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タクシー運転手が雨の日に営収を上げる方法


雨の日は近いお客さまばかりで営収が上がらないよ。
無線で遠くに飛ばされるのがつらい!
雨の日の営業で、営収を上げる方法が知りたい。
この記事を書いている私は、タクシー運転手歴6年目ですが、雨の日の営業はタクシー運転手になった当初から苦手でした。
この記事では、雨の日でも営収を上げるために試行錯誤を行ってきて、有効だと思える方法のみを紹介しています
- 雨の日がタクシー運転手にとって、営収が上げにくい理由が分かる
- 雨の日の営業で営収を上げるために必要なことが分かる
ブログの筆者について


なぜ雨の日は営収を上げにくいのか?


雨の日の営業を憂鬱に感じているタクシー運転手のかたは多いと思います。わたしもそんな運転手の一人です。
昔から雨の日の営業は苦戦が多く、その中でなんとか営収を上げていこうと試行錯誤を続けてきているんですね。
このページでは、わたしが試行錯誤を実際に繰り返してきたなかで、雨の日に営収を上げるために必要なポイントをお伝えしていきますので、ご参考にして頂けたらと思います。
近い距離での利用客が多くなる
雨の日には、天気のよい日は徒歩や自転車で移動している人がタクシーを利用します。
具体的には、電車通勤のビジネスマンが自宅から最寄り駅まで使ったり、お母さんが幼稚園に子供を送るためにタクシーを使うことが多いでしょう。
普段は徒歩や自転車で移動できる範囲でのタクシー利用なので、単価としては1000円前後というところでしょうか。
無線配車での営業回数が上げにくい
雨の日には、利用客全体が増加するため、空車のタクシーが少なくなります。
需給バランスでは需要過多の状態に一時的になってしまうわけですね。
タクシー利用客からすると、タクシーを予約をしても空車がつかまらないという状態になります。
タクシー運転手からすると、予約が入った場所付近で空車が見つからないために、離れた場所から無線で飛ばされることに。
予約先への距離が遠ければ遠いほど着くまでに時間がかかり、営業回数を上がることができなくなってしまいます。
営業時間のロスが起こりやすい
雨の日には、タクシー運転手が営業時間のロスになる要因があります。
営業時間のロスは、営業回数の減少に繋がるほか、ドライバーのモチベーション低下やストレスになるため、注意が必要。
これから、その要因について詳しく説明していきますね。
渋滞
雨の日には、タクシーだけでなく一般の車も増えるためいつもよりも渋滞しますね。
渋滞すると、無線配車での予約先に進行するために時間がかかってしまうことに。
普段は5分程度で進行できる場所でも、15分かかってしまうといったことも私自身よく経験していますね。
前の項目でお伝えしたように、無線配車で飛ばされることが多くなるうえ、渋滞で時間がかかると、ますます営業時間のロスが多くなります。
配車センターの混雑
雨の日には注文の電話が配車センターに殺到します。
私もお乗せしたお客さまから、「雨の日にタクシーを呼ぼうと配車センターに電話しても全然繋がらないんだよ~」ということをよく聞きますね。
これと同じようなことがドライバー側にも起こるわけで、予約先に到着して待っていても全然お客さまが出てこなくて、配車センターにお客さまに連絡をとってもらおうと連絡をしようとしても、全然電話がつながらないということが起こります。
私自身も、予約先に到着してお客さまが出てこなくて配車センターに連絡をするも繋がらず、30分以上待ったあげくにキャンセルになったという経験がありますよ。
予約のキャンセル
雨の日のキャンセルが増える要因としては、次のようなことが背景にあります。
雨の日にはタクシーを呼ぶ側からすると、タクシーを予約しても来るまでに時間がかかるために、複数の会社に予約をして天秤にかけて、先に到着したタクシーに乗って行ってしまうというケースがあります。
これは悪質なケースで、タクシー会社ではそのような利用客をブラックリストにして、以後の注文をお断りすることも。
このような悪質なケース以外にも、タクシーを予約して待っている間に、偶然に別の空車のタクシーが通りかかり、そのタクシーに乗ってしまうということがありますね。
最近はGoや、DiDi、Uberといったタクシーの配車アプリの利用が増えてきているため、予約やキャンセルも端末で簡単に行うことができるようになりました。
タクシー運転手が雨の日に営収を上げる方法
わたしが雨の日に営収を上げるために実際に行ってきた営業法について解説していきます。
営業回数を増やす


雨の日に営収を上げるためには、営業回数を上げることがいちばん確実です。
前の項目でご説明したとおり、雨の日には近い距離の利用が増え単価が下がるわけで、単価が下がるなかで営収を上げるためには、営業回数を増やすことが必要になるわけですね。
営収=客単価×営業回数
ではこの営業回数を上げるために必要なことを、これから説明していきます。
営業を繋げる
営業を繋げるとは、どういうことでしょうか?
営業をつなげるとは、例えば予約配車の仕事が終わったあとに、次の予約配車の仕事が入ってくる間に、もう一回手上げなどで営業を行うことです。
仕事一つ一つを単発で行うよりも、複数の仕事を繋げるようにできると営業回数や営収が上がり易いでしょう。
私自身もそのような営業を繋げる意識をいつも持っています。
お客さまが降車された場所で別のお客さまがタクシーが来るのを待っていてご乗車されるというラッキーもたまにありますが、嬉しいですね。
予約配車の仕事で時間がとられる雨の日には特に、このような営業戦略が必要になってきます。
営業回数の目標をたてる
営業回数を上げるには、営業回数の目標をたてることも有効ですね。
一日の営業で例えば20回というような目標をたてるのもいいです。
それに加えて1時間ごとの営業回数目標をたてると、より一日の目標回数を達成し易いでしょう。
例えば、一日の目標回数が20回の場合は、1時間2回の乗車があれば、10時間の営業でこの20回を達成することができる。
営業回数ができても、単価が安いと営収が上がらないじゃないか?、という意見もあるかもしれません。
しかし、私のこれまでの経験では、単価が安い日に単価を追い求めてばかりいると、営業回数が減りますます営収が下がってしまったということがあります。
たとえ単価が安くても、営業回数を増やすことができていれば、最終的には営収も目標額ができていたという経験はよくあるのですね。
なので、営収を上げるためには営業回数を上げることは重要です。
雨の日は、流しのお客様の拾いもれがないようにしよう
雨の日は、流しの営業でのチャンスが増えます。
無線のお客様をご案内した直後に、流しのお客様をお乗せすることができれば営業のリズムが作りやすいですね。
とはいえ雨の日はウインドウガラスガラスが水滴で見にくい。ワイパーを早く振っても気になってしまう。
わたしは、ガラスコート剤を塗る方法をおすすめします。
ガラスコート剤は1,000円以下でも買うことができます。
雨の日に視界を見やすくすることは、営収を上げるためにも有用ですが、事故を防止するためにも役立ちます。
1,000円でガラスコート剤を買ったとしても、それで営業回数が1~2回増えれば購入費は回収することができますよね。
タクシー運転手が雨の日でも快適に仕事ができる、おすすめの靴をご紹介しています。よろしければご覧ください。実際にわたしも使っています!
タクシー運転手にはこの靴がおすすめ。タクシー運転手が靴を選ぶさいに押さえておきたいポイントとは?
一回でも当たりをひくことで、営収が伸びる


客単価が下がり易い雨の日には、前項で説明した営業回数を上げることが必要になります。
このベースがあったうえで、一日の営業の中で一回でも当たりのロング客をひくことができれば、さらに営収を伸ばすことができるでしょう。
手上げで当たりをひく
手上げで当たりのロング客をひくためのポイントは乗られる時間帯と、場所につきます。
そのためには同じ営業所の他のドライバーと話したり、営業日報を見たりして普段から情報取集しておくことが大切ですね。
自分がロングのお客さまをお乗せした経験を覚えておくことも大切ですが、周りの運転手の情報も仕入れることで、さらに引き出しが増えるでしょう。
実際にその場所を流す際には、流す方向も大切です。
通常お客さまはタクシーを拾う際に、自分が行きたい方向に向かって流しているタクシーを捕まえようとしていますね。
自分が狙っているポイントは何度も粘り強く回ることで、お客さまの乗車に繋がる確率がアップするでしょう。
無線配車で当たりをひく
無線配車で当たりをひくためのポイントは、手上げと同じく、場所と時間が重要です。
予約でご注文されるお客さまは、同じ時間に同じ曜日で繰り返し注文されていうことがあります。
このような情報を得るために手っ取り早いのは、他の人の日報を見ることですね。
日報を見ると、どの時間にどの場所で、金額がいくらの仕事があったかを知ることができます。
その他にも、同じ営業所のドライバーに今日どんな当たりの仕事があったか聞いても良いと思います。
わたしもそうですが当たりをひいたドライバーは、営業所へ戻ってきてそのことを他のドライバーに話したくてウズウズしているので、聞けば快く話してくれることでしょう。
無線配車で当たりをひくには、このような情報収集を普段から積み重ねてきていうことで差が付いてきますね。
雨の日の営業では、回数を上げる時間帯と、ロング客を狙う時間帯とで分けて営業することも重要でしょう。
営業時間のロスを少なくする工夫を


冒頭でお伝えしたとおり、雨の日には、渋滞の発生、予約のキャンセル、配車センターとの連絡の取り辛さといった、営業時間のロスになる要因があります。
雨の日に営業回数を上げるためには、このような営業時間のロスを極力少なくする意識も必要ですね。
渋滞や、予約のキャンセルなんか、自分じゃどうすることもできないという意見もあるかもしれません。
確かに自分では渋滞や予約のキャンセルをなくすことはできませんが、その影響を受けにくくすることはできます。
渋滞にはまらないように、普段の営業から抜け道を知っておくや、予約キャンセルでの時間ロスを少しでも減らすために、到着後お客さまが見当たらない場合は速やかに配車センターに連絡する。
このような努力をすることで、営業時間のロスを少なくすることができますね。
最初から諦めないことが大切


この項目は精神論になってしまいますが、最初からあきらめないことも大切です。
営業スタートで最初の何回かの営業で営収が上がらず時間ばかりとられるような内容だと、もうきょうはダメだと思ってしまうことは、私でもこれまでによくあります。
しかし、一日の営業を振り返ったときに、どこかの時間帯で営業が繋がって営収が伸びたり、最後の最後にロングのお客さまのご乗車でどんでん返しがあったという経験は、これまでに何度もあります。
最初のほうにあきらめてしまうと、これから営収が上がるチャンスが待っていたとしても、それも逃してしまうことになりかねません。
コロナ不況で営収を上げる方法についても記事を書いています。
まとめ
以上お伝えしたとおり、雨の日の営業では客単価が下がり易い上に、営業時間のロスになる様々な要因があります。
そのために、雨の日に営収を上げるには、まず営業回数を上げることが必要です。
このベースがあったうえで、当たりのロング客を狙える時間帯には、その場所を流すことでさらに営収の上乗せをすることができます。
ロング客のお客さまが出やすい時間帯とポイントについては、このページにも具体的なエリアを記載していますが、普段から他のドライバーの日報を見たり、直接たのドライバーから聞き出し情報収集をしておく努力も必要でしょう。
あと最後にもっとも大切なのは、最初からあきらめないことです。
このページをご覧いただいたタクシー運転手のかたには、雨の日でも楽しく営収を上げて頂きたいと思っております。
最後までご閲覧頂きありがとうございました。