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タクシードライバーに転職して実際はどうだった?転職経験者が本音を告白
タクシードライバーって実際どうなの?
求人をみると、良いことばかり書いてあるけど…。
実際にドライバーをやってる人がいれば、話をきいてみたい。
本記事ではこのようなお悩みを解決していきます。
この記事を書いているわたしは、タクシー歴6年の現役ドライバーです。
この記事では実際にタクシーに転職した私が、タクシーに転職してみてどうだったかを率直にお伝えします。
タクシーに転職した人が、実際にタクシードライバーをやってみてどうだったかが分かる。
ブログの筆者について
タクシードライバーに転職して実際はどうだった?
わたしはタクシーに転職して6年ですが、これまでにタクシーでは良いこともありましたし、辛かったこともありました。
タクシーに転職して実際どうだったか、良かったことと悪かったことについて、これから解説していきます。
タクシードライバーに転職して良かったこと5つ
わたしがタクシードライバーに転職して良かったと感じることは、5つあります。
- 年収が100万円上がった
- 方向音痴のわたしでも、地理は覚えられた
- 休日に仕事のことを考えなくていいのは最高!
- 憧れの黒タク乗務員になれた
- お客さまからのチップが励みになっている
総評としては、タクシードライバーは未経験でもまじめにやってさえいれば、ある程度稼げてやりがいもある仕事です。
これから、転職して良かったこと5つについて詳しく解説していきます。
年収が100万円上がった
タクシーに転職するまえはアパレルで正社員として働いていました。
アパレルでの年収は300万円ていど。ボーナスもありませんでした。このころに結婚をしましたが、アパレルの給料では家族を養っていくことができず、将来にも不安を感じていました。
じつはこの給料の安さがタクシーに転職した理由でもあります。
タクシーに転職して給料はどうなったかというと、1年目の年収は400万円を超えていました。
タクシーに転職したことで、前職のアパレルよりも年収を100万円以上あげることができたわけです。
タクシーは歩合制なので、やればやってもらえる給料制度。わたしが働いているタクシー会社ではボーナスももらえ、アパレル時代よりも生活が楽になりタクシーの給料で家族を養うことができています。
方向音痴のわたしでも、地理は覚えられた
わたしは昔から方向音痴ですが、タクシードライバーになって6ヶ月くらいで営業エリアの地理はほとんど覚えることができました。
タクシーに転職するときにいちばん不安だったことは、地理が覚えられるどうかでしたね。
タクシーに転職してどうなったかというと、方向音痴のわたしでも5年もタクシーを続けてこれ、いまでは黒タクにも乗れています。こんなことがあるんですね!
どうして地理を覚えることができたのでしょうか。
- 入社後に研修で教えてもらえた。
- お客さまから道を教えてもらえた。
- 走っているうちに少しづつ覚えることができた。
- タクシードライバーになって最初の3ヶ月は家に帰ってから復習をしていた。
新人のタクシードライバーが最短で地理を覚える方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
休日に仕事のことを考えなくていいのは最高!
アパレルのときは、休みの日も売上げやお店のことを考えていたり、仕事で使う資料作成をしたりして仕事を持ちかえっていました。
アパレルのときは休みの日に上司から電話がはいることもよくあり、電話がはいるだけで、頭が仕事でいっぱいになってしまいとても嫌でした。
タクシーになってからは、休みの日に仕事を持ち帰ったり、仕事のことを考えることはまったくなくなりましたね。
タクシードライバーは、その日の営業が終われば仕事のことを考える必要はなく、また次の日になってから頑張ればいいだけです。
休みの日に仕事から解放されることは、とても幸せなことですね。
憧れの黒タク乗務員になれた
黒タクというのは、真っ黒な車体で広告がなにも貼られていないタクシーのことです。
一般のタクシーにくらべると、法人の役員や高級料亭のお客さまといったいわゆるVIPを送迎することがあったり、ハイヤー業務もできるようになるところが異なります。
黒タクにはだれでも乗れるわけではなく、わたしが所属するタクシー会社では、事故と苦情がないことや、接客モニターの点数が高いといった条件をクリアした人しか乗ることができません。
わたしはタクシーに転職したときに、黒タクにいつか乗りたいと思っていたため、目標を達成することができて良かったです。
お客さまからのチップが励みになっている
タクシーに転職して、お客さまからチップを頂けることにはじめは驚きました。
一回に頂けるチップの額は、100~500円くらいが多いですが、ときには1000円以上のチップを頂いたり、コンビニでコーヒーやサンドイッチなどを買って頂けることもちょくちょくあります。
お客さまから頂いたチップを貯めて、家族と年に何回かおいしい物を食べに行ったり、旅行に行ったりすることもできていますね。
コロナで世の中人が全体的に生活も苦しくなっているなかで、お客さまからチップを頂けることは、タクシードライバーをやっていくうえで励みにもなっています。
タクシードライバーに転職して悪かったこと4つ
わたしがタクシードライバーに転職して悪かったこと感じることは4つあります。
- タクシードライバーに転職して太った
- 新人の頃に事故をおこした
- 夜勤で経験した泥酔客とのトラブルはハードだった
- コロナで収入が4割減った
転職して悪かったこと4つについて、これから詳しく解説していきます。
タクシードライバーに転職して太った
わたしはタクシーに転職して初めの1年で5キロくらい太りました。
わたしは5キロですんでいるのでまだ良いほうですが、わたしの周りではタクシーに転職してぶくぶく太っていった人がたくさんいます。
どうしてタクシードライバーは太りやすいのでしょうか?
- 車に乗っている時間が長く、ほとんど歩かない。
- いつでも休憩でき、コンビニで菓子パンなど買い食いしやすい。
- 勤務時間が長く、生活が乱れやすい。
タクシードライバーの仕事は、運動不足になりやすく食生活などが乱れやすいため、肥満や心筋梗塞などの健康リスクが高いと言われています。
わたし自身も健康には気を使っていて、休みの日にはウォーキングをする、食事は栄養バランスを考えて、野菜をたくさん食べるようにしていますね。
新人の頃に事故をおこした
わたしはタクシーに転職して1年くらいたったときに、事故を起こしてしまいました。
どういう事故かというと、お客さまが降車する前にお会計するときにパーキングに入れ忘れていたため車が進んでしまい、前に停車していた同じ会社のタクシーにコツンと。幸い衝撃は軽く乗客にケガなどはなく、タクシーもへこみもなく修理が必要ないくらいの事故ではありましたが。
タクシーでは入社して1年くらいがいちばん事故を起こしやすいです。
たとえ軽い事故であっても、タクシードライバーにとっては重大な損失。事故はお客さまや相手、タクシー会社に大きな損害をあたえることがあるため、事故を起こさないように普段から心がけていかなくてはなりません。
わたしはこの事故を起こしてから、事故に繋がるような運転のクセがないかを見直して、もう絶対に事故は起こさないという意識でタクシー業務を続けてきましたが、あれから4年以上無事故でこれています。
いくら気をつけていても事故は起きるときは起きるという人もいますが、少なくても自分に過失がある事故については、運転者の意識が大きく関わっているとわたしは思っています。
夜勤で経験した泥酔客とのトラブルはハードだった
タクシーで夜間営業するとどうしても泥酔客が乗ってくることがあります。
夜勤の営業でのメインは、終電を逃した帰宅客や飲み屋から自宅に帰るお客さまです。
どうしても泥酔したお客さまと遭遇してしまうことがあるわけですね。
わたし自身も、泥酔客に暴言をはかれたり、座席を蹴られた経験があります。
どうしようもなくなって、110番通報したり、警察に連れていって2時間以上対応したこともありますが、このときはハードでしたね。
タクシーに転職しようと考えているかたは、きっとこのへんが気になって実際はどうなのかを知りたいことと思い、ここで挙げさせていただきました。
でもそこまで心配し必し過ぎる必要はないかと。
泥酔客でひどい目にあう経験はタクシーを5年間やっているわたしでも数える程度ですし、対応しきれないときは警察に助けてもらう、身の危険を感じたら車から逃げるといった対応手段で乗り切ることができます。
コロナで収入が4割減った
タクシーに転職して以来最大の危機がおとずれています。それはコロナです。
お客さまからも、「コロナになってタクシーはどうなの?」とよく聞かれますが。
コロナで外出自粛があった2020年の6~8月にかんしては、収入がコロナ前に比べて4割も減ってしまいました。
この記事を書いている2020.12月までの状況としては、少しづつお客さまも戻ってきて、収入も少しは増えてきています。とはいえ、コロナ前のように戻るにはまだまだ時間がかかるのではないかと。
わたしが働いているタクシー会社がコロナ中に従業員の生活を守るために行っていることを、ご紹介させていただきます。
- 足切り(営業ノルマのようなもの)を当面のあいだ廃止。
- 会社全体の稼働台数を調整。
- 休業日の給料保証。
- 売上向上の勉強会を開催。
2つ目の会社全体の稼働台数を調整について説明させていただきます。
コロナの感染者が増えてくると、タクシーの利用客が減ってしまいタクシードライバーの減収につながることに。
このようにお客さまが減っている期間は、タクシードライバーを休ませて(給料保証あり)タクシーの稼働台数を減らす対策を行っています。
全体のタクシーの稼働台数が減ると、タクシーはライバルが減りお客さまが減ったとしてもある程度の売上を上げることができるわけですね。
わたし自身の体感ですが、稼働台数を減らすことによって、営業回数が一日で4回くらいは上がると感じています。
コロナ渦を経験してタクシーの仕事に対して感じること
この記事を書いている2020.12現在、コロナ感染者が再び増え始めてタクシーの売上げも戻ってはいません。
「タクシーに転職してどうだったか?」
この質問にたいして答えるさいに、コロナの話題はさけることができません。
タクシーをやっていてもっとも大変なことは、売上げがあげれないときがあること。
タクシーは歩合制なので、ざっくり言うと
タクシーの売上=収入
という図式になるわけで、売上がなければ生活ができなくなることに。
なので、タクシードライバーにとっていまがいちばん辛いときですが、一日も早くコロナが収束してお客さまが戻ってくることを願っています。
コロナ中にタクシーに転職をしても稼げない?
いまタクシーへの転職を考えている人にとって、コロナ中にタクシーに転職して稼ぐことができるか不安に思っているかたは多いでしょう。
結論からお伝えすると、いまタクシーでコロナ前のように稼ぐことは難しいです。
ですが、だからといってコロナ中にタクシーに転職することに対して悲観的になる必要はありません。
理由としては、2つあります。
一つめは、タクシードライバーの売上げは、新人やベテラン関係ないということです。
新人であってもベテランであっても、売上がきついときはきつい。逆にとらえると、新人でも稼ぐことはできるといことになります。
2つめの理由は、転職するタクシー会社によって稼げるかどうかは変わるということです。
入社後の数カ月間は給料保証があるタクシー会社を選ぶことや、給料が歩合給プラス固定給のタクシー会社を選ぶことで、コロナ中であっても安定した収入を得ることができます。
「そんな会社があるの?」と思われるかもしれませんが、探せばたくさんあります。
実際にタクシー会社の求人を見てみたいかたは、タクシー専門の転職サイトのリンクを貼っておきます。興味があるかたは、下のリンクからどうぞ。
詳細は、こちらの記事で解説しています。
まとめ
わたしはタクシーに転職してこれまでの6年間で、事故や泥酔客とのトラブルなど大変な思いもしてきています。
コロナになって収入が下がり、いぜんのようにお客さまが戻ってくるにはまだ時間がかかりそうです。
ですが、「タクシーに転職してどうだったか?」という質問にたいしては、「タクシーに転職して良かったです」というように答えます。
どんな状況でもタクシーを必要としてくださるお客さまがいることや、お客さまからの励まし、会社からのサポートなどがあり、いまのようなコロナで世の中全体が厳しい状況であっても、なんとか生活していくことができているからです。
この記事を読んでもし、タクシーに転職したいと思って頂いた人には、ぜひタクシーへの転職を成功させていただきたいです。
別の記事で、タクシーへの転職を成功させる方法について詳しく解説しています。良かったらこちらをご覧ください。
転職したいけど、現在の職場を辞めづらい方もいらっしゃるかと。
わたしも、前の職場を辞めるときに上司に言いにくかった経験があり、お気持ちがよく分かります。
そんなあなたにおすすめな記事があります。最後にご紹介させてください。
あなたに代わって転職の意思を会社に伝えくれる、「転職代行」についての参考になる記事です。