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現役タクシー運転手の生活を公開。タクシー運転手の仕事で生活が成り立つか?


タクシー運転手が実際にどのような生活を送っているか知りたい。
タクシー運転手の仕事で食べていけるのかな?
わたしは現在タクシー運転手として働いており、タクシー運転手歴としては4年半です。
このページは現役タクシー運転手である私が、普段どのように生活を送っているかをご紹介することで、みなさんにタクシー運転手の実生活がどのようなものかを具体的にイメージして頂けたらと思い、書かせて頂きました。
また、これからタクシー運転手に転職をしようと考えている方には、タクシー運転手をやって生活が成り立つのか、会社選びの際に押さえたほうが良いポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
- タクシー運転手の実生活が分かる
- タクシー運転手の仕事で生活が成り立つか?
- タクシー運転手に転職する際、押さえたいポイントが分かる
ブログの筆者について


現役タクシー運転手の生活を公開


これから現役タクシー運転手である私が実際にどのように生活を送っているかをご紹介します。
わたしは昼勤と夜勤が交互にある昼夜勤で働いているので、この昼夜勤の生活パターンの紹介になりますのでご了承ください。
隔日勤務や夜勤といった他の勤務形態については、以前別のページで説明しているので、良かったらこちらを参考にしてみてください。
わたしがタクシー運転手になり4年半どのようなことに気をつけながら生活を送っているかも説明しますので、これからタクシー運転手になろうと思っている方は良かったら参考にしてください。
タクシー運転手のシフト
タクシー運転手は通常シフト制で働いていると思います。
今回はわたしのシフトパターンをご紹介していきますね。
わたしは現在、お昼の勤務と夜の勤務が2週づつ交代である昼夜勤で働いています。
昼の仕事を6日間やったら一日休み。
また昼の仕事6日間やったら今度は2日間の連休。
その後、夜の仕事を6日間やったら一日休み。
夜の仕事を6日間やって2日間の連休です。
基本的にはこのサイクルがずっと続きます。
月間の休みは6日間ですが、もちろん有給を使って休みを増やすことができますね。
このシフトはあくまでも私のシフトの場合なので、会社によって変わってくると思います。
わたしは月間の休みが6日間と説明しましたが、会社に交渉すれば8日間に増やすことも可能。
仕事の日の流れ
ここでは昼勤のときを説明します。
夜勤のときも、仕事の流れは昼勤とほとんど同じですね。
わたしは昼勤のときは、朝の5時に起きて準備をしています。
朝食を食べて、歯を磨き寝ぐせを直して髪をセットした後、6時半くらいに家を出ています。
家での準備の時間はだいたい1時間半くらいなので、時間をかけているほうかもしれませんね。
会社へは自転車で10分くらいで到着。出勤したら営業所の人たちに挨拶をして始業点検を始めます。
始業点検はだいたい15分くらいで行い、その後7時に点呼を受けていますね。
点呼は管理職が行いますが、そこでは営業中に必要な情報が伝えられ、その後アルコールチェックを行い、出庫します。
点呼で伝えられる情報は、おもに交通規制などの情報や、営業所で前日に事故や苦情などがあった場合は、その内容や起こさないようにどのように行動していくかについてなど。
わたしは一日の営業時間は11~12時間くらいなので、出庫して営業を終えて営業所に戻ってくるのは18時くらいに。
営業所に戻ったら、洗車に30分、納金に15分くらいかかり、その後営業所のフロントの人や他のドライバーと、今日の営業はどうだったかとかいろいろと雑談をしてから19時くらいに帰ります。
家に帰った後は、風呂に入って、夕飯を食べながら晩酌をしていますよ。
眠る前はテレビやYouTubeを観ながらできるだけゆっくりとした時間を過ごすようにしています。
就寝するのは22時くらいで、次の日の朝も5時くらいなので7時間くらいの睡眠をとるようにしています。
タクシー運転手として仕事を続けていくためには体調管理は非常に大切なのですね。
休日の過ごし方
わたしが休日の休日の過ごし方は主に次のとおりですね。
- 散歩などの運動
- ブログの更新
- 家族とショッピングなどで出かける
タクシー運転手は一日のほとんどを車に乗って仕事をしているため、運動不足になりやすい職業です。
なので休日は運動不足解消のため、早朝に家の周りをウォーキングしたり、暑い夏はイオンモールなどに行って買い物をしながらウォーキングをしていますよ。
翌日の勤務が昼勤務の場合は、夕方の18時くらいには家に帰りあとはゆっくりして、休日でもいつもどおりの22時に寝るようにしています。
休みの日だからといって遅くまで遊んで寝るのが遅くなってしまうと体のリズムが狂ってしまうため、できるだけ寝る時間は変えないようにしていますね。
翌日の勤務から夜勤に変わる場合は、できるだけ夜遅くまで起きているようにして、眠るのは深夜遅くか明け方ですね。
そのようにして少しずつ昼の体から夜の体に変えていくことが必要。
タクシー運転手の仕事で生活が成り立つか?


結論から言うと、タクシー運転手の仕事で生活を成り立たせることはできると考えています。
ですが、タクシー運転手で適当に営業して食べていける時代は終わりました。
ここでいう適当とは、「ちょうどよく合う」といった意味ではなく、「何も考えずに努力もせずに漫然と」という意味ので使っています。
コロナによる外出自粛などの影響でお客さまが減っていたり、生活様式が変わってしまった現在では、以前のようにただ流していればお客さまが拾えるとか、ただ待機をしていれば稼げるということはありません。
ですが、お客さまが減っているとしても、営業努力や営業方法を変えていくことで、これからもタクシー運転手で生活を成り立たせることはできると考えています。
営業方法については、別のページで詳しく解説していますので、知りたい方はこちらからご覧ください。
タクシー会社に転職する際に、押さえてくべき会社選びのポイント


会社の規模
コロナの外出自粛によって、外食産業や観光産業などいろいろな業種で大変なダメージを受けていますが、タクシー業界もけっして例外ではありません。
コロナがいつまで続くか不透明ですが、GDPは4~6月期で27.8%の減少と戦後最大の減少率です。
現在もう不況に入っており、この不況が3~4年続くとも言われています。
業種問わず余力が少ない企業から倒産が始まっていますが、タクシー会社についても小さい会社もしくは個人から廃業していっています。
ですので、これからタクシー運転手に転職する方は、自分が入ろうとしているタクシー会社がそのエリアでどれくらいの規模の会社なのかくらいは分かっておいたほうがいいでしょう。
大きい会社だから絶対に大丈夫ということは言えないかもしれませんが、そのリスクは少ないと思います。
会社の顧客数
タクシー会社の顧客数は、そのタクシー会社の予約配車の割合がどれくらいかで分かります。
予約配車の割合が多いということは、そのタクシー会社をごひいきにして下っているお客さまが多いということが言えるのです。
タクシー会社の顧客には、個人のお客さまであったり、会社や病院、葬儀場関係、報道関係であったり。
顧客を持っているタクシー会社で働いているタクシー運転手のほうが、社会の変化や景気によって仕事の量が減りにくく、収入が安定し易いでしょう。
いちばん分かり易い例としては、現在外出自粛で駅の利用者が減っていますが、駅のロータリーに沢山のタクシーが並んでいる光景を目にしたことはありませんか?
この待機の列に並んでいても、何時間もお客さまの乗車がないという話は良く聞きます。
待機や流しの営業だと稼げないとは思っていません、わたしは待機はほとんどしませんが、流しでお客さまを拾う営業はいつものこと。
しかし、これプラスで予約配車の仕事があったほうが営収は安定しやすいでしょう。
なので、これからの時代タクシー会社に転職するなら、その地域に根差したタクシー会社で、顧客の囲い込みができているタクシー会社への転職をオススメします。
その指標として分かり易いのが、予約配車の割合です。採用担当者なら分かるはずなので、面接のときに確認してもいいですね。
これから世の中が変わっても、病院へ行くお客さまや葬儀関係、報道関係からの仕事がなくなることは考えにくいでしょう。
給料体系について
会社を選ぶ際には給料体系を知っておくことも重要です。
転職情報サイトやタクシー会社の求人ページには、平均年収○○以上と記載されていることが多いと思います。
この平均年収も大切ですが、この他に次の2点を会社選びの際には比較したほうがよいですよ。
- 歩合率について
- 歩合給or基本給+歩合給
タクシー会社は基本的に歩合制を採用しており、売上げに応じた給料が支給されるんですね。
例えば、月間の売り上げが70万円で、その会社の歩合率が50%だったとすると、総支給が35万円となります。
もしも、この歩合率が60%の会社があったとすると、月間の売り上げが70万円の場合、総支給は42万円。
前の歩合率50%の場合と比べると、同じ売り上げでも総支給が7万円多くなりますよね。
タクシーの売上が厳しくなってきている現在では、歩合率の恩恵は大変大きいと感じています。
次は歩合給か、歩合給+基本給のお話しですが、タクシー会社のなかには基本給によって最低限の給料を保障しているところも存在します。
例えば、月間の売り上げが悪かったとしても基本給で20万円程度(会社によって異なります)の給料が支給されます。
売上が良いと、この基本給に歩合給がプラスされた給料がもらえるシステムです。
現在はタクシーの売上げも戻りつつありますが、今後コロナ第二波によるロックダウンで4月のような売上げ減少になる可能性があると思いますが、そうなったときには歩合給だけよりも、歩合給+基本給のほうが安心して働けるでしょう。
副業OKか?
会社選びの際に、その会社が副業しても良いかも確認しておいたほうが良いでしょう。
現在タクシー運転手のほとんどはコロナ自粛の影響で収入が大きく下がっています。
コロナの先行きも不透明ですし、現在すでに不況に突入しており、この不況は3~4年続くと言われています。
これから先を考えると、収入源がタクシー運転手だけよりも、副収入があったほうが安心であることは言うまでもないでしょう。
タクシー会社は他の業界と比べて副業をOKにしているところが多いです。
会社選びの際には、副業OKか確認して決めるようにしましょう。
まとめ


以上ここまでで、現役タクシー運転手の実際の生活をご紹介しました。
タクシー運転手は体が資本、体調管理が非常に重要です。
わたしは仕事から帰った後は、体をできるだけ休めるようにして、休日には運動不足解消のためウォーキングや、買い物などでリフレッシュをすることで、次の勤務に備えるようにしていますよ。
わたしはタクシー運転手を4年半続けてきていますが、以上のことに気を付けて生活をしています。
後半からは、タクシー運転手で生活が成り立つということと、生活を成り立たせるために必要なことについて解説をしてきました。
これからの時代どの業種でも苦難の時期になると思いますが、タクシー運転手の道を選ぼうと考えている方は、ぜひこのページを参考にして頂き、なんとかこれからの苦難の時期を乗り切っていってほしいと願っています。
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最後までご閲覧頂きありがとうございました。
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