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タクシードライバーのストレス解消法。現役ドライバーが原因と対策を解説!
タクシードライバーやっているけど、最近ストレスを感じやすいです。
おすすめのストレス解消法が知りたい。
本記事では、このようなお悩みを解決します。
✔ この記事を読むと分かること
- タクシードライバーにおすすめなストレス解消法
- タクシードライバーがストレスを感じる原因と対策
ブログの筆者について
この記事を書いているわたしは、タクシー歴5年の現役タクシードライバーです。
タクシードライバーはストレスを感じやすい職業だと言われていますが、新型コロナウィルスが流行してからは”乗車がない時間が続く”や”売上があがらない”などという状況が続き、日を増すごとにストレスが溜まっていると感じているドライバーの方が多いと思います。
そこでわたしは、自身が実践しているストレス解消法を解説する本記事を公開するにいたりました。わたし自身は、コロナで辛い状況が続くなかでも心身健康に仕事を続けられています。
結論から言うと、タクシードライバーにおすすめなストレス解消法は次のとおりです。
これらを組み合わせてストレス対策をしていく必要があります。
- 適度に休憩をとる
- 営業所に戻ったとき同僚と話す
- 帰宅後の楽しみをつくる
- 休日にウォーキングする
ストレスをそのままにしておくと、肥満などの生活習慣病、不眠症、脳卒中や心筋梗塞にさえつながる恐れがあります。
タクシードライバーを続けていくうえで、ストレス対策は不可欠です。
本文にて詳しく解説していきます。
タクシードライバーのストレス解消法
わたし自身が実践しているストレス解消法は次のとおりです。
簡単にできるものばかりですが効果があります。やったことがないものがあればぜひ試してみてください。
- 3時間に1回は休憩をとる
- 営業所に戻ったとき同僚と話す
- 帰宅後の楽しみをつくる
- 休日にウォーキングする
3時間に1回は休憩をとる
わたしは少なくとも3時間に1回は5~10分くらいの休憩をとるようにしています。
新型コロナが流行してからは、乗車回数が減り2~3時間も乗車が全くないということはドライバー仲間からもよく聞く話です。
乗車がないときにはどうしても、お客さまを見つけようと長い時間乗り続けたくなるものですが、3時間に1回は休憩をとりましょう。
自分が思っている以上に、疲労やストレスが蓄積されているはずです。
例えばわたしが、休憩のときリフレッシュするためにやっていることは次のとおり。
- 緑を見る
- リクライニングを倒して目をつぶる
- コンビニで総菜パンを食べる
まずは車を停めて、体の力を緩める。そして、何も考えないことが必要です。
コンビニでの買い食いは多いと肥満に繋がり良くないですが、ストレスを強く感じるときなどにしています。
営業所に戻ったとき同僚と話す
営業所に戻った時に、乗務中に起きたできごとを話すことも、ストレスを抱えないためにおすすめです。
タクシードライバーは仕事中に、”予約の仕事がキャンセルになった”や”お客さまから理不尽なことを言われた”など何かしらストレスを感じることがあるかと思います。
ストレスを感じたまま帰宅すると、家に帰ったあとも引きずってしまうことも…。
営業所に戻ってから、洗車しながらでも同僚に「今日こんなことがあたんだよ」と話すだけで気持ちは違ってくるはず。
同僚もあなたと同じようなことを経験しているかもしれません。そのときはあなたの思いに共感してくれるはずです。
乗務中に嫌なことがあっても、営業所の仲間に話すだけでスッキリします。ストレスは抱え込まないように。
帰宅後の楽しみをつくる
帰宅後の楽しみをつくっておくことはおすすめです。
理由としては、帰宅後にストレス解消ができるほか、乗務中の精神的に苦しいときにも帰宅後に楽しみがあると思うだけで、ストレスの溜まりにくさが違うからですね。
参考までに、わたしの帰宅後の楽しみをご紹介します。
- ゆっくり風呂に浸かる
- 晩酌する
- ドラマやアニメを観る
帰宅後の楽しみかたは人それぞれだと思いますが、自分が好きなことなら何でもいいかと。
わたしは、上記のことをすれば、仕事でのストレスは解消されていると感じています。
休日にウォーキングする
タクシードライバーは、休日にリフレッシュすることで、仕事でのストレスを解消して仕事へのモチベーションを高めることができます。
休日のリフレッシュ法でわたしが最もおすすめするのは、ウォーキングです。
ウォーキングをおすすめする理由は、ウォーキングによる運動と日光浴によって幸福感が得られ、ストレスが軽減されるからです。
実際にわたしは、休日の朝は20~30分ウォーキングすることが多いですが、ウォーキングすると気分が良くなると感じています。気温が高い日は汗をかきますが、ウォーキング後のシャワーは最高ですね。
タクシードライバーは運動不足になりやすいですが、ウォーキングすると運動不足になるのを防げるのも良い点かと。
ウォーキングは、タクシードライバーにとって良いことづくめなのです。
タクシードライバーが感じるストレスの原因と対策
わたしがタクシードライバーをやっていて感じるストレスは次のとおりです。
- 売上げに対して
- 運転に対してい
- お客さまとのトラブル
- 上司に対して
これから、これらのストレスを感じる原因について詳しく解説していきます。
それぞれの対策も載せておくので、参考にしてみてください。
売上げに対して
タクシードライバーにとって売上があがらないときのストレスは、とても大きなもの。
タクシードライバーの給料は歩合制の部分が大きく、売上げがあがらなければ収入が減ってしまうからです。
また、何時間もお客さまが乗らない、空車の時間が続くときのストレスといったら…。
「人生終わった」と思うまで気分が落ちる瞬間さえあります。
新型コロナの流行以降、わたしを含め空車の時間が続く苦痛と戦っているタクシードライバーが多いと思います。
タクシードライバーが抱えるストレスの中でも、売上げに対するストレスはとても大きなものなのです。
対策
結論から言うと、対策は売上げをあげれるようにすることです。
以前同じ営業所の先輩が、「売上げへのストレスは、売上げをあげることでしか無くならない」と言ってました。
わたしは言葉に共感しました。
実際に売上げが悪い日は、家に帰って晩酌のお酒が美味しく感じられない…。
ですが、新型コロナで売上げをあげることが難しくなっているなか、この解決策だけで終わっては身も蓋ありません。
売上げをあげること以外にわたしが取り組んでいるストレス対策はつぎの2つです。
- 営業をゲーム化する
- 副業にチャレンジする
✔ 営業をゲーム化する
売上げが悪いときに、深刻になりすぎることは、よくありません。
焦りやストレスは、お客さまにも伝わりますし、事故の原因にもなります。ますます負の悪循環だけですね。
こんなときおすすめなのは、営業をゲーム化することです。
ゲーム化する理由は、売上=生活がかかっているから、売上=ゲームクリアに置き換えることで、余計な力が抜けて営業に集中できるから。そして、ストレスの緩和にもつながります。
たとえば、まずは足切りをゴールにして流しながら、お客さまを拾うゲームにしちゃいましょう。
周りにいる他社のタクシーはライバルのゲームプレイヤー。
ゲームのゴールは、”事故をしないで売上をあげること”です。
わたしは、売上げが苦しいとき、このように営業をゲーム化してストレスが少ない環境をつくりだしています。
✔ 副業にチャレンジする
副業にチャレンジしてみることも、売上げのストレスを減らすことにつながります。
副業で収入がえられるようになれば、タクシーからの収入が減ったとしても補填できるため、売上げが悪いときにもストレスが感じにくくなるでしょう。
実際にわたしは、コロナでタクシーからの収入が減って副業としてブログを始めましたが、タクシーで売上げが悪いときでもストレスが感じにくくなっています。
まだまだ副業といえるほどの収入はありませんが、将来的にタクシーとは別の収入の柱ができる可能性があるというだけでも、精神的な負担がかなり軽くなりました。
副業はタクシー会社によって認めていないことがあり、就業規則などを確認してから始めないと解雇事由になるので注意が必要ですが。
もし副業を認めているタクシー会社であれば、副業にチャレンジしてみることをおすすめします。
さいきんは、インターネットを使って「メルカリ」や「ポイントサイト」など気軽に始められる副業が増えてきていますね。
新型コロナの保証休業で休みが増えたタクシードライバーの方が多いとおもいますが、将来のために時間を有効に使いましょう。
それが、長期的にみてタクシーでのストレスを軽減させる一番の方法です。
運転に対して
わたしが乗務中の運転で感じたことがあるストレスは、つぎのようなものです。
- 渋滞でイライラ
- 周りの車からのクラクション
- 地理への不安
ここで挙げたものは、タクシードライバーなら誰でもストレスを感じたことがあるのではないでしょうか。
渋滞に関しては、自分でコントロールできない部分はもちろんありますが、対策しだいでコントロールできる部分もあります。
これから、対策について詳しく解説していきます。
対策
✔ 渋滞でのイライラへの対策
タクシーは、無線配車でのお客さまと待ち合わせ場所に進行中などに渋滞していると時間に遅れることに繋がるため、渋滞は極力さけたいもの。
渋滞自体が嫌いなかたも多いかと。
渋滞でイライラしないための対策は大きく分けて2つあります。
- 渋滞にはまらないように、普段から道を知っておく。
- 渋滞にはまった時に、必要な対応をする。
普段から、どの道がどの時間帯混んでいるか知っておき、抜け道などを研究しておくと、いざという時に役立ちます。
新人のかたには少しハードルが高いかもしれませんが、わたしは渋滞が大嫌いなので普段からこのようなことを考えて乗務しています。
渋滞で、”お客さまとのご予約時間に遅れる””実車中にお客さまがイライラして嫌な空気になる”といったことは、わたしも経験があります。
大切なのは、失敗したと思ったらその経験を記憶として残し、つぎに活かすこと。
普段からの小さな積み重ねが、自分自身の営業をストレスなく楽にするのに役立ちます。
また、このような対策をしていても渋滞にはまる時もあります。
無線配車の待ち合わせ場所に進行中なら、直ぐに配車センターや営業所などに連絡をして遅れる旨をお客さまに伝えておいてもらう。
実車中なら、お客さまに渋滞がある説明を出発前に伝えておくことなど対策をしておきます。
対策さえしておけば、渋滞でのトラブルを回避できストレスが減らせるでしょう。
✔ 周りの車からのクラクションへの対策
結論からいうと、クラクションを鳴らされないような運転をすることに尽きます。
マナーを守って運転していても、クラクションを鳴らされることがあるかもしれませんが、わたしの経験上クラクションを鳴らされるときは自分に原因がある場合がほとんどです。
タクシーが周りの車からクラクションを鳴らされるのはこんな時ですね。
- 強引な割り込み
- 信号待ちで青になっても気づかない
- 車線をはみ出す
新人の頃はわたしも何回かクラクションを鳴らされた経験はありますが、自分自身の運転を気を付けることで減らすことができています。
交通マナーをまもる意識と、周りの車への意識が必要ですね。
わたしは、タクシードライバーになってサイドミラーやルームミラーは頻繁に確認するようになりました。
自分自身のストレスを減らすために、クラクションを鳴らされない運転をする。それが無事故にもつながります。
参考までに、わたしはこの記事を書いている時点で、ここ3年以上は事故を起こしていません。
新人の頃に、タクシー業界歴が長い管理職のかたは、「タクシーの確認は、前3割、後ろ7割だよ」と言われていました。
後ろを全体の7割確認すると、「前がおろそかにならないか」と思う方がいるかもしれませんが、前を確認するのは当たり前で、後ろの確認をおろそかにしないために、それくらいの意識は必要なのかもしれませんね。
✔ 地理の不安への対策
新人ドライバーは、いちばんのストレスかもしれません。
実際にわたしも、新人のころは道が分らず「お客さまが乗ってきたらどうしよう」といつも思っていました。
結論からいうと、対策は地理を覚えることに尽きます。
営業を楽にするために、地理を覚えるのです。
実際にわたしは、タクシードライバーになって6ヶ月たったくらいから、お客さまに道を教えてもらう回数が減り、地理の不安やストレスが減ってきました。
新人ドライバーが地理を覚えるために必要なことは、乗務中の地図確認と、乗務後の復習が大切です。
こちらの記事で、新人ドライバーが時間をかけずに効率よく地理を覚える方法を解説しています。
お客さまとのトラブル
お客さまとトラブルがあった日の営業は、楽しくないもの。それを引きずるとストレスにも繋がります。
タクシードライバーをやっている方なら、誰でも経験があることかと。
もちろん、わたしもお客さまとのトラブルの経験があります。ですが、お客さまから苦情を受けたことは、タクシードライバーになってこれまでの5年間一度もありません。
特別なことをやっている訳ではありませんが、“自分もお客さまもストレスなく”が営業のモットーではあります。
対策
わたしが考えるお客さまとトラブルでのストレスを少なくするための対策は、大きく分けて2つです。
- お客さまとのトラブルを避ける
- トラブルが起きた後の対処
✔ お客さまとのトラブルを避ける
お客さまとのトラブルで多いのは、”遠回りをした”や”ドライバーの言葉遣い”などが原因であるものです。
ドライバーに全く非のない、”言いがかり”や”犯罪にあう”などのトラブルについては、こちら側ではどうしようもできないことなので、含めていません。
わたしは、内勤で運行管理者補助の仕事を1年ほど経験していますが、お客さまとのトラブルのほとんどは、ドライバー側にも原因があります。
わたし自身が、お客さまとのトラブルを避けるために実践していることは次のとおりです。
- 出発前にお客さまと経路を確認する
- カッとなって言葉づかいを乱さない
- ドライバーとのトラブルが多いエリアは避ける
もしもお客さまとのトラブルがよくある方は、この3つを実践して頂くだけで減らせると思いますよ。
続いて、トラブルが起きてしまった場合の対処法を解説していきます。
✔ トラブルが起きた後の対処
トラブルが起きてしまった場合は、早期対処で事を大きくしないに尽きます。
具体的には、次のとおりです。
- こちら側に非があるなら、すぐに謝罪する
- 自分では何ともならないと思ったら、すぐに営業所もしくは警察へ助けてもらう
- 乗務後に引きずらない
トラブルが起きたときにいちばん大切なことは、事を大きくしないことです。
自分に非があると思ったら、「申し訳ございません」と謝罪が必要。この言葉が言えずに、トラブルが拡大してしまうケースが多いです。
それでもお客さまの怒りが収まらない、自分では何ともならない、判断できないときは、所属の営業所へ電話で相談しましょう。
お客さまが暴言や暴行にまでおよんでしまえば、その場から逃げるか警察に通報するしか身を守る手段がありません。
ちょっと話が深刻な方向になってきましたが、警察に通報するまでに発展するケースは少ないと思います。
わたしの5年間のタクシーでの経験から言えるのは、言葉遣いや対応をきちんとしていれば、大半のトラブルは避けることができるということです。
上司に対して
最後に上司に対してですが、タクシードライバーは他の職業と比べて上司と接する時間が少ないため、上司との関係をストレスに感じているかたは少ないかもしれません。
ですが、わたしの周りのドライバーでも上司と上手くいっていない人がいるので挙げさせていただきました。
タクシードライバーが上司に対してストレスを感じるケースは大きく分けて2つあります。
- もともとソリが合わない
- 業務上の信頼関係ができていない
これからこの2つのケースの対策を解説していきます。
対策
✔ もともとソリが合わないときの対策
上司も人間なので部下とソリが合う合わないはあります。
ですが、それを露骨に表面に出してくるのは良くないですよね。
そうは言っても、そういう上司に運悪く出会ってしまったときの対策はつぎの通りです。
- 仕事を確実にこなす。ボロを出さない
- 相手と距離を置く
- 対応がひどいときには、周りに相談する
大切なのは、自分の仕事に対して相手から突っ込まれないように確実に仕事をこなすこと。
事故や苦情を出さないように乗務中気を付けることや、営業所に戻って納金するときに日報への記入や計算を間違わないようにしましょう。
相手から突っ込まれないようにしていれば、あとは距離をとっていればオッケーです。
ときどき特定の社員に対してのみ厳しい上司もいます。あまにり対応がひどい場合は、周りのドライバーに相談したり、場合によってはその上司のさらに上の上司に報告することも有効でしょう。
✔ 業務上の信頼関係が出来ていないときの対策
上司と信頼関係が出来ていないと、どうしても厳しい口調や対応になったりされがちです。
ドライバーとしてそのような状況が続くのはストレス。早めに改善する必要がありますね。
この場合は、ドライバー側に原因があることが多いです。
上司から信頼されるように、まずはタクシー業務である安全とおもてなしを徹底しましょう。
営業所に戻って納金するときも、計算や日報の記入にミスがないか確認することも必要です。
自分では大したことない小さいミスでも、上司によっては信頼できるドライバーか見ている可能性があります。
わたしよりも少し後に入社したドライバーが、このタイプでした。
はじめの頃、納金のときに伝票の不備や記入ミスが多く、上司から非常に厳しく言われていました。
ですが、そのドライバーも気を付けていたようで、少しずつミスが減り、徐々に上司との関係も良くなっていったように感じます。
上司に信頼されるようになれば、上司との関係でうまれるストレスが減り、仕事がやすくなるはずです。
まとめ
タクシードライバーの仕事を健康に続けていくうえで、ストレス対策は必要不可欠。
そのためには、この記事でご紹介したストレス解消法を組み合わせて取り入れていくのがおすすめです。
- 適度に休憩をとる
- 営業所に戻ったとき同僚と話す
- 帰宅後の楽しみをつくる
- 休日にウォーキングする
タクシードライバーにはこの職業ゆえのストレスがあります。
これらのストレスは個別に対策することが必要です。
- 売上げに対して
- 運転に対してい
- お客さまとのトラブル
- 上司に対して
基本的にはドライバー側でコントロールできる部分が多いので、本記事で解説していることを参考に対策してみてください。
新型コロナが流行して以降わたしを含め皆さんも営業が大変だと思います。
少しでもストレスをなくして、心身健康にこの時期を乗り越えていきましょう!