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タクシー運転手がお客様と会話するコツ
乗ってきたお客さまと何を話して良いか分からない。
間がもたず、なんとなく気まずい空気になることがある。
こんなことをお考えのタクシードライバーの方は、このページを参考にして頂けると思います。ぜひご覧ください。
この記事を書いている私は、タクシードライバーを4年間やっていて、今年に入り黒タクに乗るようになりました。
転職する前は、アパレル系の会社で約8年間接客の仕事に携わってきています。
まえの会社では、正社員として部下の接客スキル向上のため、接客トレーニングも行ってきました。
これまでにタクシードライバーとして働いてきている中で、苦情は一度も受けたことはありませんし、社内モニターは百点満点中で平均で約98点です。
このページでは、お客さまに気持ち良く話し頂くためのポイントをお伝えしますね。
現役のタクシー運転手である私が実践していることのみをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブログの筆者について
会話の切り出し方
車内が無言だとどうしても空気が悪くなってギクシャクしてしまうと思います。
お客様にどうやって会話を切り出してよいかがわからない時は多いと思います。このような時には会話を切し方は次のようにすると良いでしょう。
切り出しは自然に
会話を切り出す時は、なるべく自然にいきたいものですよね。
とってつけたような会話の切り出し方はだと、お客様も反応に困りまギクシャクした感じになってしまいます。
このようなことに気を付けながら次の話題で会話を切り出しましょう。
- 天気や気温について
- お連れ様について
- お客様の行動について
天気についてとは、例えば「今日は暑いですねー。車内のクラーの効きはちょうどよろしいですか?」と言うように切り出します。
この時に、お客様が「最近暑くなったよねー。車内は大丈夫だよ、クーラーが気持ちいね」というように返してくれば、しめたものですね。
お連れ様とは、例えばお客様が子供連れの時に、そのお子様について「元気で可愛いお子様ですね」などとお伝えします。
お客様の行動とは、例えばお客様が急いでらっしゃるご様子のときに、「お急ぎですか?」や、駅が目的のお客様には「お時間は大丈夫ですか?」と言うように尋ねても良いですよ。
このようなことを聞くことで、お急ぎの方には多少急いであげることができ、結果お客様に喜んで頂けます。
お客様が話したい人かどうかを見極める
前の項目の例文のように、会話を切り出す内容は至ってシンプルです。
シンプルな方がお客様も返し易いです。
この時に、お客様の様子をみて、返しがそっけなく会話が続かないようでしたら、それはお客様が話したくないというサインだと思いましょう。
一旦自分からの会話は控えます。お客様によっては、そっとしておいて欲しい方や、車内でメールのチェックなどに集中したい方もおられます。
会話はキャッチボールであることを意識すると良いです。
お客様に話してもらうことが大切
私はお客様に話しをしてもらうように、基本聞き役にまわるようにしています。
タクシーは会話の主役はあくまでもお客さまだと思うからです。
心理学的な話しになりますが、人は自分のことを話している間、ドーパミンという快楽物質が脳内に分泌され、そのことによりお客様は満足感を得られます。
運転手のほうが会話をリードするために話したほうが良いと思う方もいるかもしれませんが、それはお客さまによりますし、しゃべり過ぎは印象が悪くなることのほうが多いですね。
個人的なことは聞かない
お客様に質問をする時は、個人的な事はこちら側からは聞かないようにしています。
お客さまが自ら話してくる場合はいいですが。
例えば、「よくこの場所に来られるんですか?」などお客様のプライベートに関わるような内容の質問は、お客さまに不信感を与えますよね。
実際に私の営業所で、このような内容で苦情になったケースがありよう注視です。
話すのはお客様7割、自分3割
タクシードライバーが行う接客は、基本的にお客様が主役で、話すのはお客様が7割、自分が3割位が望ましいと私は考えています。
自分のことを話すことが悪いと思っている訳ではありませんが、お客様に聞かれた時に自分の事は話すようにしています。
以上がお客様と会話をするコツになります。
お客様に話してもらえるような聞き上手になることで、お客様にも満足して貰えるので、良かったら是非実践してみて下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。