と寝る時間を仕事の日となるべく同じ時間にしていることです。
このようにすれば、仕事の日も同じリズムで生活できるため、体が非常に楽ですね。
わたしは休日にブログを書いてますが、自分がやりたい事に専念できることがこの仕事のメリットだと感じています。
有給を使えば長期休暇も可能
タクシードライバーにも有給休暇があります。
入社後6ヶ月経過し、出勤率が80%を超えていれば、10日の有給休暇が付与されるのは普通のサラリーマンと同じです。
わたしは、家族との旅行などで連休が欲しいときは、公休日の前後に有給休暇を入れ3~4連休をとっています。
例えば、もともとのシフトがつぎのようになっていたとします。
このシフトでは、火曜日と水曜日が公休日ですね。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
出勤 | 出勤 | 公休 | 公休 | 出勤 | 出勤 | 出勤 |
上記のシフトの場合、月曜日と木曜日を有給にすれば、下のシフトのように4連休にすることができます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
出勤 | 有給 | 公休 | 公休 | 有給 | 出勤 | 出勤 |
わたしの周りには、有給を使って1週間休みをとっているドライバーもいますが、休みすぎると給料が下がるので、月々の売上を考えて連休をとったほうがいいかと。
4連休であれば、このように有給休暇を2日入れて休めるので、わたしはこのように連休をつくり家族と旅行に行っています。
タクシードライバーのメリット・デメリット
最後にわたしがタクシードライバーをやってきて感じている、この仕事のメリットとデメリットについてお伝えしたいと思います。
タクシードライバーへの転職を考えている人は、メリットとデメリット両方知ったうえで転職をご検討ください。
メリット
まず、わたしがタクシードライバーを実際にやっていて感じているメリットは次のとおりです。
- 休日は好きなことに専念できる
- 人間関係のストレスが少ない
- 休みの計画が立てやすい
- 意外と稼げる
これからそれぞれについて、説明していきますね。
休日は好きなことに専念できる
タクシードライバーは運転することが仕事で、しかも個人プレー。
わたしが5年間タクシードライバーやってきたなかで、休日に仕事のことを考えたり、会社から電話がかかってきたりしたことはほとんどありません。
休日に班会議で会社に行ったことは、5回くらいあったかなぁ、という程度。
おかげで、休日はブログや家族サービスなど好きなことに専念できています。
人間関係のストレスが少ない
タクシードライバーは、他の職業に比べて人間関係のストレスが少ない職業。
理由は、勤務時間のなかで会社にいる時間が少ないこと。ほとんどの時間、一人でタクシーに乗っています。
仕事自体も個人プレーなので同僚との人間関係があまりなく、やることやってれば上司に怒られることもありません。
わたしはタクシードライバーに転職する前はアパレル販売員をやっていましたが、タクシーに転職して人間関係のストレスはかなり減りました。
休みの計画が立てやすい
タクシードライバーのシフトは1ヶ月くらいまとめて作成されていることがほとんどかと。
シフトパターンが規則的なので、わたしの場合は2~3ヶ月先の休日もだいたい分かっています。
他の業種だと、他の社員やイベントとの兼ね合いで休日が直前で変わったりすることがあると思いますが、タクシードライバーはそのような心配もほとんどありません。
有給も使いやすく、家族と旅行に行きたい場合など前もって予定を入れる必要があるとき助かっています。
意外と稼げる
タクシードライバーの給料は歩合制が基本なので、売上げをあげればその分稼げます。
わたしはタクシードライバーに転職する前はアパレル販売員をやってましたが、正社員になっても家族を養えるだけの給料はもらえませんでした。
タクシードライバーになってからは、タクシーの給料で家族を養えています。
とはいえ、新型コロナの流行以降収入が4割ほど下がってしまいましたが、この記事を書いている2021年7月の名古屋は緊急事態宣言が解除され、少しずつですが収入が戻ってきていますね。
デメリット
わたしがタクシードライバーをやっていてデメリットだと感じていることは次のとおりです。
- 給料が景気や社会情勢に影響されやすい
- 乗務しないと収入が下がる
- 拘束時間が長い
これからそれぞれについて、説明していきます。
給料が景気や社会情勢に影響されやすい
タクシードライバーの給料は歩合制が基本になっています。
たくさん売上げをあげればその分給料が増えますが、売上げが下がるとそのぶん給料が減ってしまうことに…。
一番分かりやすい例として、新型コロナによって外出自粛や飲食店の酒類提供の自粛要請が出されたことで、タクシー利用客が減り、多くのタクシードライバーは給料が減って苦しんでいると予想されます。
実際にわたしは、新型コロナ以降4割くらい給料が下がってしまいました。
今後、新型コロナが落ち着いてくると、タクシーの給料も戻ってくるとは思っています。
ですが、これから先もコロナ以外にも社会情勢の変化、景気などによって給料の上がり下がりがあることは覚悟していますね。
乗務しないと収入が下がる
タクシードライバーは歩合制なので、タクシーに乗務してお客さまが乗られないと収入が発生しません。
病気やケガ、免停などで乗務できなくなってしまうと、稼げなくなってしまいます。
なのでタクシードライバーとして働いている限り、健康管理、安全運転、法令を守ることは心がけなくてはならないです。
拘束時間が長い
タクシードライバーの拘束時間は、他の職業と比べて長いです。
一回の勤務での拘束時間は、昼勤や夜勤で10~12時間。隔日勤務では20時間程度です。
拘束時間が長いぶん、休息時間が法律でも定められしっかり休めるようにはなっていますが。
わたしの経験では、拘束時間の長さは慣れてきますが、慣れるまでは大変かもしれないですね。
まとめ
タクシードライバーの一日について、わたしの体験談をご紹介してきました。
タクシードライバーは勤務形態によって、出勤時間や勤務時間が異なりますが、”お客さまのニーズに合わせて営業する”という点では変わりません。
お客さまが乗車しそうな時間と場所を考えて、営業エリアを決めています。それはどのタクシードライバーも同じかと。
休憩するタイミングはドライバーによって様々ですが、一般的には乗車が少ない時間帯、ドライバーが疲れを感じた時などに休憩をとっているようですね。
自分でお客さまのニーズを考えながら、一日の流れができていくタクシードライバーの仕事は、自由で働きやすいと感じているドライバーが多いようです。
この記事を読んでタクシードライバーの仕事をもっと知りたいと思われた方には、こちらの記事をご紹介させて頂きたいと思います。
わたしがタクシードライバーの仕事を体験して感じている、タクシードライバーになって後悔していること、良かったことを解説しています。