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タクシーへの転職を成功させるために必要な5つのこと


タクシーへの転職を成功させるためにはどうしたらいいのかな?
この記事を書いているわたしは、タクシーに転職して5年目の現役のドライバーです。
タクシーに転職するまえはアパレルで働いていたので、まったくの未経験の状態でタクシーに転職しました。
いまでは、黒タクに乗りながら、新人ドライバーの研修なども行っています。
この記事では、タクシーへの転職を成功させるために必要なことを、わたしの実体験にもとづいて具体的に説明しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- タクシーへの転職を成功させるために必要なことが分かります
ブログの筆者について


タクシーへの転職を成功させるために必要なこと
タクシーへの転職を成功させるために必要なことを説明していきます。
この記事を読んで頂いたかたには、転職を成功させて頂きたいと思っています。
わたしが考えるタクシーへの転職を成功させた人とは、つぎのような人のことです。
- 自分の希望する年収の額をタクシーで稼ぐことができる人
- 無事に研修期間を終えて、タクシー運転手としてひとり立ちできた人
- 体調面などで無理なくタクシー運転手の仕事を続けていける人
これから、タクシーへの転職を成功させるために必要な5つのポイントを解説していきますね。
①タクシー運転手の仕事について理解する


タクシー運転手は、他の職業と比べて異なるところが沢山あります。なので、タクシー運転手への転職を成功させるためには、タクシー運転手という職業に対して理解することが必要なのですね。
タクシー運転手の給料について
タクシー運転手の給料は、基本的に歩合制です。
わたしは新人の研修もやっていますが、たまに歩合制であることを知らずに入社してくる新人さんがいるため、ここで説明させていただくことにしました。
歩合制とは、売上げの額に応じた給料がもらえる給料制度です。
例えば、月間の売上げが70万円だったとすると、歩合率が50%だった場合、
70万円(売上げ)×50%(歩合率)=35万円(給料)
となります。
また、歩合制のなかでも2パターン種類あります。
ひとつは、完全歩合制です。この給料体系は、シンプルに売り上げに応じて給料がもらえます。
そしてもう一つは、一部歩合制です。この給料制度は、最低限の基本給が保証されている給料制度です。
給料=基本給+歩合給
売上げが悪い月でも、最低限も給料が保証されているため、コロナの影響でタクシー業界全体の売上げが下がっているいまの時期は、大変ありがたい給料制度ですね。
タクシー運転手の勤務形態について
タクシー運転手の勤務形態はつぎのとおりです。
- 昼勤→朝から夕方くらいまでの勤務。勤務時間は10~12時間ていど。
- 夜勤→夕方から早朝までの勤務。勤務時間は10~12時間ていど。
- 昼夜勤→昼勤と夜勤が何週間かごとに入れ替わる勤務です。
- 隔日勤務→一勤務が20時間ていどあります。働いた翌日は休みです。
いちばん稼ぎやすいのは夜勤です。夜勤が稼ぎやすい理由は、22時以降は2割増し料金になることや、終電後に長距離の利用客がいるため客単価が上がりやすいことがありますね。
昼夜勤と隔日勤務は稼ぎやすさではあまり差はありません。タクシー会社によって昼夜勤があるところと、ないところがあります。
昼勤は収入的には一番下がりますが、4つの勤務形態の中で働く時間はいちばん普通のサラリーマンに近いかと。
自分の体質や体力にあった勤務形態を選ぶことが必要です。
例えば、とにかく稼ぎたいからと夜勤を選んだ人が、昼間寝ることができない体質の人だった場合、勤務中に眠くなって居眠り運転による事故を起こすリスクが高くなるでしょう。
タクシー運転手にとって事故を起こすということは、修理費の一部を負担させられることになったり、自分がケガをした場合には働くことができなくなってしまうことに繋がります。
タクシー運転手のじっさいの仕事内容
転職することを決める前に、その仕事をメリットとデメリットを知っておくことは大切です。
ポジショントークなしに、現役のタクシー運転手としての本音をお教えします。
このことを知った上でタクシーに転職をするかどうか決めて頂ければと思います。
>>タクシー運転手はやめとけ!ドライバー歴5年の僕がやめるべき理由を教える
タクシーに転職するメリット
タクシーに転職するメリットは次のとおりです。
- 給料が歩合制なので、売上げをあげたぶん稼ぎが増える。
- 複数の勤務形態から自分に合ったものを選べる。
- 乗務中はほとんどひとりなので、煩わしい社内の人間関係がない。
- 自分のペースで仕事ができる。
- シフト調整がしやすく、用事がある日に休みやすい。
タクシーは乗務中は、お客さまをお乗せしているとき以外はひとりです。
上司や同僚と話すのは、会社に戻ったときくらいなので、他の職業と比べて職場の人間関係に悩まされることは少ないでしょう。
いったん営業所を出れば、自分が行きたいところえいき、営業することができます(営業圏内に限る)。
仕事のペース配分も自分で行うので、自分のペースで働けますね。
タクシーに転職するデメリット
タクシーに転職するデメリットはつぎのとおりです。
- 歩合制なので、売上げが下がると稼ぎも減ってしまう。
- 事故や接客トラブルのリスクがある。
- 体調を悪くして休んでしまうと、給料が減る。
メリットのところで歩合制であることを挙げていますが、これは表裏一体でデメリットにもなります。
この記事を書いている2020年10月現在では、コロナの影響で去年のいまくらいの時期にくらべて収入は減っています。
わたしは、完全歩合制のタクシー会社で働いていますが、保証給+歩合給の給料制を採用するタクシー会社では、少しはダメージは少ないはずですね。
その他、タクシー運転手のデメリットについて、こちらの記事で詳しく解説しています。よろしければ、参考にしてみてください。
②自分にあうタクシー会社をえらぶ


自分の重視する条件にあったタクシー会社を選ぶことが、転職を成功させるうえで重要です。
参考までにわたしがタクシーに転職するときに重視した条件を挙げてみますね。
- 研修制度が充実している。
- 社員の平均年収が高い。
- 2種免許を取得するための費用が免除される。
研修制度が充実している
わたしはタクシーをやる前はアパレル販売員をやっていたため、未経験で地理がほとんど分からなかったため、研修制度が充実しているタクシー会社に転職したいと考えていました。
社員の平均年収が高い
タクシー会社によって平均年収が変わります。平均年収が高いタクシー会社に転職したほうが、稼ぎやすいでしょう。
地方よりは都会のタクシー会社、規模が小さいタクシー会社よりは大手のタクシー会社のほうが、平均年収が高い傾向があります。
このような理由でわたしは大手のタクシー会社を選びました。
2種免を取得するための費用が免除される。
タクシー運転手として働くためには、2種免許が必要になるわけですが、2種免許の取得費用はタクシー会社が負担してくれる場合が多いです。
わたしの場合は、2種免許の取得費用は会社が全額負担してくれ、自動車学校に通う期間の日給がもらえました。
③タクシー会社の会社説明会に参加してみる


タクシーへの転職を考えるさいに、タクシー会社の会社説明会に参加してみることをおすすめします。
会社説明会に参加してみたあとで、タクシー会社を選んでも遅くありません。
会社説明会への参加=転職決定 というわけではありませんからね。
わたしがタクシーに転職したときも、会社説明会に参加しました。
タクシー会社の会社説明会に参加するメリットはつぎのとおりです。
- 会社の採用担当者に転職に対してちょくせつ不安に思っていることを聞くことができる。
- 細かい説明を聞くことができ、転職後の働き方をよりイメージできる。
- 会社の人達をとおして、職場の雰囲気を感じることができる。
タクシー会社の平均年収を確認する
会社説明会に参加したさいに、そのタクシー会社の平均年収を確認すると良いでしょう。
勤務形態によって年収が変わってくるので、自分が選ぼうとしている勤務形態だとどれくらいの年収になりそうかを、採用担当者に確認することで、転職後の年収額がある程度みえてくるはず。
タクシー会社にはつうじょう、乗務員のその日の売上げが掲示されています。会社説明会に参加したさいに、そういった売上を見せてもらっても良いです。
実際のその会社の乗務員がどれくらいの売上をやっているかを見ることで、よりリアルにタクシー運転手というしごとを感じることができますね。
タクシー会社がどの勤務で募集しているか聞いていみる
タクシー会社によって、どのような勤務形態があるか異なります。
例えばわたしが所属するタクシー会社では、昼勤と夜勤、昼夜勤がありますが、隔日勤務がありません。
またそのときどきで、募集している勤務形態が変わる場合があるため、会社説明会に参加したいには、どの勤務形態で募集しているかを確認したほうがよいでしょう。
2種免許の費用が免除される制度があるか
2種免許の費用が免除されるタクシー会社が多いですが、会社説明会に参加したときに、実際にそのタクシー会社で2種免許の費用が免除される制度があるかを確認しましょう。
2種免許が免除される条件があるタクシー会社があるので、注意が必要です。
わたしの会社では、3年間勤務することが2種免許が免除される条件になっていました。
このような条件の場合、入社して3年未満で退職すると、2種免許の取得費用を全額払わなければいけなくなります。
そのタクシー会社が研修制度に力を入れているか
タクシーには、わたしを含めて未経験で転職してくる人が多いです。
なのでどれだけ研修制度が充実しているかも重要になってきます。
会社説明会に参加したさいには、研修期間がどれくらいかや、どのような内容なのか、研修期間中の日給なども確認しておくと安心ですね。
参考までに、わたしが研修期間中に学んだことを紹介させて頂きます。
- 地理
- 流し方
- お客さま対応
- ナビ操作
- メーター操作
- 路上研修
- 救命措置
- UD研修
意外とたくさんあると思われるかもしれませんね。この内容を研修センターに約2週間通ってまなびました。
UD研修とは、近年普及しているJPN TAXI(新しいワンボックスタイプのタクシー)に乗るための研修です。
タクシー会社の雰囲気を知るためのいいチャンス
会社説明会に参加することは、そのタクシー会社の雰囲気をしるための絶好のチャンスです。
採用担当者以外にも、その営業所の管理職やドライバーに軽く挨拶をするだけでも、その営業所の雰囲気がつかめるでしょう。
これはわたしが個人的に感じていることですが、挨拶がある職場のほうが人間関係がうまくいっている職場環境であることが多いですね。
タクシー会社に休憩所や寮などがある場合は、そのような場所も見学させてもらえると職場の雰囲気がつかめやすいと思います。
④採用決定後はとにかく体調管理を


2種免許をとるために自動車学校に通いだして、研修を終えるまでの期間の、体調管理をすることはとても重要です。
わたしの時の実感では、研修期間中は休みの日以外はなかなかゆっくりする時間がなく、体力が必要でした。
この期間に体調を崩してしまうと、研修スケジュールに穴があいてしまい、ひとり乗りデビューの時期が遅くなってしまうこともあります。
タクシー会社への採用が決まって教習所に通い始めるまでに期間がある場合は、体調を整えておくことをおすすめします。
体調万全で研修にのぞむことができれば、より有意義な研修期間を過ごすことができるでしょう。
⑤ひとり乗りが始まってからが、本当のスタート


研修を一通り終えたら、いよいよひとりでタクシーで営業に出ます。
自動車学校と研修センターではさまざまなことを覚えますが、そこで覚えたことが実際のひとりでの営業で実践できるかどうかが試されるわけですね。
まずは地理を覚えよう
研修中に地理についても勉強しますが、研修中に覚えられる量はぜんたいのほんのわずかです。
ひとり乗りが始まってからが、地理を覚えるうえでは大変重要です。
わたしがオススメする地理の効果的な覚え方は次のとおりです。
- 交差点と大通りから覚える
- とにかく走って、道の雰囲気や景色をつかむ
- 道を覚えたら、ラウンドマークを覚える
- その日に走ったルートを帰ってから復習する
はじめのうちはほとんど地理が分らないと思いますが、わたしも初めの3ケ月くらいはほとんど地理が分らなかったです。
地理がわからなくてもお客さまに道を教えて頂くことができたり、カーナビを使うこともできるので心配しなくても大丈夫です。
これは、わたしが新人のころに先輩ドライバーがよく言っていたことですが、お客さまに教えて頂いたルートがいちばん頭に残ります。
肝心なのは、お客さまに道を聞き出すこと、教えて頂いたルートは後から復習して覚えていくことです。
そのようにして、地理は覚えることができますよ。
売上げと体力のバランスをとることが大切
タクシー運転手の仕事では、売上げと体力のバランスをとることが、とても大切です。
タクシー運転手は歩合制なので、売上げをたくさんやるほど、収入を増やすことができます。
通常タクシーに乗務する時間を長くすれば、売上げも上がるでしょう。
しかし、乗務乗務については法令で上限が定められています。
タクシーは、昼勤や夜勤で11〜12時間、隔日勤務では20時間くらいが一般的な乗務時間です。
普通のサラリーマンと比べると労働時間が長いと思います。
このように労働時間が長いため、無理をすると体調を崩しやすいですね。
参考までに、勤務形態ごとの一日何時間まで乗務することができるか載せておきます。
法令で定められた時間内であれば、乗務することはできますが、無理をすると事故や体調不良に繋がるため、無理は禁物ですよ。
- 昼勤務、夜勤、昼夜金→16時間
- 隔日勤務→21時間
まとめ


タクシーへの転職を成功させるためには、まずタクシー運転手という職業がどのようなものかを知る必要があります。
タクシー運転手について分かってくると、タクシーに転職するさいに重視したい条件や、選ぶべきタクシー会社像がしだいに見えてくるでしょう。
気になるタクシー会社が見つかったら、まず会社説明会に参加してみることをオススメします。
この記事をここまで読んで頂いたかたは、タクシーへの転職を成功させるために必要なポイントを理解して頂けたかと思います。
タクシーへ転職するためにもう一歩踏み出してみようと思う方は、こちらの記事で、タクシーに転職する具体的な方法を説明しています。よろしければ、参考にしてみてくださいね。