タクシー会社の寮について解説。タクシー転職者が知らないと損をするタクシー寮のメリットとは？

このようなお悩みを解決していく記事です。

記事を書いている私は、タクシー業界で6年以上働いている現役ドライバーです。私が働いているタクシー会社でも寮があります。

私自身は寮に住んだことはありませんが、同僚で寮に住んでいる人がいます。

この記事では、タクシー寮の種類や寮に住むメリットや注意点について、現役タクシードライバーである私の目線で解説していきます。

寮のあるタクシー会社を探す場合は、タクシー業界専門の転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ドライバーズワークは、業界に詳しいアドバイザーが親身になって話を聞いてくれます。電話面談で「寮を探している」と伝えれば、希望条件に近い求人が見つかるはずです。

利用は完全に無料ですので、以下のステップで登録しておきましょう。

タクシーの寮には種類

タクシー会社の寮は、大きくは以下の3種類に分けられます。

それぞれメリット・デメリットがありますので、知識として知っておきましょう。

自社寮

自社寮とは、タクシー会社が寮をまるごと所有している寮をいいます。

会社の一部が寮として使用されている場合もありますし、アパートやマンションを会社が所有している場合もあります。

ちなみに私が働いているタクシー会社は、会社の一部が寮になっていますね。1階はタクシーの運行管理を行う事務所、2～3階が寮、4階が会議室といった感じになっています。

私が働いているタクシー会社では、事務所と寮を維持管理している従業員がいます。共用トイレや廊下を掃除したり、お茶をだしてくれたりしていて、アットホームな雰囲気がありますよ。

タクシー会社の一部が寮になっている場合

タクシー会社の一部が寮になっている場合は、通勤時間がかからないことがメリットです。裏を返せばプライベートな時間でも同僚と顔を合わせることがあるため、仕事とプライベートの切り替えがし難いともいえます。

トイレやバスルーム、キッチンについては、共用の場合もあります。トイレやバスルームの共用に抵抗がある方もいると思いますが、入社する前にタクシー会社に確認しておくようにしましょう。

同僚と相部屋になる場合もありますが、最近は個室が主流になっています。

アパートやマンションのタイプの寮の場合

会社とは別棟のアパートやマンションタイプの自社寮もあります。

この場合も、物件が会社の近くにあることが多いので、通勤に時間がかからないのが良いですね。

部屋のタイプはワンルームから1DKなど、タクシー会社によって様々です。

借り上げ寮

借り上げ寮とは、タクシー会社がアパートやマンションを賃貸契約している場合の寮を言います。

自分でアパートやマンションを借りるよりも安く住むことができますが、家具や家電は備えられておらず自分で用意しなけらばならない場合が多いようです。

自社寮のように相部屋や、トイレやバスルームが共用になっていることが少なく、プライバシーが守られた生活が送りやすいでしょう。

借り上げ寮には2種類あり、もともとタクシー会社が不動産会社と部屋をいくつか賃貸契約している場合と、転職者が自分で住む部屋を探してきて、賃貸契約はタクシー会社が行う場合があります。

家族寮

家族寮とは、配偶者や子供など家族がいる人が家族と一緒に住むことができる寮です。

単身寮と比べて１室の総面積が広く1LDKや2DKといったように間取りが多くなりますが、費用は少し高くなります。家族寮に住むためには、同居する家族の婚姻・血縁関係が確認されます。

家族寮があるタクシー会社は非常に少ないのが現状です。家族寮に住みたい方は、転職する前にタクシー会社に家族寮があるかどうかを確認をしましょう。

会社に直接聞きづらい場合には、転職エージェントを通して聞くこともできます。

ドライバーズワークは、私が最もおすすめする転職エージェントです。業界に詳しいアドバイザーがいるので、「家族寮を探している」などと条件を伝えれば、希望に合った会社を紹介してくれるはずです。

以下のリンクから無料登録しておきましょう。

なぜタクシー会社には寮があるのか？

なぜタクシー会社には寮があるのかというと、理由は２つあります。

1つは、タクシー業界は人材が足りておらず、そのため他県からも転職者を獲得したいという狙いがあるということです。

私が働いているタクシー会社の採用担当者も、定期的に県外へ出向いて求人活動を行っています。私と同じ会社で働く同僚も、他県から転職してきている人がたくさんいますね。

2つめの理由として、タクシー会社へ転職してくる人の生活をサポートするためということがあります。

タクシー業界に転職してくる人の中には、前に勤めていた会社をリストラされてお金に余裕がない状態で入社してくる人もいらっしゃいます。このような方を受け入れて、タクシードライバーとしてひとり立ちして収入が安定するまで、住む場所を提供しようという意味合いがあるのですね。

タクシー会社の寮に入るメリットとデメリットは？

タクシー会社の寮には、「自社寮」と「借り上げ寮」があることを前の項でご説明しましたが、それぞれのメリットとデメリットについて以下の表にまとめました。

寮のタイプ	メリット
自社寮	・費用が安い ・家具家電が付いていることが多い ・通勤が0分	・相部屋になることが多い ・トイレやバス共用が多い ・休みの日でも社員と顔を合わせる
借上げ寮	・部屋のタイプを選べることがある ・相部屋になりにくい ・トイレやバスが個別になっている場合が多い ・休み日に社員と顔を合わせることが少ない	・費用が自社寮よりも高いことが多い ・家具や家電がついていないことが多い ・寮が会社から離れていて通勤に時間がかかることがある

未経験でタクシーに転職する場合、タクシードライバーとしてすぐに乗務できるわけではありません。タクシーに乗務するためには、二種免許を取得して研修を受け、タクシー協会の試験に受かる必要があり時間がかかります。

ですので、寮に住んでいれば時間やお金を節約できるので、研修や試験勉強に集中することができます。

タクシー会社の寮って費用はいくら位かかる？

タクシー会社の寮は、転職者の負担を少なくするために備えられています。ですので、基本的に自分でアパートやマンションを借りるよりも安くなっています。

家賃は2万円～6万円くらいのタクシー会社が多いでしょう。

私が働いているタクシー会社では、ワンルーム（単身寮）で2万円くらいから、2DKの家族寮だと3.3万円くらいからの物件があるようです。

タクシー会社の寮に住める期間はどれくらい？

タクシー会社の寮に住める期間は企業によりまちまちですが、内定が決まってから住み始められるタクシー会社が多いです。

また、いつまでも住めるわけではなく、一定期間が経つと退去しなければならない場合が多いようです。

この辺りは会社によりまちまちなので、転職する前にタクシー会社に確認してみましょう。

会社に直接聞きづらい場合には、転職エージェントを通して確認することもできます。ドライバーズワークのような、業界専門のエージェントに登録しておくようにしましょう。

以下のリンクから、ドライバーズワーク公式の登録ページに移動できます。

まとめ

タクシー会社の寮は、転職する人にとって初期費用を抑えることができ仕事に専念できるためとても助かると思います。

とくに他県から転職をする人にとっては、土地感がない場所で住む場所を探すことは大変ですし、賃貸費用や引っ越しなど出費が多くなりやすいでしょう。

タクシー会社の寮は、自社寮、借り上げ寮、家族寮があります。まずはあなたに合うタイプの寮かを検討してみてください。

タクシー会社はたくさんあるので、希望の条件に合った会社を効率よく探すなら、タクシー専門の転職エージェントを利用することをおすすめします。

ドライバーズワークは、業界に精通したアドバイザーが、あなたの希望に合った条件の会社を見つけてくれるはずです。登録後に電話面談をできるので、そこで寮があるタクシー会社を探してもらいましょう。

完全無料で使えますので、以下のステップで登録してみてください。

これからタクシードライバーへ転職をお考えのかたには、転職してから後悔しないためにこの職業を理解しておく必要があります。

こちらの記事は、わたしがタクシードライバーに転職して後悔していることや、良かったことを解説しています。